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Page:小倉進平『南部朝鮮の方言』.djvu/9

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凡例

  1. 本書は南部朝鮮に於ける朝鮮語方言の分布狀態を示したものである。
  2. 本書は余が自ら過去十餘年間に亘り南部朝鮮地方の方言を調査したものに就き整理を加へたものである。而して其の調査を行つた地方は次の如くである。
    忠淸北道
    淸州、忠州、槐山、鎭川、永同。
    忠淸南道
    天安、鳥致院、禮山、沔川、海美、洪城、廣川、保寧、藍浦、鴻山、扶餘、公州、江景。
    全羅北道
    群山、全州、任實、南原、金堤、井邑、錦山、茂朱。
    全羅南道
    光州、玉果、谷城、求禮、順天、光陽、麗水、高興、筏橋、寳城長興、海南、木浦、咸平、靈光、羅州、長城。
    慶尙北道
    大邱、金泉、知禮、尙州、咸昌、聞慶、醴泉、榮州、安東、義城盈德、興海、浦項、慶州、永川。