默示録 (ラゲ訳)

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<聖書<我主イエズスキリストの新約聖書

『公敎宣敎師ラゲ譯 我主イエズスキリストの新約聖書』公敎會、

1910年発行

〔ローマ・カトリック訳〕

ラゲ訳新約聖書エミール・ラゲ(Emile Raguet,MEP)

默示錄

第1章[編集]

1イエズス、キリストのもくじすなはかならすみやかるべきことそのしもべたちあかさしめんとて、かみはイエズスにたまひ、イエズスまたそのつかひつかはしてそのしもべヨハネにしめたまひ、 2ヨハネはかみおんことばしようし、またイエズス、キリストのしようめいたまひしことすべおのもくげきせしことしようしたるものなり。 3このよげんことばかつきて、これしるしたることまもひとさいはひなり、ときちかければなり。 4ヨハネ[せう]アジアにある七けうくわいに[しよかんおくる]。ねがはくはげんましまし、かつましまし、かつきたたまふべきものより、またそのぎよくざまへる七れいより、 5またイエズス、キリストより、おんちようへいあんとをなんぢたまはらんことを。すなはちイエズス、キリストはちゆうじつなるしようしやししやうちよりさきだちてうまたまひしもの、ちじやうわうたちきみましまし、われあいたまひ、おんちもつわれつみよりきよたまひ、 6われもつそのちちにてましまかみためくにさいしたまひしものにして、くわうえいけんゐこれりてよよかぎりなし、アメン。 7かれくもりてきたたまふ、すべてのおよかれさしつらぬきしひとびとこれん、ちじやうばんみんかれゆゑなげかん。しかり、アメン。 8げんましまし、かつましまし、かつきたたまふべきぜんのうかみにてましましゆのたまはく、われはアルファなり、オメガなり、はじめなり、をはりなり、と。 9なんぢきやうだいにして、キリスト、イエズスにおいくわんなんくににんたいとをともにせるわれヨハネ、かみおんことばためおよびイエズスをしようたてまつらんために、パトモスとへるしまりしが、 10あるしゆじつあたり、うばはるるがごとくになりて、わがうしろらつぱごとおほいなるこゑけり、 11いはく、なんぢところしよしるして、アジアなるエフェゾ、スミルナ、ベルガモ、チアチラ、サルヂス、フィラデルフィア、ラオヂケアの七けうくわいおくれ、と。 12われおのれかたれるこゑんとてかへりみしが、かへりみればななつきんとうだいあり、ななつきんとうだいちゆうわうあたりてひとごときものあり、 13あしまでれたるころもちやくし、むねきんおびたまひ、 14おんかうべかみのけとはしろひつじごとまたゆきごとしろく、おんゆるほのほごとく、 15りやうおんあしあつおけからかねごとく、おんこゑおほみづおとごとく、 16みぎおんてにはななつほしたまひ、おんくちよりもろはつるぎいだし、おんかほひざかりてりかがやけるたいやうごとし。 17われこれるや、せるがごとおんあしもとたふれしが、みぎおんてわれけてのたまひけるは、おそるるなかれ、われさいしよのものにしてまたさいしゆうのものなり、 18われけるものにしてしたりしものなり。われよよかぎりなくきて、ぢごくとのかぎてり、 19ればなんぢすでことげんにあることこののちあるべきこと20またわがみぎななつほしおくぎと、ななつきんとうだいおくぎとをかきしるせ、ななつほしは七けうくわいてんしにして、ななつとうだいは七けうくわいなり。

第2章[編集]

1エフェゾけうくわいてんしかきおくれ、みぎおんてななつほしち、ななつきんとうだいちゆうわうあゆたまふもののたまはく、 2われなんぢわざはたらきにんたいとをり、またなんぢあくにんしのざることと、みづかしとしようしつつしからざるひとびとこころみてそのいつはれるものたるをみとめしことと、 3なんぢにんたいあることと、わがためくわんなんしのびてまざりしこととをれり。 4しかれどもなんぢとがむるところあり、すなはなんぢさいしよあいはなせり、 5ればそのいづこよりだらくせしかをおもひ、かいしんしてさいしよげふせ。もししからずしてかいしんせずば、われなんぢもといたり、なんぢとうだいそこよりとりのぞかん。 6りながらなんぢちやうしよあり、すなはちニコライとうわざにくめることにして、われまたこれにくめるなり。 7みみあるものは[せい]れいしよけうくわいのたまところけ、すなはしようりたるひとにはわれわがかみらくえんせいめいしよくせしめん。 8またスミルナけうくわいてんしかきおくれ、さいしよのものにしてさいしゆうのものたり、かつしたりしにたまへるもののたまはく、 9われなんぢくわんなんひんきゆうとをれり、れどなんぢめり。またみづからユデアじんしようしつつ、しからずして、かえつてサタンけうくわいたるひとびとののしらるるなり。 10けんとするくるしみひとつおそるることなかれ、あくまなんぢこころみんとて、なんぢいくにんかんごくるべく、なんぢとをかあひだくわんなんはんとす。なんぢいたるまでちゆうしんなれ、しからばわれせいめいかんむりなんぢあたへん。 11みみあるものは[せい]れいしよけうくわいのたまところけ、すなはしようりたるひとだいがいせられじ。 12またベルガモけうくわいてんしにかくかきおくれ、もろはつるぎたまへるもののたまはく、 13われなんぢいづこむかをれり、すなはちサタンのところなり。しかるになんぢわがたもちて、わがちゆうしんなるしようにんアンチパスがなんぢうちなるサタンのところにてころされしときすら、なんぢわれおけしんかういなまざりき。 14しかれどもすこしくなんぢとがむべきことあり、すなはなんぢところにはバラアムのをしへたもてるひとびとあり、かれきんもつしよくせしめまたしつうせしめんために、つまづものをイスラエルのまへくべしと、バラクにをしりしが、 15かくごとなんぢにニコライとうをしへたもてるひとびとあり。 16なんぢまたかいしんせよ、しからずんばわれすみやかなんぢもといたり、わがくちつるぎもつかれらたたかひはん。 17みみあるものは[せい]れいしよけうくわいのたまところけ、すなはしようりたるひとわれかくれたるマンナをあたへ、またしろいしあたらしきしるしてあたへん、そのしろいしくるものほかこれものなし。 18またチアチラけうくわいてんしかきおくれ、かみおんこすなはおんほのほごとく、おんあしからかねごとくにましますものいはく、 19われなんぢわざしんかうと、あいつとめにんたいと、またあとわざまへわざよりおほこととをれり。 20しかれどもいささかなんぢとがむべきところあり、すなはなんぢよげんしやしようするふじんイエザベルの、わがしもべをしかつまどはして、しつうせしめぐうざうささげられしものしよくせしむるをさしおけり。 21われかのふじんかいしんすべきいとまあたへたれど、えてそのしつうよりかいしんせず、 22よ、われかれとこさしむべく、またかれともかんいんひとびとにして、おのげふよりかいしんせずば、おほいなるくわんなんふべく、 23われまたかれこどもうちころすべく、かくしよけうくわいひとしんちやうさぐるるものたるをるにいたるべく、われまたなんぢおのおのそのわざおうじてむくゆるところあらん。しかしてなんぢ24すなはちチアチラにひとびとはん、すべかのをしへたざるもの、いはゆるサタンのおくぎらざるものわれなんぢらはせじ。 25ただしなんぢてるところきたるまでたもて、 26しかしてしようりて、をはりまでわがげふまもりたるひとには、あたふるにしよこくみんたいするけんゐもつてすべし、 27かれてつつゑもつこれをさめ、かれらどきごとくにくだかれん、 28なほわれにもわがちちよりたまはりたるがごとし。しかしてわれまたかのひとあけみようじようあたふべし。 29みみあるものは[せい]れいしよけうくわいのたまところけ。

第3章[編集]

1またサルジスけうくわいてんしかきおくれ、かみの七れいななつほしとをたまへるもののたまはく、われなんぢわざれり、すなはなんぢくるのありてしかせるなり、 2けいかいしてまさせんとするのこりけんごならしめよ、われなんぢわざわがかみみまへえんまんならざるをみとむればなり。 3ればなんぢかつけしところきしところいかなりしかをおもひおこし、これまもりてかいしんせよ、なんぢけいかいせずんば、われぬすびとごとなんぢもといたるべく、なんぢそのいずれのときいたるかをらじ。 4りながらサルジスにおいおのいしやうけがさざりしもの、なんぢうちすにんあり、かれらびやくえわれともあゆまん、これあたひするものなればなり。 5しようりたるひとかくごとびやくえせらるべく、われそのせいめいめいぼよりさず、わがちちみまへにもそのつかひたちまへにも、かれせんこくすべし。 6みみあるものは[せい]れいしよけうくわいのたまところけ。 7またフィラデルフィアけうくわいてんしかきおくれ、せいにしてしんじつにてましますもの、ダヴィドのかぎいうたまひて、ひらたまへばたれづることなく、たまへばたれひらことなきもののたまはく、 8われなんぢわざれり。よ、たれざるもんわれなんぢまへひらけり、なんぢちからとぼしといへども、わがことばまもりてわがいなまざりしゆゑなり。 9われサタンけうくわいうちより、みづからユデアじんしようしつつしからずしていつはれるひとびとあたふ、よ、われかれらをしていたりてなんぢあしもとはいふくせしむべく、かくかれらなんぢあいしたることるべし。 10なんぢわがにんたいことばまもりしゆゑに、われまたなんぢまもりて、ちじやうめるひとびとこころみんためぜんせかいきたるべきこころみときこれめんかれしめん。 11われすみやかいたる、なんぢすでてるものをたもちて、なんぢかんむりたれにもうばはるることなかれ。 12われしようりたるひとをしてわがかみせいでんおけはしらたらしめん、かくかれもはやそとづることなかるべく、われかれうへかきしるすに、わがかみみなわがかみみやこすなはてんよりだれるあたらしきエルザレムのと、あたらしきとをもつてすべし。 13みみあるものは[せい]れいしよけうくわいのたまところけ。 14またラオディケアけうくわいてんしかきおくれ、アメンなるもの、かみざうぶつさいしよにして、ちゆうしんしんじつにてましませるしようしやのたまはく、 15われなんぢわざれり、すなはなんぢひややかなるにもあらあつきにもあらざるなり、むしろひややかにあるひあつくあらばや。 16れどなんぢひややかにもあつくもあらずしてぬるきがゆゑに、われなんぢくちよりはきいださんとす。 17けだしなんぢみづから、われめり、ゆたかにしてとぼしきところなし、とひつつ、そのじつふかうにしてあはれむべく、かつまづしくかつめしひにしてかつはだかなるをらざるなり。 18われなんぢすすむ、にてためされしきんを、まんためわれよりへ、またまとひてなんぢはだかはぢあらはさざらんために、しろいしやうへ、またことために、なんぢめぐすりれ。 19われあいするひとびとかつらすなり、ればふんぱつしてかいしんせよ。 20よ、われもんぜんちてたたく、わがこゑきてわれもんひらひとあらば、われそのうちりてかればんさんともにし、かれまたわれともにすべし。 21しようりたるひとをして、わがぎよくざわれともするをしめんことなほしようりわがちちともそのぎよくざせるがごとくなるべし。 22みみあるものは[せい]れいしよけうくわいのたまところけ、とのたまへり。

第4章[編集]

1そののちわれたるに、おりしもてんひらけたるもんあり、しかしてはじめわれかたるをきしらつぱごとこゑひけるは、ここのぼれ、われこののちるべきことなんぢしめさん、と。 2かくわれたちまうばはれたるがごとくになりしに、おりしもてんいつぎよくざそなへられ、そのぎよくざうへたまふものありて、 3そのたまふものはへきぎよくおよあかじまめのうかたちごとく、またぎよくざまはりりよくぎよくかたちごとにじありき。 4ぎよくざまはりに廿四のかうざあり、そのかうざうへにはびやくえまとひてかうべきんくわんいただける廿四にんおきなれり。 5かくぎよくざよりいなびかりあまたこゑかみなりでつつありしが、ぎよくざしやうめんにはかがやななつともしびあり、これすなはかみの七れいなり。 6またぎよくざまへすゐしやうたるがらすうみあり、ぎよくざちゆうおうまはりとに、ぜんごともにてちたるよつどうぶつありき。 7だい一のどうぶつししごとく、だい二のどうぶつこうしごとく、だい三のどうぶつひとごとかほありて、だい四のどうぶつわしごとし。 8このよつどうぶつおのおのむつつばさありて、うちそとともにてち、ちうやたえまなく、せいなるかなせいなるかなせいなるかなかつましまし、いまましまし、またまさきたたまふべきぜんのうかみにてましましゆよ、とれり。 9かくこのよつどうぶつぎよくざたまひてよよかぎりなくたまふものに、くわうえいそんすうかんしやとをたてまつるに、 10廿四にんおきなぎよくざたまふもののみまへひれふし、よよかぎりなくたまふものをれいはいたてまつり、おのかんむりぎよくざまへとうじつつ、 11しゆにてましまわれかみよ、しゆこそはくわうえいそんすうのうりよくとをたまふべけれ、おんみづかばんぶつさうざうたまひ、ばんぶつそんざいにしてさうざうせられしはみむねによればなり、とれり。

第5章[編集]

1われまたぎよくざうへたまふもののみぎおんてうへに、うちそともんじありてななついんもつふうぜられたるまきもの2またひとつつよてんしこゑたかく、まきものひらきてそのふういんくにふるものたれぞ、とふこくするをたり。 3しかてんにもちじやうにもちかにも、まきものひらきてこれながむることだにくするものなかりき。 4かくたれまきものひらきてるにすらへたりとみとめらるるものなきにより、われおほいにたりしかば、 5おきなひとりわれひけるは、なかれ、よやユダぞくししダヴィドのひこばえしようりまきものひらき、そのふういんくをたまふと。 6われたるに、おりしもぎよくざよつどうぶつとのちゆうおうおきなたちちゆうおうほふられたるがごとこひつじちて、これななつつのあり、またぜんせかいおくられしかみの七れいなるななつあり。 7こひつじきたりてぎよくざたまふもののみぎおんてよりまきものけしが、 8そのまきものくるや、よつどうぶつと廿四にんおきなとはこひつじまへひれふし、おのおのこと[のごときもの]またせいじんたちいのりなるかうちたるきんかうろちて、 9あたらしきさんびかうたひ、しゆなんぢまきものけてそのふういんくにたまへり、ほふられたまひて、おんちもつて、かみためしよぞくしよごしよみんしよこくうちよりひとびとあがなひ、 10これわれかみためわうたらしめしさいたらしめたまひたればなり、かれらちじやうとうちすべし、とれり。 11われなほたるに、ぎよくざどうぶつおきなたちとのまはりる、おほくのてんしこゑけり、そのかずまんまんおくおくにして、 12こゑたかひけるは、ほふられたまひしこひつじは、けんゐふいうと、えいちのうりよくと、そんきくわうえいしゆくふくとをくるにたまふものなり、と。 13またてんにも、ちじやうにもちかにも、かいじやうにもいづこにも、ざうぶつことごとへるをけり、ぎよくざたまふものとこひつじとに、しゆくふくそんきと、くわうえいけんのうと、よよかぎりなし、と。 14しかしてよつどうぶつはアメンとひ、廿四にんおきなひれふして、よよかぎりなくたまふものをれいはいたてまつれり。

第6章[編集]

1われまたたるに、こひつじしちふういんひとつたまひしかば、よつどうぶつひとつかみなりごとこゑして、きたりてよとへるをけり。 2またたるに、おりしもひとつしろうまありて、これれるものゆみかつかんむりさづけられ、ちてたんとてでたり。 3[こひつじ]だい二のふういんたまひしかば、われだい二のどうぶつの、きたりてよ、とへるをけり。 4しかしてまたひとつあかうまいできたりて、これれるものは、ちじやうよりへいわとりさりてひとびとをしてあひころさしむることと、おほいなるつるぎとをさづけられたり。 5[こひつじ]まただい三のふういんたまひしかば、われだい三のどうぶつの、きたりてよとへるをけり。いつくろうまありて、これれるものはかりてり。 6かくよつどうぶつあひだこゑごときものありて、こむぎひとます、一デナリオ、おほむぎみます、一デナリオなり、ぶだうしゆあぶらとをそこななかれ、とへるをけり。 7[こひつじ]まただい四のふういんたまひしかば、われだい四のどうぶつこゑの、きたりてよとへるをけり。 8おりしもしにいろうまありて、これれるものはひ、よみそのうしろしたがひ、かれつるぎききんしぼうまうじうとをもつちじやうひとの四ぶんいちころけんりよくさづけられたり。 9[こひつじ]まただい五のふういんたまひしかば、わがかみおんことばためおよそのしししようめいためころされたるひとびとたましひさいだんしたるをたり。 10かれらこゑたかよばはりて、せいにしてしんじつにてましませるしゆよ、いつまでかしんぱんたまはずして、めるひとびとわれふくしうたまはざる、とれり。 11かくおのおのしろころもさづけられ、しばらやすんじておのれごとくにころさるべきおなしもべきやうだいとのかずつるをて、とはれたり。 12[こひつじ]まただい六のふういんたまひしかば、われたるに、おりしもだいぢしんありて、けごろもごとくにくろり、つきぜんめんごとくにれり。 13しかしててんよりほしちじやうつることあたかいちじくおほかぜふきらるるときなりおくれつるがごとし。 14てんまきものくがごとくにり、やましまとはことごとそのところうつされ、 15ちじやうていわうたいじんと、せんぷちやうふがうと、けんりよくしやと、またどれいじいうなるものも、みなほらあなやまいはほうちかくし、 16やまいはほとにむかひてひけるは、なんぢわれうへちて、ぎよくざうへたまふもののおんかほこひつじおんいかりとをけしめよ、 17けだしかれらおんいかりおほいなるきたれり、たれことべき、と。

第7章[編集]

1そののちわれよつてんしよすみてるをしが、かれらしはうかぜひきめ、ちじやうにもかいじやうにもいかなるうへにもかざらしめんとせり。 2このほかまたひとつてんしたまへるかみいんちてひがしよりのぼるをたり。このてんしかいりくがいすることゆるされたるよつてんしこゑたかよばはりて、 3ひけるは、われわがかみしもべたちひたひいんするまで、うみにもくがにもじゆもくにもるることなかれ、と。 4かくわれ、イスラエルのしよぞくちゆういんせられたるものかずきしに、いんせられたるもの十四萬四千にん5すなはちユダぞくうちにて一萬二千にんいんせられ、ルベンぞくうちにて一萬二千にんいんせられ、ガドぞくうちにて一萬二千にんいんせられ、 6アゼルぞくうちにて一萬二千にんいんせられ、ネフタリぞくうちにて一萬二千にんいんせられ、マナッセぞくうちにて一萬二千にんいんせられ、 7シメオンぞくうちにて一萬二千にんいんせられ、レヴィぞくうちにて一萬二千にんいんせられ、イッサカアルぞくうちにて一萬二千にんいんせられ、 8ザブロンぞくうちにて一萬二千にんいんせられ、ヨゼフぞくうちにて一萬二千にんいんせられ、ベンヤミンぞくうちにて一萬二千にんいんせられたるなり。 9そののちわれたれかぞふることあたはざるだいぐんしゆうしが、しよこくしよぞくしよみんしよごうちよりして、しろころもちやくし、しゆろちて、ぎよくざまへこひつじめのまへち、 10こゑたかよばはりてひけるは、たすかりぎよくざたまわがかみおよこひつじす、と。 11ぎよくざおきなたちよつどうぶつとのまはりたりしてんしいちどうぎよくざまへひれふし、かみれいはいたてまつりて、 12ひけるは、アメン、しゆくふくくわうえいと、えいちかんしやと、そんきのうりよくと、よよかぎりなくわがかみす、アメン、と。 13ときおきなひとりこたへてわれひけるは、しろころもちやくせるこのひとびとたれなるぞ、いづこよりきたれるぞ、と。 14われわがきみよ、なんぢこそれるなれ、とひしにおきなわれひけるは、このひとびとおほいなるくわんなんよりきたり、こひつじおのころもあらひてしろしたるものなり。 15ゆゑかみぎよくざまへりて、その[せい]でんおいにちやこれつかたてまつり、またぎよくざたまふものは、かれらうへまくやたまふべし。 16かれらもはやうゑかわことなかるべく、につくわうねつきかれらあたるべからず、 17ぎよくざしやうめんましませるこひつじかれらぼくして、これせいめいみづみなもとみちびたまひ、かみかれらよりすべてのなみだぬぐたまふべければなり、と。

第8章[編集]

1[こひつじ]だい七のふういんたまひしかば、てんじやうしづまりかへることはんじかん2われまたたるに、ななつてんしかみみまへちてななつらつぱさづけられ、 3べつまたひとつてんしきんかうろもちきたりてかうだいうへち、おほくのかうさづけられしが、これしよせいじんいのりくはへて、かみぎよくざまへなるきんかうだいうへささげんためなり。 4かくかうけむりは、しよせいじんいのりともてんしよりかみみまへたちのぼりしが、 5てんしかうろり、これかうだいりてげしかば、かみなりこゑいなびかりだいぢしんおこり、 6またななつらつぱてるななつてんしらつぱかんみがまへせり。 7かくだい一のてんしらつぱきしに、まじりたるへうおこりてらされ、の三ぶんの一もえあがり、じゆもくの三ぶんの一もえあがり、あをくさことごとやきつくされたり。 8だい二のてんしらつぱきしに、ゆるおほいなるやまごときものうみげられ、うみの三ぶんの一へんじて、 9うみうちけるざうぶつの三ぶんの一し、ふねの三ぶんの一もほろびたり。 10だい三のてんしらつぱきしに、たいまつごとくにゆるおほいなるほしてんよりちて、かはの三ぶんの一とみづみなもととのうへちたり。 11このほしにがよもぎひ、みづの三ぶんの一はにがよもぎごとくにりて、みづにがりしがためおほくのひとせり。 12だい四のてんしらつぱきしに、の三ぶんの一とつきの三ぶんの一とたれしかば、そのぶんの一はくらみ、ひるも三ぶんの一はひからず、よるまたおなじ。 13われなほたるに、てんちゆうあうべる一のわしこゑたかく、わざはひなるかなわざはひなるかなわざはひなるかなちじやうめるひとびとなほらつぱかんとするみつてんしこゑによりて、とへるをけり。

第9章[編集]

1だい五のてんしらつぱきしに、われひとつほしてんよりちたるをたり。かれそこなきふちあなかぎさづけられ、 2ふちあなひらきしかば、おほいなるけむりごとけむりあなよりたちのぼりて、そらあなけむりためくらまされたり。 3またあなけむりよりいなごちじやうでて、さそりごとちからさづけられ、 4くさすべてのあをものおよいかなるじゆもくをもがいすることなく、ただおのひたひかみしるしいうせざるひとびとをのみがいすべきことめいぜられたり。 5ただしこれころことなく、五かげつあひだくるしむるちからさづけられ、そのくるしみさそりひとしたるときくるしみひとし。 6このときひとびともとめてしかこれはずのぞみてしかかれらとほざかるべし。 7かのいなごかたちたたかひそなへたるうまて、かしらにはきんたるかんむりごときものあり、かほひとかほごとく、 8をんなかみのけごとありて、ししひとしく、 9てつよろひごとよろひありて、つばさおとおほくのうまかれてせんぢやうはしくるまおとごとく、 10なほさそりごとありて、そのはりあり、そのちからは五かげつあひだひとがいすべし。 11このいなごつかさどわうそこなきふちつかひにして、はヘブレオにてアバッドン、ギリシアにてアポルリオンとひ、ラテン[のいみ]ははくわいしやなり。 12ひとつわざはひぎてなほふたつわざはひきたらんとす。 13だい六のてんしらつぱきしかばわれきたるに、かみおんめのまへなるきんかうだいよすみよりいつこゑで、 14らつぱてるだい六のてんしひけるは、ユウフラテのおほかはほとりつながれたるよつてんしゆるせ、と、 15かくねんげつじつじしてにんげんの三ぶんの一をころさんとかまへたる、よつてんしゆるされたり。 16きへいかずは二おくにしてわれそのかずけり。 17われまぼろしそのうましが、これれるものひいろむらさきいろいわういろよろひけ、うまかしらししかしらごとくにして、そのくちよりけむりいわうで、 18この三のわざはひすなはそのくちよりづるけむりいわうとのためにんげんの三ぶんの一ころされたり。 19そのうまちからくちとにり、そのへびごとくにしてかしらそなへ、これもつがいくはふるなり。 20これわざはひによりてころされざりしひとびとは、なほそのわざよりかいしんせずしてあくきはいし、みきあゆことざるきんぎんどうぼくせきぐうざうを拜することめず、 21そのひとごろしそのがいどくそのしつうそのせつしゆつみよりもかいしんせざりき。

第10章[編集]

1われまたたるに、べつてんよりくだひとつつよてんしありて、にはくもまとひ、かうべにはにじあり、そのかほごとく、そのあしひばしらごとく、 2にはひらきたるちひさまきものあり、みぎあしうみうへに、ひだりあしうへみ、 3ししゆるがごとおほいなるこゑしてさけびしが、さけをはりてななつかみなりこゑいだせり。 4ななつかみなりこゑいだしたるときわれこれかきしるさんとせしに、てんよりこゑありて、ななつかみなりかたりしことふうじて、これかきしるすことなかれとわれへるをけり。 5かくまへたりしかいりくうへまたがりててるてんしみぎげててんし、 6よよかぎりなくたまひ、てんこれらゆるものと、これらゆるものと、うみこれらゆるものとをつくたまひしものをしてちかひけるは、もはやときあらざるべし、 7れどだい七のてんしこゑいだし、らつぱふきはじむるときいたりて、かみおくぎそのしもべなるよげんしやたちもつさいはひたまひしがごとじやうじゆすべし、と。 8またてんよりこゑきこえて、ふたたわれかたり、きてかいりくまたがりててるてんしより、ひらきたるまきものれとひしかば、われてんしもといたりて、われまきものあたへよ、とひしにかれわれひけるは、 9まきものりてくひつくせ、なんぢはらにがからしめんも、くちにはみつごとあまかるべし、と。 10かくわれてんしよりまきものけてこれくひつくししに、わがくちりてはみつごとあまかりしも、くひつくしてのちわがはらにがれり。 11またわれふものあり、なんぢおほくのみんぞくこくみんと、こくごこくわうきて、ふたたよげんせざるべからず、と。

第11章[編集]

1かくわれつゑごとよしそくりやうざをあたへられていはれけるは、きよ、かみせいでんさいだんと、そこれいはいするひとびととをはかれ。 2れどでんぐわいにわは、さしおきてこれはかることなかれ、いはうじんゆだねられたればなり。しかしてかれらは四十二かげつあひだせいなるみやこふみあらさんとす。 3われわがふたりしようにんちからあたへん、かくかれらけごろもて、一千二百六十にちあひだよげんすべし。 4かれらしゆみまへてるふたつかんらんじゆふたつとうだいなり。 5もしこれがいせんとするひとあらば、そのくちよりでてそのてきほろぼさん。もしかれらそこなはんとするひとあらば、かくごとくにしてほろぼさるべし。 6かれらよげんするあひだあめをしてらざらしむべく、てんづるちからあり、またみづをしてへんぜしめ、おもふがままいくたびらゆるてんさいもつつのちからあり。 7かれらそのしようめいへたらんのちは、そこなきふちよりあがけものありてかれらたたかひし、ちてこれころすべく、 8そのしかばねたとへばソドマともエジプトともづけらるるだいとくわいすなはかれらしゆじふじかけられたまひしところちまたのこらん。 9かつしよぞくしよみんしよごしよこくぞくするひとみつかはんあひだそのしかばねるもこれはかをさむむるをゆるさじ。 10ちじやうめるひとこれためよろこびたのしみ、かつたがひれいもつおくらん、かのふたりよげんしやちじやうひとくるしめたればなり。 11しかれどもみつかはんのちは、せいめいれいかみよりしてかれらり、かれらあしにてち、これたるひとびとおほいにおそれいだきしが、 12てんよりおほいなるこゑきこえて、ここのぼれとひしかば、かれらくもりててんのぼり、かれらこれたり。 13なほそのときおほいなるぢしんありて、まちの十ぶんの一はたふれ、七千にんひとぢしんためころされ、のこれるものおそろしさにへず、てんかみくわうえいたてまつれり。 14だい二のわざはひすぎさりてだい三のわざはひまさきたらんとす。 15だい七のてんしらつぱきしかば、てんおほいなるこゑひびきてひけるは、このくにわがしゆそのキリストとのものとりたれば、よよかぎりなくとうちたまふべし、アメン、と。 16ここおいかみみまへに、おのたりし廿四にんおきなひれふしてかみれいはいし、 17ひけるは、かつましまし、いまましまし、かつきたたまふべきぜんのうかみにてましましゆよ、われなんぢかんしやたてまつる、は、おのおほいなるのうりよくりてとうちたまへばなり。 18しよこくみんいかりおこしたるに、しゆおんいかりまたきたれり、かつししやしんぱんせられて、しゆしもべなるよげんしやせいじんたちおよだいせうはずみなかしこめるひとびとむくいあたへ、ちじやうふはいせしめたるひとびとほろぼしたまとききたれり、と。 19かくてんおいかみせいでんひらけ、かみけいやくひつそのせいでんあらはれ、いなびかりおほくのこゑぢしんおほいなるへうおこれり。

第12章[編集]

1またてんおほいなるしるしあらはれたり、すなはたるひとつふじんあり、そのあししたつきありて、かうべには十二のほしかんむりあり。 2やどしてぢんつうひ、まさまんとしてさけれり。 3またてんしるしあらはれたり、おほいなるあかりようありて、ななつかしらとをつのあり、そのかしらにはななつかんむりあり、 4てんほしの三ぶんの一をりしが、これなげうち、まんとするふじんまへちて、うまれなばそのくらはんとかまへたり。 5ふじんばんみんてつつゑもてをさむべきひとりだんしみしに、そのかみおんもとそのぎよくざひきあげられたり。 6ふじんあれののがれしが、ここに一千二百六十にちあひだやしなはるるやうかみよりそなへられたるところありき。 7かくてんおいおほいなるたたかひおこれり、ミカエルおよそのつかひたちりようたたかひ、りようそのつかひたたかりしが、 8りようかちずしててんそのあとすらものこらざりき。 9しかしてかのおほいなるりようぜんせかいまどはせるへびいはゆるあくままたはサタンなるものなげおろされたり、かのなげおろされしかば、そのつかひたちともなげおろされたり。 10われまたおほいなるこゑてんおいへるをけり、われかみすくひと、ちからと、くにと、またそのキリストのけんのうとは、いまいたれる、われきやうだいたちうつたへて、われかみみまへにちやかれらうつたたりしもの、なげおろされたればなり。 11しかしてきやうだいたちこひつじおんちにより、またおのしようめいことばによりてこれち、いたるまでおのせいめいおしまざりき。 12このゆゑよろこべや、てんおよてんすまへるものよ、わざはひなるかなうみよ、あくまおのときただしばしなるをりて、おほいなるいかりふくみつつなんぢくだりたればなり、と。 13かくりようおのなげおろされたるをて、だんしみしふじんおゐせまりしが、 14ふじんあれのばんためおほいなるわしつばささづけられしかば、おのところいたり、一ねんすねんはんねんとのあひだりようめんぜんはなれてここやしなはれたり。 15しかるにりようそのくちよりみづいだして、ふじんうしろよりふきかかくることかはごとく、これかはながさしめんとしたりしも、 16ふじんたすけ、くちひらきてりようくちよりふきいだしたるみづのみつくせり。 17りようふじんいかりて、そのしそんうちかみおきてまもかつイエズス、キリストのしよういうするひとびとたたかはんとて、きて、 18うみすなうへてり。

第13章[編集]

1われまたうみよりひとつけもののぼるをたり、ななつかしらとをつのりて、そのつのうへかんむりあり、かしらうへばうとくあり。 2けものへうごとく、そのあしくまあしごとく、そのくちししごとくにして、りようこれおのおほいなるけんりよくとをあたへたり。 3われまたたるに、そのひとつかしらぬばかりきずつけられたれど、そのぬべききずいやされしかば、ぜんせかいかんたんしてこのけものしたがひ、 4このけものちからあたへしりようれいはいし、またけものれいはいしてひけるは、たれこのけものごとものあらんや、たれこれたたかふをんや、と。 5しかしてたいげんばうとくとをくちあたへられ、四十二かげつあひだはたらけんりよくあたへられ、 6くちひらきてかみばうとくし、そのみなそのまくやてんめるものとをばうとくせり。 7またせいじんたちたたかひ、かつこれことゆるされ、しよぞくしよみんしよごしよこくたいするけんりよくあたへられ、 8かくちじやうめるひとにして、はじめよりころされたまひたるこひつじせいめいめいぼしるされざるひとみなかのけものれいはいせり。 9ひとみみあらばけ、 10とりこきしひとみづかとりこくべく、つるぎにてころししひとつるぎにてころさるべし、せいじんたちにんたいしんかうここにあり。 11われまたべつよりひとつけものあがるをしが、こひつじごとつのふたつありて、りようごとくにものいり、 12さきけものまへおいて、すべこれひとしきちからあらはし、めるひととをして、ぬばかりのきずいやされしさきけものれいはいせしめたり、 13またひとめのまへてんよりくださしむるほどおほいなるしるしし、 14けものまへすことをしめられたるしるしもつて、めるひとまどはし、これすすめて、かたなきずはありながらなほいきながらへしけものざうつくらしめ、 15このけものざういのちあたへ、かつものいふことをさせ、このけものざうを拜せざるひところちからあたへられたり、 16まただいせうひんぷじいうどれいとをはず、すべてのひとに、あるひみぎあるひひたいいんしやうけしめ、 17このいんしやうもしくはけものもしくはそのかずしるされたるひとびとほかうりかひすることざらしめたり。 18ちゑここおいてかえうせらる、ちしきあるひとけものかずかぞへよ、けものかずひとかずにして、そのかずは六百六十六なり。

第14章[編集]

1われまたたるに、おりしもこひつじシオンざんたまひ、そのみなおよちちみなひたひしるされたる十四萬四千にんこれともり。 2われまたてんよりのこゑきしが、おほみづこゑごとく、またおほいなるかみなりこゑごとくにして、またこのきしこゑことひきそのことだんずるがごとし。 3かくかれらぎよくざまへよつどうぶつおきなたちとのまへおいて、あたらしきさんびかごときものをうたりしが、ちじやうよりあがなはれたるかの十四萬四千にんほかたれこのさんびかとなうることあたはざりき。 4かれらをんなれずけがされざるもの、けだしどうていしやたるなり。かれらいづこにもあれこひつじたまところしたがひ、にんげんうちより、はつほとして、かみこひつじとのためあがなはれたるものにして、 5そのくちいつはりありしことなく、かみぎよくざおんまへけがれなきものなり。 6またたるに、べつてんちゆうあうべるひとつてんしあり、ちじやうめるひとと、しよこくしよぞくしよごしよみんとにふくいんげんために、えいえんふくいんたづさへ、 7こゑたかひけるは、なんぢしゆおそれてこれそんえいたてまつれ、けだしそのしんぱんときいたれり、てんちうみみづみなもととをつくたまへるものをれいはいたてまつれ、と。 8またべつひとつてんしそのあとしたがひてひけるは、たふれたりたふれたり、しつうためおこせるいかりさけばんみんませしかのおほいなるバビロネは、と。 9まただい三のてんしかれらあとしたがひてこゑたかひけるは、もしけものそのざうとをはいし、おのひたひもしくはみぎそのいんしやうけたるひとあらば、 10かれまたかみおんいかりさけすなはおんいかりさかづきものまじへずしてりたるさけむべく、またせいなるてんしたちまへおよこひつじみまへに、いわうとをもつくるしめらるべし、 11しかしてそのけいばつけむりよよかぎりなくたちのぼり、けものそのざうとを拜せしひとびとかれいんしやうけしものどもとは、よるひるやすみなかるべし。 12かみおきてとイエズスにおけしんかうとをたもてるせいじんたちにんたいここり、と。 13かくてんよりこゑありてわれへるをけり、かきしるせ、さいはひなるかないまよりしゆおいするしにん、[せい]れいのたまはく、しかり、かれらそのはたらきやすまんためなり、そのわざこれしたがへばなり、と。 14またたるに、おりしもしろくもありて、そのくもうへにはひとごときもの、かうべきんかんむりいただき、かまちてれり。 15またべつひとつてんし、[せい]でんよりでて、くもうへせるものにむかひ、こゑたかよばはりけるは、ちじやうこくもつじゆくしたるがゆゑに、かりるべきとききたれり、なんぢそのかまれてかりとれ、と。 16かくくもうへせるもの、そのかまれしかば、おもてかりとられたり。 17またべつひとつてんしてんる[せい]でんよりでしが、かれまたかまてり。 18またべつつかさどけんゐいうせるひとつてんしかうだいよりでて、かまてるものにむかひ、こゑたかよばはりてひけるは、ちじやうぶだうじゆくしたるがゆゑに、なんぢかまれてぶだうふさかりとれ、と。 19かくてんしそのかまれてちじやうぶだうかりとり、かみおんいかりおほいなるしぼりをけれ、 20そのしぼりをけしぐわいおいふみけられしが、しぼりをけよりでて、うまくつわとどくほど、七十五あひだひろがれり。

第15章[編集]

1またたるに、てんおほいにしてふしぎなるしるしあり、すなはななつてんしありてさいごななつわざはひいうせり、けだしかみおんいかりこれにてまつたうせられたるなり。 2なほたるに、まじれるがらすうみごときものありて、けものそのざうそのかずとにちたるひとびとがらすうみうへち、かみことちて、 3かみしもべたるモイゼのさんびかおよこひつじさんびかうたひてひけるは、ぜんのうかみにてましましゆよ、おほいにしてふしぎなるかなしゆみわざばんせいわうよ、ただしくしてまことなるかなしゆみち4しゆよ、たれなんぢおそたてまつらずみなあがたてまつらざらんや、なんぢのみせいましまして、なんぢしんぱんあきらかなるにより、ばんみんきたりてみまへれいはいたてまつらんとすればなり、と。 5そののちわれまたたるに、おりしもてんしようめいまくやの[せい]でんひらけて、 6ななつわざはひいうせるななつてんしきよくしてかがやけるあままとひ、むねきんおびめて[せい]でんよりでしが、 7よつどうぶつひとつは、よよかぎりなくたまかみおんいかりてるななつきんうつはを、ななつてんしあたへしかば、 8[せい]でんかみみいつそののうりよくとによりてけむりもつたされ、ななつてんしななつわざはひをはるまで、たれも[せい]でんことあたはざりき。

第16章[編集]

1われまたおほいなるこゑの[せい]でんよりでて、ななつてんしへるをけり、なんぢきてかみおんいかりななつうつは[のもの]をちじやうそそげ、と。 2かくだい一のてんしきてそのうつは[のもの]をちじやうそそぎしかば、けものいんしやういうせるひとびとおよそのざうはいしたるひとびとに、あくせいはなはだしきはれものしやうじたり。 3だい二のてんしそのうつは[のもの]をかいじやうそそぎしかば、しにんごとくにりて、うみいきものことごとせり。 4だい三のてんしそのうつは[のもの]をかわおよみづみなもとそそぎしかば、へんじてれり。 5かくわれみづつかさどてんしへるをけり、げんましまし、またかつましましししゆよ、なんぢせいぎにてまします、かくごとしんぱんたまへるものよ、なんぢせいにてまします、 6けだしひとびとなんぢしよせいじんしよよげんしやそそぎたれば、なんぢかれらあたへてましめたまへり、かれらこれあたひするものなればなり、と。 7またべつてんしさいだんよりへるをけり、しかり、ぜんのうかみにてましましゆよ、しんじつにしてせいぎなるかななんぢしんぱん、と。 8だい四のてんしそのうつは[のもの]をたいようそそぎしかば、はげしきあつさもつひとびとなやますことゆるされ、 9ひとびとはげしきあつさためかれて、かかわざはひうへけんりよくいうたまへるかみみなののしり、かつかいしんせずして、くわうえいかみたてまつらざりき。 10だい五のてんしそのうつは[のもの]をかのけものうへそそぎしかば、けものくにくらやみりて、ひとびとくるしみあまりにおのしたみ、 11そのくるしみわざはひとのためてんかみののしり、おのわざよりかいしんせざりき。 12だい六のてんしそのうつは[のもの]をユウフラテのおほかはうへそそぎしかば、そのみづらして、とうほうしよこくわうためみちそなへたり。 13またたるに、りようくちけものくちよげんしやくちとより、かはづごとみつけがらはしきれいでたり。 14これしるしせるあくまれいにして、ぜんせかいこくわうもといたり、ぜんのうかみおほいなるたたかひためかれらあつめんとす。 15よ、われぬすびとごとくにしてきたる、けいかいして、はだかあゆまず、はぢられざらんために、おのころもたもてるひとさいはひなり。 16かのれいヘブレヲにてアルマゲドンとへるところしよこくわうあつむべし。 17だい七のてんしそのうつは[のもの]をくうちゆうそそぎしかば、おほいなるこゑ[せい]でんよりしかぎよくざよりでてひけるは、ことすでれり、と。 18かくいなびかりこゑかみなりだいぢしんおこりしが、このぢしんひとちじやうりしこのかたかつらざりしほどおほいなりき。 19だいとくわいみつかれ、いはうじんしよとくわいたふれて、おほいなるバビロネはかみみまへおもひでられ、はげしきおんいかりさけりたるさかづきましめられんとし、 20しまことごとりてやまえずり、 21タレントほどおほきさなるへうてんよりひとかかりしかば、ひとびとへうわざはひためかみののしれり、これそのわざはひはなはだしくおほいなればなり。

第17章[編集]

1ななつうつはてるななつてんしひとつきたりてわれひけるは、きたれ、われなんぢしめすに、おほくのみづうへせるだいいんぷせんこくもつてせん。 2ちじやうしよこくわうこれかんいんおこなひ、めるひとびとそのいんらんさけひたりき、と。 3かくわれうばはれ、かのてんしあれのたづさへられてたるに、ひいろけものりたるひとりをんなあり、けものみうちばうとくもつおほはれ、ななつかしらとをつのあり。 4をんなひいろむらさきいろふくちやくし、きんはうせきしんじゆもつかざり、にはにくむべきものとそのいんらんけがれとにてるきんうつはあり。 5そのひたひにはかきしるされたるあり、いはく「おくぎおほいなるバビロネ、ちじやういんぷにくむべきこととのはは」と。 6このをんなるに、しよせいじんおよびイエズスのじゆんけうしやたちへるものなれば、われこれおほいにおどろけり。 7てんしわれひけるは、なんゆゑおどろくぞ、われこのをんなおくぎと、ななつかしらとをつのありてこれせたるけものおくぎとをなんぢかたらん。 8なんぢけものかつりしもいまらず、のちにはそこなきふちよりのぼりてほろびいたらん。ちじやうみてかいびやくよりいごせいめいめいぼしるされざるひとびとは、かつりしもいまらずしてのちあらはるべき、かのけものおどろあやしまん。 9ここおいてかちしきえいびんとをえうす。ななつかしらをんなせるななつやまなり、またにんこくわうなり。 10にんすでたふれてひとりそんし、なほひとりいまだきたらず、きたりたらんときしばとどまるべし。 11かつりしもいまらざるけものそのだいばんにして七にんよりでてほろびいたるなり。 12またなんぢとをつのは十にんこくわうにして、かれらいまだくにざれども、けもののちに一わうごとけんゐくべく、 13かれらどういつけいりやくし、おののうりよくけんゐとをけものわたさん。 14かれらこひつじたたかふべく、しかしてこひつじかれらたまふべし。かれしよしゆしゆしよわうわうましまして、これともひとびとは、されしものえらまれしものちゆうじつなるものなればなり、と。 15てんしまたわれひけるは、いんぷせるところなんぢみづは、これしよこくしよみんしよごなり。 16またけものおいなんぢとをつのは、ついかのいんぷにくみ、これなやましかつはだかならしめ、そのにくくらひ、もつかれやきつくすべし。 17けだしかみかれらみむねおこなことと、どういつけいりやくしてかみおんことばことごとじやうじゆするまで、おのくにけものわたこととをこころざさしめたまひしなり。 18またなんぢをんなは、ちじやうこくわうつかさどだいとくわいなり、と。

第18章[編集]

1そののちまたべつひとつてんしおほいなるけんゐもつてんよりくだるをしが、ちじやうそのえいくわうもつてらされたり。 2かれちからあるこゑにてよばはりひけるは、たふれたり、たふれたりおほいなるバビロネは。すであくますみかり、すべてのけがれたるれいさうくつり、すべけがれてにくむべきとりれり。 3けだしばんみんそのかんいんおこさするいかりさけみ、ちじやうこくわうかれかんいんし、ちじやうあきうどかれおごりいきほひによりてふがうりたるなり、と。 4またべつてんよりこゑしてへるをけり、わがしんみんよ、なんぢかれうちよりでて、そのつみあづからずそのわざはひけざるやうにせよ。 5つみてんたつし、しゆかれふぎこころとどたまひたればなり。 6かれなんぢししごとなんぢかれし、そのわざおうじてばいしてこれむくい、かれくみあたへしさかづきこればいしてくみあたへよ。 7かれみづかほこりてくわいらくらししとおなほどなるくるしみくやiみとをあたへよ、かれこころうちに、われぢよわうくらゐしてやもめにはあらず、しかくやみじ、とへばなり。 8ゆゑそのわざはひすなはと、くやみと、うゑと、にはかきたりて、かれにてやきつくさるべし、かれしんぱんたまへるかみぜんのうにてましませばなり。 9かれかんいんしてたのしみらししちじやうしよこくわうかれかるるけむりそのうへき、かつおのむねち、 10そのくるしみおそれてはるかたちのきてはん、わざはひなるかなわざはひなるかなかのバビロネのだいとくわいかのけんごなるとくわいよ、なんぢけいばついちじいたりたればなり、と。 11またちじやうあきうどきてかれうへかなしむべし、おのれしやうひんふべきものすでこれあらざればなり。 12そのしやうひんきんぎんはうせきしんじゆあまひいろぬのきぬものむらさきぬのしゆじゆかうぼくおよいつさいざうげざいくかぼくからかねてつだいりせきしよきぶつ13またにつけいかうれうかうゆにうかうぶだうしゆあぶらむぎここむぎじうひつじうましりんしやひとからだたましひなどなり。 14[バビロネよ]、なんぢこのみしくだものなんぢり、いつさいちんみくわびしなじなは、ほろびてなんぢよりはなれ、いごこれいださざるべし。 15これものあきなひてふがうりしひとびとは、バビロネのくるしみおそれてはるかたちのき、なきくやみて、 16はん、わざはひなるかなわざはひなるかなかつあまひいろむらさきいろふくちやくし、きんはうせきしんじゆもつかざりたる、かのだいとくわいよ、と。 17これしもばくだいなるとみいちきえうせたればなり。 18またいつさいせんちやうかうかいせるひとびとすゐふまたかいじやうはたらけるひとびとはるかたちのきて、そのくわじけむりよばはりひけるは、いかなるとくわいこのだいとくわいにはたる、と。 19しかしてかれらは、ちりおのかうべかぶりてなきくやみ、さけびてひけるは、わざはひなるかなわざはひなるかなそのおごりによりてすべかいじやうふねちたるひとびとましめたるかのだいとくわいよ、いちあれてたるなり、と。 20てんおよせいじんしとよげんしやたちかれうへよろこびておどれ、けだしかみなんぢが[けし]しよぶんかれおいふくしうたまひしなり。 21またひとつつよてんしおほいなるひきうすごといしうみげてひけるは、かのだいとくわいバビロネは、かくごとはずみもつげられ、ふたたいださるることあらじ。 22いまよりのちなんぢうちに、ことたんじ、がくそうし、ふえき、らつぱらすものこゑふたたきこえず、しゆじゆげいじゆつしよくにんなんぢうちふたたいだされず、ひきうすおとなんぢうちふたたきこえず、 23ともしびひかりなんぢうちふたたかがやかず、はなむこはなよめこゑまつたなんぢうちきこえざるべし。なんぢあきうどすでしよかうごとくにりて、ばんみんなんぢまりよくまどひ、 24かつよげんしやせいじんおよちじやうころされしいつさいひとかれおいみいだされたればなり、と。

第19章[編集]

1そののちわれだいぐんしゆうこゑごときもののてんおいへるをけり、アレルヤ、たすかりくわうえいのうりよくとはわがかみす、 2けだしそのいんらんもつちじやうふはいせしめたるだいいんぷしんぱんたまひしもののしんぱんは、まことかつただしくして、おのしもべむくいかれもとたまひしなり、と。 3またかさねてひけるは、アレルヤ、かれけむりたちのぼりてよよかぎりなし、と。 4しかして廿四にんおきなよつどうぶつひれふして、ぎよくざたまかみれいはいたてまつり、アメン、アレルヤ、ととなへたり。 5かくこゑぎよくざよりでてひけるは、すべかみしもべたるものまただいせうはずこれおそるるものよ、わがかみさんびたてまつれ、と。 6われまただいぐんしゆうこゑごとく、おほみづこゑごとく、おほいなるかみなりこゑごときもののへるをけり、アレルヤ、けだしわがぜんのうかみにてましましゆとうちたまへるなり。 7いざわれよろこおどりてこれくわうえいたてまつらん、けだしこひつじこんれいいたりて、そのはなよめすでじゆんびととのへ、 8きよくしてかがやけるあまよそほふことをしめられたり、と。あまとはせいじんただしきわざなり。 9[てんし]またわれひけるは、こひつじこんえんされしひとびとさいはひなるかな、とけ、と。またわれひけるは、これかみまことおんことばなる、と。 10かくわれこれれいはいせんとして、そのあしもとひれふしければ、またわれひけるは、しかすることなかれ、われなんぢおよびイエズスのしよういうせるなんぢきやうだいたちどうやうしもべなり、かみをばれいはいたてまつれ、よげんれいはイエズスをしようたてまつればなり、と。 11またたるに、をりしもてんひらけてひとつしろうまあり、これれるはちゆうしんしやしんじつしやしようせらるるものにして、せいぎもつしんぱんかつたたかたまひ、 12おんほのほごとく、かうべにはあまたかんむりいただき、またしるせるありて、みづからのほかたれこれものなく、 13またまみれたるいふくまとたまひて、かみみことばしようす。 14またてんしよぐんしろうまり、しろきよあままとたまひてこれしたがれり。 15しかしてしよみんつべきもろはつるぎかれくちよりで、かれてつつゑもつしよみんをさたまふべく、またみづかぜんのうかみおんいかりしぼりをけたまひ、 16ころもうへももところそのしるされて、しよわうわうしよしゆしゆ、とあり。 17またたるに、ひとつてんしたいやううちちて、そらちゆうあうべるいつさいとりむかひ、こゑたかよばはりてひけるは、なんぢきたりてかみおほいなるきようえんあつまれ、 18しよこくわうにくせんぷちやうにくけんりよくしやにくうまこれれるひとびととのにくすべじいうなるものどれいたるもの、たいじんせうじんにくくらふべし、と。 19またたるに、かのけものちじやうしよこくわうそのぐんたいすであつまりて、しろうまたまへるものおよそのぐんたいたたかひはんとしたるに、 20けものとらへられ、かつそのまへいろいろしるしし、これによりてけものいんしやうけ、そのざう