麦屋節

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麦屋節（むぎやぶし）

• 作詞：不詳
• 作曲：不詳
• 底本：富山県統計課編 『新富山県』 富山県、1931年。国立国会図書館デジタルコレクション:info:ndljp/pid/1174330/1/207、全国書誌番号：47002184。
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歌詞

一、麥（むぎ）や菜種（なたね）は二年（にねん）で苅（か）るが　麻（あさ）が苅（か）られよか半土用（はんどよう）に

一、浪（なみ）の屋島（やしま）を遠（と）く遁（のが）れ來（き）て　薪（たきぎ）苅（か）るてふ深山（みやま）べに

一、烏帽子（𛀁ぼし）狩衣（かりぎぬ）ぬぎうちすてゝ　今（いま）は越路（こしぢ）の杣家（そまや）かな

一、心（こ〻ろ）淋（さび）しや落（お）ち行（ゆ）く先（さき）は　河（かは）の鳴（な）る瀨（せ）と鹿（しか）の聲（こ𛀁）

一、河（かは）の鳴（な）る瀨（せ）に絹（きぬ）機（はた）たてゝ　浪（なみ）に織（お）らせて岩（いは）に着（き）せよう