香港己亥宣言
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開港からおよそ180年が経ちました。
《香港己亥宣言》は現在、即ち2019年に香港市民の合意に基づき起草されます。2014年に民衆の自由を追求するために行われた雨傘革命に呼応するものです。
危急存亡の秋、我々はこれより《香港己亥宣言》の起草を支援し、《香港己亥宣言》の中国語版及び英語版を提出します。
- 香港市民を代表して宣言します。香港市民は、普遍的価値と社会制度、すなわち生まれながらにして持っている自由、公民権と参政権、そして真に香港市民を代表とする制度を追求することを自任します。
- 現在香港の基本法(憲法)は既に効力を失っています。香港市民自身の手で香港基本法を修正し、港人治港、高度自治を確実にしなければなりません。中華人民共和国の国防と外交に伴う事柄以外の香港内政への干渉は拒否されなくてはなりません。
- 各政府組織の内部は腐敗しています。我々は、関連する指導者の謝罪、辞任を求めます。
- 基本法の修正と23条の廃止を含み、基本的人権を犯す全ての基本法条文と法律の廃止を要求します。政府側もまたその威信に掛けて、22条から成る基本法を制定すべきです。
- 香港人の利益と権利を守るため、政治システムを改革し、香港人の利益と権利を施政方針の首位とすべきです。
- 従って、真の民主主義を成し遂げるために、香港政府は香港の政治制度の改革を再始動し、行政長官および立法会全議席に対する普通選挙を実現すべきです。
- 香港政府は、雨傘革命と旺角フィッシュボール革命、逃亡犯条例改定案反対デモの間に逮捕された人々、それらに関連し逮捕された人々と政治犯を直ちに無条件で釈放しなければなりません。また、将来に渡り、彼らを迫害しないことを保証しなければなりません。
- 香港政府は、警官隊を監査する独立監査委員会を設立することを約束し、逃亡犯条例改定案に反対するデモ隊に対して警官隊が過剰な武力を行使した実態を調べなければなりません。香港警務処処長は責任を取って辞任しなければなりません。香港警察は香港の市民に謝罪しなくてはなりません。
- 香港の未来のために血と命を捧げた英雄に感謝し、記憶を風化させないよう、7月2日を香港法定記念日に制定することを求めます。我々は香港の「血の6月」「血の7月」を決して忘れません。
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