飛行船とその構造に関する簡単な教義 第2版/記事の内容


出版:1904年 出典:K. Tsiolkovsky 飛行船とその構造についての簡単な教義 K. ツィオルコフスキー 第2版、増補改訂版、著者の作品の略歴付き。- Kaluga: Printing House. Kaluga: Printing House of Provincial Administration, 1904.


飛行船の単純な原理とその構造

記事の内容
1. 記事を読む際に注意すべき点は?-1. 飛行船。-この作品の目的 -5. 雰囲気や、荷物を持ち上げる力 -10. 浮揚ガスのない(空洞のある)飛行船が可能かどうか -15.軽量ガス -20. 飛行船の扁平な形状の重要性 -22. 飛行船の素材 -24. 金属製の飛行船が可能かどうか - 26. 飛行船の制御性に対する太陽光の有害性 -30. 太陽の光で飛行船の不平衡を制御する -32. 飛行船のエンジン。-47. 大型蒸気船の長さに相当する200人乗りの飛行船の計画 -100. 金属製外殻の構造と体積の変更について -109. 飛行船の模型 -112. 船殻のための造船所の問題 -114. 船殻のプラム構造の方法 -144. 飛行船の気嚢を作り、ガスを充填する -150. 与えられた船の前進速度に対するエンジン稼働率の計算 -164. 無風状態での気球の制御 166.・・・均一で直線的な気流の中での船の制御 -183. 飛行船の強度 -191. さまざまな規模の飛行船に関する一般的な真実 -226. 山の飛行船 -244. ガス気球の利点を紹介 -274. 結論 -281. 航空技術の成功を歴史的に振り返ってみよう


注:巻末の別紙図面を参照

この記事を読むにあたって、以下のことを覚えておいて頂きたい。1メートルは22½ヴェルスト、つまり1.4アーチである。センチは1メートルの100分の1。1cmは10mmである。センチはインチの1/4より少し下。1kmは1000mで、1verstより若干少ない。キログラムは1ポンドの2 2/5の重さで、グラムはガルプの1/4以下で、キログラムの1000分の1の重さである。1トンは1000キログラム、約61プードである。

エンジンの出力とは、1秒間にエンジンが発する仕事量のことである。一般的に仕事の単位は、1キログラムを1メートルの高さに持ち上げることである。この単位をキログラムメーターという。エンジンの仕事の単位は、私は100キログラムメートルと考え、メートル力またはメートル馬と呼んでいる。メートル法の馬力は、いわゆる蒸気馬力よりも大きく、75キログラムしか含まれておらず、立派な生きた馬2頭分の働きに相当する。

エンジンのエネルギーは、私が「単位重量あたりの第2の仕事」と呼んでいるもので、機械の重量と、発射箱や蒸気機関などの付属品すべての重量を数えている、燃料と水は数えていない。

機械の指標となる力は、部品に摩擦がなければ蒸気の働きである。

この摩擦を差し引くと、有効な力、つまり機械の軸にかかる仕事が出てくる。ここの温度計は100度。氷点(または融点)はReomurと同じく0であるが、水の沸点には100という数字が記されている(Reomurのように80ではない)。

小数点以下の分数にはコンマを使う(整数には使わない)。左側にはいつものように整数、右側には順に10分の1、100分の1、1000分の1などが書かれている。

私が使っている略語は、キログラム=キログラム、メートル=メートル、ミリメートル=ミリ、センチメートル=センチ、グラム=グラム、メートル力=メートル力である。

脚注[編集]


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