荒城の月
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- 春高楼の花の宴
巡る盃影さして
千代の松が枝分け出でし
昔の光今いづこ - 秋陣営の霜の色
鳴きゆく雁の数見せて
植うる剣に照り沿ひし
昔の光今いづこ - 今荒城の夜半の月
変はらぬ光誰がためぞ
垣に残るはただ葛
松に歌ふはただ嵐 - 天上影は変はらねど
栄枯は移る世の姿
映さむとてか今も尚
ああ荒城の夜半の月
- ↑ 日本教育音楽協会編纂、『青年学校音楽教科書 本科用』、音楽教育書出版協会、1936年、JPNO 44066441、NDLJP 1275847)。
この著作物は、1952年に著作者が亡くなって(団体著作物にあっては公表又は創作されて)いるため、著作権の保護期間が著作者(共同著作物にあっては、最終に死亡した著作者)の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)70年以下である国や地域でパブリックドメインの状態にあります。
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