民主改革評議会声明
はっきりとしている事は、現段階において政府が、合意が得られず、派閥に分かれ、国の人々が結束する事を知らなくなるという、未だかつてタイの国に起こったことのない問題を生じさせている。派閥という派閥が様々な方法を以て勝利を勝ち取ろうとしているのである。そして阿世のグループが日々増え続け、強硬手段に出ることが多くなった。国民のほとんどが国の国家行政に疑問をもっている中で、それは寛容性のない悪質な行いを示す方向へ行ってしまった。政府の機関、私立の機関が政治に包括されてしまい、王国憲法に制定された精神を履行することができず、問題を生む政治行為、そして様々な事柄に対する障害物となったのである。タイの人々に高々と敬意を表されている国王に対する不敬に次ぐ不敬行為が多々あった。まして社会の多くの部分でお互いが妥協しようと努力する動きがあり、そういう状態が広がりつつあったが、しかし未だ合意が得られない状態を終わらせることができなかった。
この様なとき、民主改革評議会は軍部の責任者とタイ王国警察の責任者を立て、国の政治権力を掌握するに至った。これより今から、民主改革評議会によってこう宣言する。国の公務運営を害する主体として登場してきた意志はない。しかし、速やかに民主改革評議会が掌握した権力をタイ国民に返還するつもりである。平静、そして国の安全保障を保持する。そしてさらにタイ人すべてが敬愛する国王の威光を損ねないないようにする。
仏滅紀元2549年9月19日23時50分布告
(署名)ソンティ・ブンヤラットカリン大将
民主改革評議会首領
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