歴代志略上(文語訳)

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w:舊新約聖書 [文語]』w:日本聖書協会、1953年

w:明治元訳聖書

歴代志略上

目次

第1章[編集]

1:1[編集]

アダム、セツ、エノス

1:2[編集]

ケナン、マハラレル、ヤレド

1:3[編集]

エノク、メトセラ、ラメク

1:4[編集]

ノア、セム、ハム、ヤペテ

1:5[編集]

ヤベテの子等はゴメル、マゴグ、マデア、ヤワン、トバル、メセク、テラス

1:6[編集]

ゴメルの子等はアシケナズ、リパテ、トガルマ

1:7[編集]

ヤワンの子等はエリシヤ、タルシシ、キツテム、ドダニム

1:8[編集]

ハムの子等はクシ、ミツライム、プテ、カナン

1:9[編集]

クシの子等はセバ、ハビラ、サブタ、ラアマ、サブテカ、ラアマの子等はセバとデダン

1:10[編集]

クシ、ニムロデを生り彼はじめて世の權力ある者となれり

1:11[編集]

ミツライムはルデ族アナミ族レハビ族ナフト族

1:12[編集]

パテロス族カスル族カフトリ族を生りカスル族よりベリシテ族出たり

1:13[編集]

カナンその冢子シドンおよびヘテを生み

1:14[編集]

またヱブス族アモリ族ギルガシ族

1:15[編集]

ヒビ族アルキ族セニ族

1:16[編集]

アルワデ族ゼマリ族ハマテ族を生り

1:17[編集]

セムの子等はエラム、アシユル、アルバクサデ、ルデ、アラム、ウズ、ホル、ゲテル、メセク

1:18[編集]

アルバクサデ、シラを生みシラ、エベルを生り

1:19[編集]

エベルに二人の子生れたりその一人の名をベレグ(分)と曰ふ其は彼の代に地の人散り分れたればなりその弟の名をヨクタンと曰ふ

1:20[編集]

ヨクタンはアルモダデ、シヤレフ、ハザルマウテ、ヱラ

1:21[編集]

ハドラム、ウザル、デクラ

1:22[編集]

エバル、アビマエル、シバ

1:23[編集]

オフル、ハビラおよびヨハブを生り是等はみなヨクタンの子なり

1:24[編集]

セム、アルバクサデ、シラ

1:25[編集]

エベル、ベレグ、リウ

1:26[編集]

セルグ、ナホル、テラ

1:27[編集]

アブラム是すなはちアブラハムなり

1:28[編集]

アブラハムの子等はイサクおよびイシマエル

1:29[編集]

彼らの子孫は左のごとしイシマエルの冢子はネバヨテ次はケダル、アデビエル、ミブサム

1:30[編集]

ミシマ、ドマ、マツサ、ハダデ、テマ

1:31[編集]

ヱトル、ネフシ、ケデマ、イシマエルの子孫は是の如し

1:32[編集]

アブラハムの妾ケトラの生る子は左のごとし彼ジムラン、ヨクシヤン、メダン、ミデアン、イシバク、シユワを生りヨクシヤンの子等はシバおよびデダン

1:33[編集]

ミデアンの子等はエバ、エペル、ヘノク、アビダ、エルダア是等はみなケトラの生る子なり

1:34[編集]

アブラハム、イサクを生りイザクの子等はヱサウとイスラエル

1:35[編集]

エサウの子等はエリバズ、リウエル、ヱウシ、ヤラム、コラ

1:36[編集]

エリバズの子等はテマン、オマル、ゼビ、ガタム、ケナズ、テムナ、アマレク

1:37[編集]

リウエルの子等はナハテ、ゼラ、シヤンマ、ミツザ

1:38[編集]

セイの子等はロタン、シヨバル、ヂベオン、アナ、デシヨン、エゼル、デシヤン

1:39[編集]

ロタンの子等はホリとホマム、ロタンの妹はテムナ

1:40[編集]

シヨバルの子等はアルヤン、マナハテ、エバル、シピ、オナム、ヂベオンの子等はアヤとアナ

1:41[編集]

アナの子等はデシヨン、デシヨンの子等はハムラム、エシバン、イテラン、ケラン、

1:42[編集]

エゼルの子等はビルハン、ザワン、ヤカン、デシヤンの子等はウズおよびアラン

1:43[編集]

イスラエルの子孫を治むる王いまだ有ざる前にエドムの地を治めたる王等は左のごとしベオルの子ベラその都城の名はデナバといふ

1:44[編集]

ベラ薨てボズラのゼラの子ヨバブこれに代りて王となり

1:45[編集]

ヨバブ薨てテマン人の地のホシヤムこれにかはりて王となり

1:46[編集]

ホシヤム薨てベダデの子ハダデこれにかはりて王となれり彼モアブの野にてミデアン人を撃りその都城の名はアビテといふ

1:47[編集]

ハダデ薨てマスレカのサムラこれに代りて王となり

1:48[編集]

サムラ薨て河の旁なるレホボテのサウルこれに代りて王となり

1:49[編集]

サウル薨てアクボルの子バアルハナンこれに代りて王となり

1:50[編集]

バアルハナン薨てハダデこれにかはりて王となれりその都城の名はパイといふその妻はマテレデの女子にして名をメヘタベルといへりマテレデはメザハブの女なり

1:51[編集]

ハダデも薨たり/エドムの諸侯は左のごとし、テムナ侯アルヤ侯ヱテテ侯

1:52[編集]

アホリバマ侯エラ侯ピノン侯

1:53[編集]

ケナズ侯テマン侯ミブザル侯

1:54[編集]

マグデエル侯イラム侯エドムの諸侯は是のごとし

第2章[編集]

2:1[編集]

イスラエルの子等は左のごとしルベン、シメオン、レビ、ユダ、イツサカル、ゼブルン

2:2[編集]

ダン、ヨセフ、ベニヤミン、ナフタリ、ガド、アセル

2:3[編集]

ユダの子等はエル、オナン、シラなり この三人はカナンの女バテシユアがユダによりて生たるなり ユダの長子エルはヱホバの前に惡き事をなしたれば之を殺したまへり

2:4[編集]

ユダの媳タマルはユダによりてぺレヅとゼラとを生りユダの子等は都合五人なりき

2:5[編集]

ペレヅの子等はヘヅロンおよびハムル

2:6[編集]

ゼラの子等はジムリ、エタン、ヘマン、カルコル、ダラ都合五人

2:7[編集]

カルミの子はアカル、アカルは詛はれし物につきて罪を犯してイスラエルを惱ませし者なり

2:8[編集]

エタンの子はアザリヤ

2:9[編集]

ヘヅロンに生れたる子等はヱラメル、ラム、ケルバイ

2:10[編集]

ラム、アミナダブを生みアミナダブ、ナシヨンを生りナシヨンはユダの子孫の牧伯なり

2:11[編集]

ナシヨン、サルマを生みサルマ、ボアズを生み

2:12[編集]

ボアズ、オベデを生み、オベデ、ヱツサイを生り

2:13[編集]

ヱツサイの生る者は長子はエリアブ その次はアミナダブ その三はシヤンマ

2:14[編集]

その四はネタンエル その五はラダイ

2:15[編集]

その六はオゼム その七はダビデ

2:16[編集]

かれらの姉妹はゼルヤとアビガル、ゼルヤの產る子はアビシヤイ、ヨアブ、アサヘルあはせて三人

2:17[編集]

アビガルはアマサを產り アサの父はイシマエル人ヱテルといふ者なり

2:18[編集]

ヘヅロンの子カレブはその妻アズバによりまたヱリオテによりて子を擧けたりその產る子等は左のごとし ヱシル、シヨバブおよびアルドン

2:19[編集]

アズバ死たればカレブまたエフラタを娶れり エフラタ、カレブによりてホルを產り

2:20[編集]

ホル、ウリを生み ウリ、ベザレルを生り

2:21[編集]

その後ヘヅロンはギレアデの父マキルの女の所にいれりその之を娶れる時は六十歳なりき彼ヘヅロンによりてセグブを產り

2:22[編集]

セグブ、ヤイルを生りヤイルはギレアデの地に邑二十三を有り

2:23[編集]

然るにゲシユルおよびアラム彼等よりヤイルの邑々およびケナテとその郷里など都合六十の邑を取り是皆ギレアデの父マキルの子等なりき

2:24[編集]

ヘヅロン、カレブエフテタに死て後ヘヅロンの妻アビヤその子アシユルを生りアシユルはテコアの父なり

2:25[編集]

ヘヅロンの長子ヱラメルの子等は長子はラム 次はブナ、オレン、オゼム、アヒヤ

2:26[編集]

ヱラメルはまた他の妻をもてりその名をアタラといふ彼はオナムの母なり

2:27[編集]

ヱラメルの長子ラムの子等はマアツ、ヤミン、エケル

2:28[編集]

オナムの子等はシヤンマイ、ヤダ、シヤンマイの子等はナダブおよびアビシユル

2:29[編集]

アビシユルの妻の名はアビハイルといふ彼アバンおよびモリデを生り

2:30[編集]

ナダブの子等はセレデおよびアツパイム、セレデは子なくして死り

2:31[編集]

アツパイムの子はイシ、イシの子はセシヤン、セシヤンの子はアヘライ

2:32[編集]

シヤンマイの兄弟ヤダの子はヱテルおよびヨナタン、ヱテルは子なくして死り


2:33[編集]

ヨナタンの子等はペレテおよびザザ、ヱラメルの子孫は斯のごとし

2:34[編集]

セシヤンは男子なくして惟女子ありしのみなるがセシヤンにヤルハと名くるエジプトの僕ありければ

2:35[編集]

セシヤンその女をこの僕ヤルハに與へて妻となさしめたり彼ヤルハによりてアツタイを生り

2:36[編集]

アツタイ、ナタンを生みナタン、ザバデを生み

2:37[編集]

ザバデ、エフラルを生み エフラル、オベデを生み

2:38[編集]

オベデ、ヱヒウを生み ヱヒウ、アザリヤを生み

2:39[編集]

アザリヤ、ヘレヅを生み ヘレヅ、ヱレアサを生み

2:40[編集]

ヱレアサ、シスマイを生み シスマイ、シヤルムを生み

2:41[編集]

シヤルム、ヱカミヤを生み ヱカミヤ、エリシヤマを生り

2:42[編集]

ヱラメルの兄弟カレブの子等はその長子をメシヤといふ是はジフの父なり ジフの子はマレシヤ、マレシヤはヘブロンの父なり

2:43[編集]

ヘブロンの子等はコラ、タツプア、レケム、シマ

2:44[編集]

シマはラハムを生り ラハムはヨルカムの父なり レケムはシヤンマイを生り

2:45[編集]

シヤンマイの子はマオン、マオンはベテスルの父なり

2:47[編集]

カレブの妾エパでハラン、モザおよびガゼズを產り ハランはガゼズを生り

2:47[編集]

ヱダイの子等はレゲム、ヨタム、ゲシヤン、ペレテ、エバ、シヤフ

2:48[編集]

カレブの妾マアカはシベルおよびテルハナを生み

2:49[編集]

またマデマンナの父シヤフおよびマクベナとギベアの父シワを生り カレブの女子はアクサといふ

2:50[編集]

カレブの子孫は左のごとしエフラタの長子ホルの子はキリアテヤリムの父シヨバル

2:51[編集]

ベテレヘムの父サルマおよびベテカデルの父ハレフ

2:52[編集]

キリアタヤリムの父シヨバルの子等はハロエにメヌコテ人の半

2:53[編集]

またキリアテヤリムの宗族はイテリ族プヒ族シユマ族ミシラ族 是等よりザレア族およびエシタオル族出たり

2:54[編集]

サルマの子孫はベテレヘム、ネトバ族アタロテベテヨアブ、マナハテ族の半およびゾリ族

2:55[編集]

ならびにヤベヅに住る諸士の宗族すなはちテラテ族シメアテ族スカテ族是等はケニ人にしてレカブの家の先祖ハマテより出たる者なり

第3章[編集]

3:1[編集]

ヘブロンにて生れたるダビデの子等は左のごとし長子はアムノンといひてヱズレル人アヒノアムより生れ其次はダニエルといひてカルメル人アビガルより生る


3:2[編集]

その三はアブサロムといひてゲシユルの王タルマイの女マアカの生る子其四はアドニヤといひてハギテの生る子なり

3:3[編集]

その五はシバテヤといひてアビタルより生れ其六はイテレアムといひて妻エグラより生る

3:4[編集]

この六人ヘブロンにてかれに生れたりダビデ彼處にて王たりし事七年と六箇月またヱルサレムにて王たりし事三十三年

3:5[編集]

ヱルサレムにて生れたるその子等は左のごとしシメア、シヨバブ、ナタン、ソロモンこの四人はアンミエルの女バテシユアより生る

3:6[編集]

またイブハル、エリシヤマ、エリぺレテ

3:7[編集]

ノガ、ネぺグ、ヤピア

3:8[編集]

エリシヤマ、エリアダ、エリぺレテの九人

3:9[編集]

是みなダビデの子なり此外にまた妾等の生る子等あり彼らの姉妹にタマルといふ者あり

3:10[編集]

ソロモンの子はレハベアムその子はアビヤその子はアサその子はヨシヤパテ

3:11[編集]

その子はヨラムその子はアハジアその子はヨアシ

3:12[編集]

その子はアマジヤその子はアザリヤモの子はヨタム

3:13[編集]

その子はアハズその子はヒゼキヤその子はマナセ

3:14[編集]

その子はアモンその子はヨシア

3:15[編集]

ヨシアの子等は長子はヨハナンその次はヱホヤキムその三はゼデキヤその四はシヤルム

3:16[編集]

ヱホヤキムの子等はその子はヱコニアその子はゼデキヤ

3:17[編集]

俘擄人ヱコニアの子等はその子シヤルテル

3:18[編集]

マルキラム、ぺダヤ、セナザル、ヱカミア、ホシヤマ、ネダビヤ

3:19[編集]

ぺダヤの子等はゼルバベルおよびシメイ、ゼルバベルの子等はメシユラムおよびハナニヤその姉妹にシロミテといふ者あり

3:20[編集]

またハシユバ、オヘル、ベレキヤ、ハサデヤ、ユサブヘセデの五人あり

3:21[編集]

ハナニヤの子等はベラテヤおよびヱサヤまたレバヤの子等アルナンの子等オバデヤの子等シカニヤの子等あり

3:22[編集]

シカニヤの子はシマヤ、シマヤの子等はハツトシ、イガル、バリア、ネアリア、シヤパテの六人

3:23[編集]

ネアリアの子等はエリヨエナイ、ヒゼキヤ、アズリカムの三人

3:24[編集]

エリヨエナイの子等はホダヤ、エリアシブ、ペラヤ、アツクブ、ヨハナン、デラヤ、アナニの七人

第4章[編集]

4:1[編集]

ユダの子等はペレヅ、ヘヅロン、カルミ、ホル、シヨバル


4:2[編集]

シヨバルの子レアヤ、ヤハテを生みヤハテ、アホマイおよびラハデを生り是等はザレア人の宗族なり

4:3[編集]

エタムの父の生る者は左のごとしヱズレル、イシマおよびイデバシその姉妹の名はハゼレルポニといふ

4:4[編集]

ゲドルの父ペヌエル、ホシヤの父エゼル是等はベテレヘムの父エフラタの長子ホルの子等なり

4:5[編集]

テコアの父アシユルは二人の妻を有り即ちヘラとナアラ

4:6[編集]

ナアラ、アシユルによりてアホザム、へペル、テメニおよびアハシタリを產り是等はナアラの產る子なり

4:7[編集]

ヘラの產る子はゼレテ、ヱゾアル、エテナン

4:8[編集]

ハツコヅはアヌブおよびゾベバを產り ハルムの子アハルヘルの宗族も彼より出づ

4:9[編集]

ヤベヅはその兄弟の中にて最も尊ばれたる者なりきその母我くるしみてこれを產たればといひてその名をヤベヅ(くるしみ)と名けたり

4:10[編集]

ヤベヅ、イスラエルの神に龥はり我を祝福に祝福て我境を擴め御手をもて我を助け我をして災難に罹りてくるしむこと無らしめたまへと言り神その求むる所を允したまふ

4:11[編集]

シユワの兄弟ケルブはメヒルを生りメヒルはエシトンの父なり

4:12[編集]

エシトンはベテラパ、パセアおよびイルハナシの父テヒンナを生り是等はレカの人なり

4:13[編集]

ケナズの子等はオテニエルおよびセラヤ、オテニエルの子はハタテ

4:14[編集]

メオノタイはオフラを生みセラヤはヨアブを生りヨアブはカラシム(工匠)谷の人々の父なり彼處のものは工匠なればかくいふ

4:15[編集]

ヱフンネの子カレブの子等はイル、エラおよびナアム、エラの子等およびケナズ

4:16[編集]

ヱハレレルの子等はジフ、ジバ、テリア、アサレル

4:17[編集]

エズラの子等はヱテル、メレデ、エペル、ヤロン、メレデの妻はミリアム、シヤンマイおよびイシバを產り イシバはエシテモアの父なり

4:18[編集]

そのユダヤ人なる妻はゲドルの父ヱレデとシヨコの父へベルとザノアの父ヱクテエルを產り是等はメレデが娶りたるパロの女ビテヤの生る子なり

4:19[編集]

ナハムの姉妹なるホデヤの妻の生める子等はガルミ人ケイラの父およびマアカ人エシテモアなり

4:20[編集]

シモンの子等はアムノン、リンナ、ベネハナン、テロン、イシの子等はゾヘテおよびべネゾヘテ

4:21[編集]

ユダの子シラの子等はレカの父エル、マレシヤの父ラダおよび織布者の家の宗族すなはちアシベアの家の者等

4:22[編集]

ならびにモアブに主たりしヨキム、コゼバの人々ヨアシおよびサラフ等なり またヤシユブ、レハムといふ者ありその記録は古し

4:23[編集]

是等の者は陶工にしてネタイムおよびゲデラに住み王の地に居りてその用をなせり

4:24[編集]

シメオンの子等はネムエル、ヤミン、ヤリブ、ゼラ、シヤウル

4:25[編集]

シヤウルの子はシヤルム その子はミブサムその子はミシマ

4:26[編集]

ミシマの子はハムエル その子はザツクル その子はシメイ

4:27[編集]

シメイには男子十六人女子六人ありしがその兄弟等には多の子あらざりきまたその宗族の者は凡てユダの子孫ほどには殖増ざりき

4:28[編集]

彼らの住る處はベエルシバ、モラダ、ハザルシユアル

4:29[編集]

ビルハ、エゼム、トラデ

4:30[編集]

ベトエル、ホルマ、チクラグ

4:31[編集]

ベテマルカボテ、ハザルスシム、ベテビリ、シヤライム是等の邑はダビデの世にたるまで彼等の有たりき

4:32[編集]

その村郷はエタム、アイン、リンモン、トケン、アシヤンの五の邑なり

4:33[編集]

またこの邑々の周圍に衆多の村ありてバアルにまでおよべり彼らの住處は是のごとくにして彼ら各々系譜あり

4:34[編集]

メシヨバブ、ヤムレク、アマジヤの子ヨシヤ

4:35[編集]

ヨエル、アシエルの曾孫セラヤの孫ヨシビアの子ヱヒウ

4:36[編集]

ヱリオエナイ、ヤコバ、ヱシヨハヤ、アサヤ、アデヱル、ヱシミエル、ベナヤ

4:37[編集]

およびシピの子ジザ、シピはアロンの子 アロンはヱダヤの子 ヱダヤはシムリの子 シムリはシマヤの子なり

4:38[編集]

此に名を擧げたる者等はその宗族の中の長たる者にしてその宗家は大に蔓延り

4:39[編集]

彼等はその群のために牧場を求めんとてゲドルの西におもむき谷の東の方にいたり

4:40[編集]

つひに膏腴なる善き牧場を見いだせしがその地は廣く靜穩にして安寧なりき其は昔より其處に住たりし者はハム人なればなり

4:41[編集]

即ち上にその名を記したる者等ユダの王ヒゼキヤの代に往て彼らの幕屋を撃やぶり彼らと其處に居しメウニ人を盡く滅ぼし之に代りて其處に住て今日にいたる是はその群を牧べき牧場其處にありたればなり

4:42[編集]

またシメオンの子孫の者五百人許イシの子等ペラテア、ネアリア、レバヤ、ウジエルを長としてセイル山に攻ゆき


4:43[編集]

アマレキ人の逃れて遺れる者を撃ほろぼして今日まで其處に住り

第5章[編集]

5:1[編集]

イスラエルの長子ルベンの子等は左のごとしルベンは長子なりしがその父の床を涜ししによりてその長子の權はイスラエルの子ヨセフの子等に與へらる然れども系譜は長子の權にしたがひて記すべきに非ず

5:2[編集]

そはユダその諸兄弟に勝る者となりて君たる者その中より出ればなり但し長子の權はヨセフに屬す

5:3[編集]

即ちイスラエルの長子ルベンの子等はハノク、パル、ヘヅロン、カルミ

5:4[編集]

ヨエルの子はシマヤ その子はゴグ その子はシメイ

5:5[編集]

その子はミカ その子はレアヤ その子はバアル

5:6[編集]

その子はベエラ このべエラはアッスリヤの王テルガテピルネセルに擄へられてゆけり彼はルベン人の中に牧伯たる者なりき

5:7[編集]

彼の兄弟等はその宗族に依りその歴代の系譜によれば左のごとし長ヱイエルおよびゼカリヤ

5:8[編集]

ベラ等なりベラはアザズの子シマの孫ヨエルの曾孫なりかれアロエルに住みて地をネボ、バアルメオンにまでおよぼししが

5:9[編集]

ギレアデの地にてその家畜殖増ければまた地を東の方ユフラテ河の此方なる荒野の極端にまでおよぼせり

5:10[編集]

またサウルの時にハガリ人と戰爭してこれを打破りギレアデの東の全部なる彼らの幕屋に住たり

5:11[編集]

ガドの子孫はこれと相對ひてバシヤンの地にすみて地をサルカにまで及ぼせり

5:12[編集]

長はヨエル次はシヤパム、ヤアナイ、シヤパテ共にバシヤンに居り

5:13[編集]

彼らの兄弟等はその宗家によればミカエル、メシユラム、シバ、ヨライ、ヤカン、ジア、ヘベル都合七人

5:14[編集]

是等はホリの子アビハイルの子等なり ホリはヤロアの子ヤロアはギレアデの子ギレアデはミカエルの子ミカエはヱシサイの子ヱシサイはヤドの子ヤドはブズの子

5:15[編集]

アヒはアブデルの子アブデルはグニの子グニは其宗家の長たり

5:16[編集]

彼らはギレアデとバシヤンと其郷里とシヤロンの諸郊地に住て地を其四方の境に及ぼせり

5:17[編集]

是等はみなユダの王ヨタムの世とイスラエルの王ヤラベアムの世に系譜に載たるなり

5:18[編集]

ルベンの子孫とガド人とマナセの半支派には出て戰ふべき者四萬四千七百六十人あり皆勇士にして能く楯と矛とを執り善く弓を彎きかつ善戰ふ者なり

5:19[編集]

彼等ハガリ人およびヱトル、ネフシ、ノダブ等と戰爭しけるが

5:20[編集]

助力をかうむりて攻撃たればハガリ人および之と偕なりし者等みな彼らの手におちいれり是は彼ら陣中にて神を呼びこれを賴みしによりて神これを聽いれたまひしが故なり

5:21[編集]

かくて彼らその家畜を奪ひとりしに駱駝五萬 羊二十五萬 驢馬二千あり人十萬ありき

5:22[編集]

またころされて倒れたる者衆しその戰爭神に由るがゆゑなり而して彼らはこれが地に代りて住その擄移さるる時におよべり

5:23[編集]

マナセの半支派の人々はこの地に住み殖蔓りてつひにバシヤンよりバアルヘルモン、セニルおよびヘルモン山まで地をおよぼせり

5:24[編集]

その宗家の長は左のごとし即ちエペル、イシ、エリエル、アズリエル、ヱレミヤ、ホダヤ、ヤデエル是みなその宗家の長にして名ある大勇士なりき

5:25[編集]

彼等その先祖等の神にむかひて罪を犯し曾て彼等の前に神の滅ぼしたまひし國の民等の神を慕ひてこれと姦淫したれば

5:26[編集]

イスラエルの神アッスリヤの王ブルの心を振興しまたアッスリヤの王テグラテビレセルの心を振興したまへり彼つひにルベン人とガド人とマナセの半支派とを擄へゆきこれをハウラとハボルとハラとゴザンの河の邊とに移せり彼等は今日まで其處にあり

第6章[編集]

6:1[編集]

レビの子等はゲルシヨン、コハテ、メラリ

6:2[編集]

コハテの子等はアムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエル

6:3[編集]

アムラムの子等はアロン、モーセ、ミリアム、アロンの子等はナダブ、アビウ、エレアザル、イタマル

6:4[編集]

エレアザル、ピネハスを生み ピネハス、アビシユアを生み

6:5[編集]

アビシユア、ブツキを生み ブツキ、ウジを生み

6:6[編集]

ウジ、ゼラヒヤを生み ゼラヒヤ、メラヨテを生み

6:7[編集]

メラヨテ、アマリヤを生み アマリヤ、アヒトブを生み

6:8[編集]

アヒトブ、ザドクを生み ザドク、アヒマアズを生み

6:9[編集]

アヒマアズ、アザリヤを生み アザリヤ、ヨハナンを生み

6:10[編集]

ヨハナン、アザリヤを生り此アザリヤはヱルサレムなるソロモンの建たる宮にて祭司の職をなせし者なり

6:11[編集]

アザリヤ、アマリヤを生み アマリヤ、アヒトブを生み

6:12[編集]

アヒトブ、ザドクを生み ザドク、シヤルムを生み


6:13[編集]

シヤルム、ヒルキヤを生み ヒルキヤ、アザリヤを生み

6:14[編集]

アザリヤ、セラヤを生み セラヤ、ヨザダクを生む

6:15[編集]

ヨザダグはヱホバ、ネブカデネザルの手をもてユダおよびヱルサレムの人を擄へうつしたまひし時に擄へられて往り

6:16[編集]

レビの子等はゲルシヨン、コハテおよびメラリ

6:17[編集]

ゲルシヨンの子等の名は左のごとしリブニおよびシメイ

6:18[編集]

コハテの子等はアムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエル

6:19[編集]

メラリの子等はマヘリおよびムシ、レビ人の宗族はその宗家によれば是のごとし

6:20[編集]

ゲシヨンの子はリブニ その子はヤハテ その子はジンマ

6:21[編集]

その子はヨア その子はイド その子はゼラ その子はヤテライ

6:22[編集]

コハテの子はアミナダブ その子はコラ その子はアシル

6:23[編集]

その子はエルカナ その子はエビアサフ その子はアシル

6:24[編集]

その子はタハテ その子はウリエル その子はウジヤ その子はシヤウル

6:25[編集]

エルカナの子等はアマサイおよびアヒモテ

6:26[編集]

エルカナについてはエルカナの子はゾバイ その子はナハテ

6:27[編集]

その子はエリアブ その子はヱロハム その子はエルカナ

6:28[編集]

サムエルの子等は長子はヨエル 次はアビヤ

6:29[編集]

メラリの子はマヘリ その子はリブニ その子はシメイ その子はウザ

6:30[編集]

その子はシメア その子はハギヤ その子はアサヤなり

6:31[編集]

契約の櫃を安置せし後ダビデ左の人々を立てヱホバの家にて謳歌事を司どらせたり

6:32[編集]

彼等は集會の幕屋の住所の前にて謳歌事をおこなひ來りしがソロモン、ヱルサレムにヱホバの室を建るにおよびその次序に循ひてその職をつとめたり

6:33[編集]

立て奉事をなせるものおよびその子等は左のごとしコハテの子等の中ヘマンは謳歌師長たり ヘマンはヨルの子 ヨエルはサムエルの子

6:34[編集]

サムエルはエルカナの子 エルカナはヱロハムの子 ヱロハムはエリエルの子 エリエルはトアの子

6:35[編集]

トアはヅフの子 ヅフはエルカナの子 エルカナはマハテの子 マハテはアマサイの子

6:36[編集]

アマサイはヱルカナの子 エルカナはヨエルの子 ヨエルはアザリヤの子 アザリヤはゼパニヤの子

6:37[編集]

ゼパニヤはタハテの子 タハテはアシルの子 アシルはエビアサフの子 エビアサフはコラの子

6:38[編集]

コラはイヅハルの子 イヅハルはコハテの子 コハテはレビの子 レビはイスラエルの子なり

6:39[編集]

ヘマンの兄弟アサフ、ヘマンの右に立り アサフはベレキヤの子 ベレキヤはシメアの子

6:40[編集]

シメアはミカエルの子 ミカエルはバアセヤの子 バアセヤはマルキヤの子

6:41[編集]

マルキヤはエテニの子 エテニはゼラの子 ゼラはアダヤの子

6:42[編集]

アダヤはエタンの子 エタンはジンマの子 ジンマはシメイの子

6:43[編集]

シメイはヤハテの子 ヤハテはゲルシヨンの子 ゲルシヨンはレビの子なり

6:44[編集]

また彼らの兄弟なるメラリ人等その左に立り 其中のエタンはキシの子なり キシはアブデの子 アブデはマルクの子

6:45[編集]

マルクはハシヤビヤの子 ハシヤビヤはアマジヤの子 アマジヤはヒルキヤの子

6:46[編集]

ヒルキヤはアムジの子 アムジはバニの子 バニはセメルの子

6:47[編集]

セメルはマヘリの子 マヘリはムシの子 ムシはメラリの子 メラリはレビの子なり

6:48[編集]

彼らの兄弟なるレビ人等は神の室の幕屋の諸の職に任ぜられたり

6:49[編集]

アロンおよびその子等は燔祭の壇と香壇の上に物を献ぐることを司どりまた至聖所の諸の工をなし且イスラエルのために贖をなすことを司どれり凡て神の僕モーセの命じたるごとし

6:50[編集]

アロンの子孫は左のごとし アロンの子はエレアザル その子はピネハス その子はアビシユア

6:51[編集]

その子はブツキ その子はウジ その子はゼラヒヤ

6:52[編集]

その子はメラヨテ その子はアマリヤ その子はアヒトブ

6:53[編集]

その子はザドク その子はアヒマアズ

6:54[編集]

アロンの子孫の住處は四方の境の内にありその閭里に循ひていはば左の如し先コハテ人の宗族が籤によりて得たるところは是なり

6:55[編集]

すなはちユダの地の中よりはヘブロンとその周圍の郊地を得たり

6:56[編集]

但しその邑の田野と村々はヱフンネの子カレブに歸せり

6:57[編集]

すなはちアロンの子孫の得たる邑は逃遁邑なるヘブロン、リブナとその郊地 ヤツテルおよびエシテモアとそれらの郊地

6:58[編集]

ホロンとその郊地 デビルとその郊地

6:59[編集]

アシヤンとその郊地 ベテシメシとその郊地なり

6:60[編集]

またベニヤミンの支派の中よりはゲバとその郊地 アレメテとその郊地 アナトテとその郊地を得たり 彼らの邑はその宗族の中に都合十三ありき

6:61[編集]

またコハテの子孫の支派の中此他なる者はかの半支派の中即ちマナセの半支派の中より籤によりて十の邑を得たり

6:62[編集]

またゲルシヨンの子孫の宗族はイツサカルの支派アセルの支派ナフタリの支派及びバシヤンなるマナセの支派の中より十三の邑を得たり

6:63[編集]

またメラリの子孫の宗族はルベンの支派ガドの支派およびゼブルンの支派の中より籤によりて十二の邑を得たり

6:64[編集]

イスラエルの子孫は邑とその郊地とをレビ人に與へたり

6:65[編集]

即ちユダの子孫の支派とシメオンの子孫の支派とベニヤミンの子孫の支派の中よりして此に名を擧たる是等の邑を籤によりて之に與へたり

6:66[編集]

コハテの子孫の宗族はまたエフライムの支派の中よりも邑を得てその領地となせり

6:67[編集]

即ちその得たる逃遁邑はエフライム山のシケムとその郊地およびゲゼルとその郊地

6:68[編集]

ヨクメアムとその郊地 ベテホロンとその郊地

6:69[編集]

アヤロンとその郊地 ガテリンモンとその郊地なり

6:70[編集]

またマナセの半支派の中よりはアネルとその郊地 ビレアムとその郊地是みなコハテの子孫の遺れる宗族に歸せり

6:71[編集]

ゲルシヨンの子孫に歸せし者はマナセの半支派の宗族の中よりはバシヤンのゴランとその郊地 アシタロテとその郊地

6:72[編集]

イツサカルの支派の中よりはゲデシとその郊地 ダベラテとその郊地

6:73[編集]

ラモテとその郊地 アネムとその郊地

6:74[編集]

アセル支派の中よりはミシアルとその郊地 アブドンとその郊地

6:75[編集]

ホコクとその郊地レホブとその郊地

6:76[編集]

ナフタリの支派の中よりはガリラヤのゲデシとその郊地 ハンモンとその郊地 キリアタイムとその郊地

6:77[編集]

比外の者すなはちメラリの子孫に歸せし者はゼブルンの支派の中よりはリンモンとその郊地 タボルとその郊地

6:78[編集]

ヱリコに對するヨルダンの彼旁すなはちヨルダンの東においてルベンの支派の中よりは曠野のベゼルとその郊地 ヤザとその郊地

6:79[編集]

ケデモテとその郊地 メバアテとその郊地

6:80[編集]

ガドの支派の中よりはギレアデのラモテとその郊地 マハナイムとその郊地

6:81[編集]

ヘシボンとその郊地 ヤゼルとその郊地

第7章[編集]

7:1[編集]

イツサカルの子等はトラ、プワ、ヤシユブ、シムロムの四人

7:2[編集]

トラの子等はウジ、レバヤ、ヱリエル、ヤマイ、ヱブサム、サムエル是みなトラの子にして宗家の長なり其子孫の大勇士たる者はダビデの世にはその數二萬二千六百人なりき

7:3[編集]

ウジの子はイズラヒヤ、イズラヒヤの子等はミカエル、オバデヤ、ヨエル、イツシヤの五人是みな長たる者なりき

7:4[編集]

その宗家によればその子孫の中に軍旅の士卒三萬六千人ありき是は彼等妻子を衆く有たればなり

7:5[編集]

イツサカルの諸の宗族の中なるその兄弟等すなはち名簿に記載たる大勇士は都合八萬七千人

7:6[編集]

ベニヤミンの子等はベラ、ベケル、ヱデアエルの三人

7:7[編集]

ベラの子等はエヅボン、ウジ、ウジエル、ヱレモテ、イリの五人 皆その宗家の長なりその名簿に記載たる大勇士は二萬二千三十四人

7:8[編集]

ベケルの子等はセミラ、ヨアシ、エリエゼル、エリオエナイ、オムリ、ヱレモテ、アビヤ、アナトテ、アラメテ是みなベケルの子等にして宗家の長なり

7:9[編集]

その子孫の中名簿に記載たる大勇士は二萬二百人なりき

7:10[編集]

またヱデアエルの子はビルハン、ビルハンの子等はヱウシ、ベニヤミン、エホデ、ケナアナ、ゼタン、タルシシ、アビシヤハル

7:11[編集]

是みなヱデアエルの子にして宗家の長たりきその子孫の中に能く陣にのぞみて戰ふ大勇士一萬七千二百人ありき

7:12[編集]

またイリの子等はシユパムおよびホパム、またアヘラの子はホシム

7:13[編集]

ナフタリの子等はヤジエル、グニ、ヱゼル、シヤルム是みなビルハの產る子なり

7:14[編集]

マナセの子等はその妻の產る者はアシリエルその妾なるスリアの女の產る者はギレアデの父マキル

7:15[編集]

マキルはホパムとシユバムの妹名はマアカとい者を妻に娶れりその次の者はゼロペハデといふゼロペハデには女子ありしのみ

7:16[編集]

マキルの妻マアカ男子を產てその名をペレシとよべりその弟の名はシヤレシ、シヤレシの子等はウラムおよびラケム

7:17[編集]

ウラムの子はベダン是等はマナセの子マキルの子なるギレアデの子等なり

7:18[編集]

その妹ハンモレケテはイシホデ、アビエゼル、マヘラを產り

7:19[編集]

セミダの子等はアヒアン、シケム、リキ、アニヤム

7:20[編集]

エフライムの子はシユテラ その子はベレデ その子はタハテ その子はエラダ その子はタハテ

7:21[編集]

その子はザバデ その子はシユテラ エゼルとエレアデはガテの土人等これを殺せり其は彼ら下りゆきてこれが家畜を奪はんとしたればなり

7:22[編集]

その父エフライムこれがために哀むこと日久しかりければその兄弟等きたりてこれを慰さめたり

7:23[編集]

かくて後エフライムその妻の所にいりけるに胎みて男子を生たればその名をベリア(災難)ごとなづけたりその家に災難ありたればなり

7:24[編集]

エフライムの女子セラは上下のベテホロンおよびウゼンセラを建たり

7:25[編集]

ベリアの子はレバおよびレセフ その子はテラ その子はタハン

7:26[編集]

その子はラダン その子はアミホデ その子はエリシヤマ

7:27[編集]

その子はヌン その子はヨシユア

7:28[編集]

エフライムの子孫の產業と住處はベテルとその郷里 また東の方にてはナアラン 西の方にてはゲゼルとその郷里 またシケムとその郷里 およびアワとその郷里

7:29[編集]

またマナセの子孫の國境に沿てはベテシヤンとその郷里 タアナクとその郷里 メギドンとその郷里 ドルとその郷里なり イスラエルの子ヨセフの子孫は是等の處に住り

7:30[編集]

アセルの子等はイムナ、イシワ、ヱスイ、ベリアおよびその姉妹セラ

7:31[編集]

ベリアの子等はヘベルおよびマルキエル、マルキエルはビルザヒテの父なり

7:32[編集]

ヘベルはヤフレテ、シヨメル、ホタムおよびその姉妹シユワを生り

7:33[編集]

ヤフレテの子等はバサク、ビムハル、アシワテ、ヤフレテの子等は是のごとし

7:34[編集]

シヨメルの子等はアヒ、ロガ、ホバおよびアラム

7:35[編集]

シヨメルの兄弟ヘレムの子等はゾバ、イムナ、シレン、アマル

7:36[編集]

ゾバの子等はスア、ハルネペル、シユアル、ベリ、イムラ

7:37[編集]

ベゼル、ホド、シヤンマ、シルシヤ、イテラン、ベエラ

7:38[編集]

ヱテルの子等はヱフンネ、ピスパおよびアラ

7:39[編集]

ウラの子等はアラ、ハニエルおよびリヂア

7:40[編集]

是みなアセルの子孫にして宗家の長たり挺出たる大勇士たり將官の長たりきその名簿に記載たる能く陣にのぞみて戰ふ者二萬六千人あり

第8章[編集]

8:1[編集]

ベニヤミンの生(うめ)る者は長子はベラ その次はアシベル その三はアハラ

8:2[編集]

その四はアハ その五はラパ

8:3[編集]

ベラの子等はアダル、ゲラ、アビウデ

8:4[編集]

アビシユア、ナアマン、アホア

8:5[編集]

ゲラ、シフパム、ヒラム

8:6[編集]

エホデの子等は左のごとし是等はゲバの民の宗家の長なり是はマナハテに移されたり

8:7[編集]

すなはちナアマンおよびアヒヤとともにゲラこれを移せるなりエホデの子等はすなはちウザとアヒウデ是なり

8:8[編集]

シヤハライムはその妻ホシムとバアラを去し後モアブの國においてまた子等を擧けたり

8:9[編集]

彼がその妻ホデシによりて擧けたる子等はヨバブ、ヂビア、メシヤ、マルカム

8:10[編集]

ヱウツ、シヤキヤおよびミルマ是その子等にして宗家の長なり

8:11[編集]

彼またホシムによりてアビトブとエルパアルを擧けたり

8:12[編集]

エルパアルの子等はエベル、ミシヤムおよびシヤメル彼はオノとロドとその郷里を建たる者なり

8:13[編集]

またベリア、シマあり是等はアヤロンの民の宗家の長たる者にしてガテの民を逐はらへり

8:14[編集]

またアヒオ、シヤシヤク、エレモテ

8:15[編集]

ゼバデヤ、アラデ、アデル

8:16[編集]

ミカエル、イシパ、ヨハ是等はベリアの子等なり

8:17[編集]

ゼバデヤ、メシユラム、ヘゼキ、ヘベル

8:18[編集]

イシメライ、ヱズリア、ヨバブ是等はエルパアルの子等なり

8:19[編集]

ヤキン、ジクリ、ザベデ

8:20[編集]

エリエナイ、チルタイ、エリエル

8:21[編集]

アダヤ、ベラヤ、シムラテ是等はシマの子等なり

8:22[編集]

イシパン、へベル、エリエル

8:23[編集]

アブドン、ジクリ、ハナン

8:24[編集]

ハナニヤ、エラム、アントテヤ

8:25[編集]

イペデヤ、ペヌエル是等はシヤシヤタの子等なり

8:26[編集]

シヤムセライ、シハリア、アタリヤ

8:27[編集]

ヤレシヤ、エリヤ、ジクリ是等はヱロハムの子等なり

8:28[編集]

是等は歴代の宗家の長にして首たるものなり是らはエルサレムに住たり

8:29[編集]

ギベオンの祖はギベオンに住りその妻の名はマアカといふ

8:30[編集]

その長子はアブドン、次はツル、キシ、バアル、ナダブ

8:31[編集]

ゲドル、アヒオ、ザケル

8:32[編集]

ミクロテはシメアを生り是等も又その兄弟等とともにヱルサレムに住てこれに對ひ居り

8:33[編集]

ネル、キシを生み キシ、サウルを生みサウルはヨナタン、マルキシユア、アビナダプ、エシバアルを生り

8:34[編集]

ヨナタンの子はメリバアル、メリバアル、ミカを生り

8:35[編集]

ミカの子等はピトン、メレク、ダレア、アハズ

8:36[編集]

アハズはヱホアダを生み ヱホアダはアレメテ、アズマウテおよびジムリを生み ジムリはモザを生み

8:37[編集]

モザはビネアを生り その子はラパ その子はニレアサ その子はアゼル

8:38[編集]

アゼルには六人の子あり其名は左のごとしアズリカム、ボケル、イシマエル、シヤリヤ、オバデヤ、ハナン是みなアゼルの子なり

8:39[編集]

その兄弟エセクの子等の長子はウラムその次はヱウンその三はエリペレテ

8:40[編集]

ウラムの子等は大勇士にして善く弓を射る者なりき彼は孫子多くして百五十人もありき是みなベニヤミンの子孫なり

第9章[編集]

9:1[編集]

イスラエルの人は皆名簿に記載られたり視よ是は皆イスラエルの列王紀に録さるユダはその罪のためにバビロンに擄へられてゆけり

9:2[編集]

その產業の邑々に最初に住ひし者にイスラエル人 祭司等レビ人およびネテニ人等なり

9:3[編集]

またヱルサレムにはユダの子孫ベニヤミンの子孫およびエフライムとマナセの子孫等住り

9:4[編集]

即ちユダの子ペレヅの子孫の中にてはアミホデの子ウタイ、アミホデはオムリの子 オムリはイムリの子イムリはバニの子なり

9:5[編集]

シロ族の中にてはシロの長子アサヤおよびその他の子等

9:6[編集]

ゼラの子孫の中にてはユエルおよびその兄弟六百九十人

9:7[編集]

ベニヤミンの子孫の中にてけハセヌアの子ハダヤの子なるメシユラムの子サル

9:8[編集]

ヱロハムの子イブニヤ、ミクリの子なるウジの子エラおよびイブニヤの子リウエルの子なるシパテヤの子メシユラム

9:9[編集]

並に彼らの兄弟等その世系によれば合せて九百五十六人是みなその宗家の長たる人々なり

9:10[編集]

また祭司の中にてはヱダヤ、ヨアリブ、ヤキン

9:11[編集]

およびヒルキヤの子アザリヤ、ヒルキヤはメシユラムの子 メシユラムはザドクの子 ザドクはメラヨテの子 メラヨテはアヒトブの子なり アザリヤは神の室の宰たり

9:12[編集]

またヱロハムの子アダヤ、ヱロハムはバシユルの子 バシユルはマルキヤの子なり またアデエルの子マアセヤ、アデエルはヤゼラの子 ヤゼラはメシユラムの子 メシユラムはメシレモテの子 メシレモテはインメルの子なり

9:13[編集]

また彼らの兄弟等是等は宗家の長たる者にして合せて一千七百六十人あり皆神の室の奉事をなすの力あるものなり

9:14[編集]

レビ人の中にてはハシユブの子シマヤ、ハシユブはアズリカムの子 アズリカムはハシヤビヤの子 是はメラリの子孫なり

9:15[編集]

またバクバツカル、ヘレシ、ガラルおよびアサフの子ジクリの子なるミカの子マツタニヤ

9:16[編集]

ならびにヱドトンの子ガラルの子なるシマヤの子オバデヤおよびエルカナの子なるアサの子ベレキヤ、エルカナはネトバ人の郷里に住たる者なり

9:17[編集]

門を守る者はシヤルム、アツクブ、タルモン、アヒマンおよびその兄弟等にしてシヤレムその長たり

9:18[編集]

彼は今日まで東の方なる王の門を守りをる是等はレビの子孫の營の門を守る者なり

9:19[編集]

コラの子エビアサフの子なるコレの子シヤルムおよびその父の家の兄弟等などのコラ人は幕屋の門々を守る職務を主どれりその先祖等はヱホバの營の傍にありてその入口を守れり

9:20[編集]

エレアザルの子ビネハス昔彼らの主宰たりきヱホバ彼とともに在せり

9:21[編集]

メシレミヤの子ゼカリヤは集會の幕屋の門を守る者なりき

9:22[編集]

是みな選ばれて門を守る者にて合せて二百十二人ありき皆その村々の名簿に記載たる者なりしがダビデと先見者サムエルこれをその職に任じたり

9:23[編集]

彼等とその子孫は順番にヱホバの室すなはち幕屋の門を司どれり

9:24[編集]

門を守る者は西東北南の四方に居り

9:25[編集]

またその村々に居る兄弟等は七日ごとに迭り來りて彼らを助けたり

9:26[編集]

門を守る者の長たるこの四人のレビ人はその職にをりて神の室の諸の室と府庫とを司どれり

9:27[編集]

彼らは番守をなす身なるに因て神の室の四周に舎れり而して朝ごとにこれを開くことをせり

9:28[編集]

その中に奉事の器皿を司どる者あり是はその數を按べて携へいりそり數を按べて携へいだすべき者なり

9:29[編集]

またその他の器皿すなはち聖所の一切の器皿および麥粉 酒 油 乳香 香料を司どる者あり

9:30[編集]

また祭司の徒の中に香料をもて香膏を製る者あり

9:31[編集]

コラ人シヤルムの長子なるマツタテヤといふレビ人は鍋にて製るところの物を司どれり

9:32[編集]

またコハテ人の子孫たるその兄弟等の中に供前のパンを司どりて安息日ごとにこれを調ふる者等あり

9:33[編集]

レビ人の宗家の長たる是等の者は謳歌師にして殿の諸の室に居て他の職を爲ざりき其は日夜その職務にかかりをればなり

9:34[編集]

是等はレビ人の歴代の宗家の長にして首長たる者なり是等はヱルサレムに住り

9:35[編集]

ギベオンの祖ヱヒエルはギベオンに住りその妻の名はマアカといふ

9:36[編集]

その長子はアブドン次はツル、キシ、バアル、ネル、ナダブ

9:37[編集]

ゲドル、アヒオ、ゼカリヤ、ミクロテ

9:38[編集]

ミクロテ、シメアムを生り彼等もその兄弟等とともにヱルサレムに住てその兄弟等と相對ひ居り

9:39[編集]

ネルはキシを生み キシはサウルを生み サウルはヨナタン、マルキシユア、アビナダブおよびエシバアタを生り

9:40[編集]

ヨナタンの子はメリバアル、メリバアル、ミカを生り

9:41[編集]

ミカの子等はピトン、メレク、タレアおよびアハズ

9:42[編集]

アハズはヤラを生み ヤラはアレメテ、アズマウテおよびジムリを生み ジムリはモザを生み

9:43[編集]

モザはピネアを生り ピネアの子はレバヤ その子はエレアサ その子はアゼル

9:44[編集]

アゼルは六人の子ありきその名は左のごとしアズリカム、ボケル、イシマエル、シヤリヤ、オバデヤ、ハナン是等はアゼルの子なり

第10章[編集]

10:1[編集]

茲にペリシテ人イスラエルと戰ひけるがイスラエルの人々はペリシテ人の前より逃げギルボア山に殺されて倒れたり

10:2[編集]

ペリシテ人はサウルとその子等を追撃しかしてペリシテ人サウルの子ヨナタン、アビナダブおよびマルキシユアを殺せり

10:3[編集]

斯その戰闘烈しうしてサウルにおし迫り射手の者等つひにサウルに追つきければサウルは射手の者等のために惱めり

10:4[編集]

サウル是におひてその武器を執る者に言けるは汝の劍をぬき其をもて我を刺せ恐らくはこの割禮なき者等きたりて我を辱しめんと然るにその武器を執る者痛くおそれて肯はざりければサウルすなはちその劍をとりてその上に伏たり

10:5[編集]

武器を執る者サウルの死たるを見て己もまた劍の上に伏て死り

10:6[編集]

斯サウルとその三人の子等およびその家族みな共に死り

10:7[編集]

谷に居るイスラエルの人々みな彼らの逃るを見またサウルとその子等の死るを見てその邑々を棄て逃ければペリシテ人來りてその中に住り

10:8[編集]

明る日ペリシテ人殺されたる者を剥んとて來りサウルとその子等のギルボア山にたふれをるを見

10:9[編集]

すなはちサウルを剥てその首とその鎧甲を取りペリシテの國の四方に人を遣はしてこの事をその偶像と民に告しめ

10:10[編集]

しかしてかれが鎧甲をその神の室に蔵め彼が首をダゴンの宮に釘けたり

10:11[編集]

茲にペリシテ人がサウルになしたる事ことごとくヤベシギレアデ中に聞えければ

10:12[編集]

勇士等みな起りサウルの體とその子等の體とを奪ひ取てこれをヤベシに持きたりヤベシの橡樹の下にその骨を葬りて七日のあひだ斷食せり

10:13[編集]

斯サウルはヱホバにむかひて犯せし罪のために死たり即ち彼はヱホバの言を守らすまた憑鬼者に問ことを爲して

10:14[編集]

ヱホバに問ことをせざりしなり是をもてヱホバかれを殺しその國を移してヱツサイの子ダビデに與へたまへり

第11章[編集]

11:1[編集]

茲にイスラエルの人みなヘブロンに集まりてダビデの許に詣り言けるは我らは汝の骨肉なり

11:2[編集]

前にサウルが王たりし時にも汝はイスラエルを率ゐで出入する者なりき又なんぢの神ヱホバ汝にむかひて汝はわが民イスラエルを牧養ふ者となり我民イスラエルの君とならんと言たまへりと

11:3[編集]

斯イスラエルの長老みなヘブロンにきたりて王の許にいたりければダビデ、ヘブロンにてヱホバの前に彼らと契約をたてたり彼らすなはちダビデに膏をそそぎてイスラエルの王となしサムエルによりて傳はりしヱホバの言のごとくせり

11:4[編集]

かくてダビデはイスラエルの人々を率ゐてエルサレムに往りヱルサレムは即ちヱブスなりその國の土人ヱブス人其處に居り

11:5[編集]

是においてヱブスの民ダビデに言けるは汝は此に入べからずと然るにダビデはシオンの城を取り是すなはちダビデの邑なり

11:6[編集]

この時ダビデいひけるは誰にもあれ第一にエブス人を撃やぶる者を首となし將となさんと斯てゼルヤの子ヨアブ先登して首となれり

11:7[編集]

ダビデその城に住たればこれをダビデの邑と稱へたり

11:8[編集]

ダビデまたその邑の四方すなはちミロ(城塞)より内の四方に建築をなせり邑の中のその餘の處はヨアブこれを修理へり

11:9[編集]

斯てダビデはますます大になりゆけり萬軍のヱホバこれとともに在したればなり

11:10[編集]

ダビデが有る勇士の重なる者は左のごとし是等はイスラエルの一切の人とともにダビデに力をそへて國を得させ終にこれを王となしてヱホバがイスラエルにつきて宣ひし言を果せり

11:11[編集]

ダビデの有る勇士の數は是のごとし第一は三十人の長たるハクモニ人の子ヤシヨベアム彼は槍を揮ひて一時に三百人を衝殺せし事あり

11:12[編集]

彼の次はアホア人ドドの子エレアザルにして三勇士の中なり

11:13[編集]

彼ダビデとともにパスダミムに在けるにペリシテ人其處に集りきて戰へり其處に大麥の滿たる地一箇所あり時に民ペリシテ人の前より逃たりしが

11:14[編集]

彼その地所の中に踐とどまり之を護りてペリシテ人を殺せり而してヱホバ大なる拯救をほどこして之を救ひたまへり

11:15[編集]

三十人の長なる三人の者アドラムの洞穴に下り磐の處に往てダビデに詣りし事あり時にペリシテ人の軍兵はレパイムの谷に陣どれり

11:16[編集]

その時ダビデは砦に居りペリシテ人の鎮臺兵はベテレヘムにありけるが

11:17[編集]

ダビデ慕ひ望みて言けるは誰かベテレヘムの門にある井の水を持來りて我に飮せよかし

11:18[編集]

この三人すなはちペリシテ人の軍兵の中を衝とほりてベテレヘムの門にある井の水を汲取てダビデの許に携へきたれり然どダビデこれを飮ことをせす之をヱホバの前に灌ぎて

11:19[編集]

言けるは我神よ我決てこれを爲じ我いかで命をかけし此三人の血を飮べけんやと彼らその命をかけて之を携へきたりたればなり故にダビデこれを飮ことを爲ざりき此三勇士は是らの事を爲り

11:20[編集]

ヨアブの兄弟アビシヤイは三人の長たり彼は槍を揮ひて三百人を衝ころし三人の中に名を得たり

11:21[編集]

彼は第二の三人の中にて尤も貴くしてその首にせらる然ど第一の三人には及ばざりき

11:22[編集]

ヱホヤダの子カブジエルのベナヤは勇氣あり衆多の功績ありし者なり彼はモアブのアリエルの二人の子を撃殺せりまた雪の日に下りゆきて穴の中にて獅子一匹を撃殺せし事ありき

11:23[編集]

彼はまた長身五キユビト程なるエジブト人を殺せりそのエジプト人は機織の滕のごとき槍を手に執をりしに彼は杖をとりて之が許に下りゆきエジプト人の手よりその槍を捩とりてその槍をもて之を殺せり

11:24[編集]

ヱホヤダの子ベナヤ是等の事を爲し三勇士の中に名を得たり

11:25[編集]

彼は三十人の中にて尊かりしかども第一の三人には及ばざりきダビデかれを親兵の長となせり

11:26[編集]

軍兵の中の勇士はヨアブの兄弟アサヘル、ベテレヘムのドドの子エルハナン

11:27[編集]

ハロデ人シヤンマ、ペロニ人ヘレヅ

11:28[編集]

テコア人イツケシの子イラ、アナトテ人アビエゼル

11:29[編集]

ホシヤ人シベカイ、アホア人イライ

11:30[編集]

ネトパ人マハライ、ネトパ人バナアの子ヘレデ

11:31[編集]

ベニヤミンの子孫のギベアより出たるリバイの子イツタイ、ピラトン人ベナヤ

11:32[編集]

ガアシの谷のホライ、アルバテ人アビエル

11:33[編集]

バハルム人アズマウテ、シヤルボニ人エリヤバ

11:34[編集]

ギゾニ人ハセム、ハラリ人シヤゲの子ヨナタン

11:35[編集]

ハラリ人サカルの子アヒアム、ウルの子エリパル

11:36[編集]

メケラ人へペル、ペロニ人アヒヤ

11:37[編集]

カルメル人ヘヅライ、エズバイの子ナアライ

11:38[編集]

ナタンの兄弟ヨエル、ハグリの子ミブハル

11:39[編集]

アンモニ人ゼレク、ゼルヤの子ヨアブの武器を執る者なるベエロテ人ナハライ

11:40[編集]

エテリ人イラ、エテリ人ガレブ

11:41[編集]

ヘテ人ウリヤ、アヘライの子ザバデ

11:42[編集]

ルベン人シザの子アデナ是はルベン人の軍長の一人にして從者三十人を率ゐたり

11:43[編集]

マアカの子ハナン、ミテニ人ヨシヤバテ

11:44[編集]

アシテラ人ウジヤ、アロエル人ホタンの子等シヤマとヱイエル

11:45[編集]

デジ人シムリの子エデアエルおよびその兄弟ヨハ、

11:46[編集]

マハウ人エリエル、エルナアムの子等エリバイおよびヨシヤワヤ、モアブ人イテマ

11:47[編集]

エリエル、オベデ、ソメバ人ヤシエル

第12章[編集]

12:1[編集]

ダビデがキシの子サウルの故によりて尚チクラグに閉こもり居ける時に彼處にゆきてダビデに就し者は左のごとしその人々は勇士の中にしてダビデを助けて戰ひたる者

12:2[編集]

能く弓を彎き右左の手を用ゐて善く石を投げ弓矢を發つ者なりしが倶にベニヤミン人にしてサウルの宗族たり

12:3[編集]

首はアヒエゼル次はヨアシ是らはギベア人シマアの子等なり又ヱジエルおよびペレテ是らはアズマウラの子等なり又ベラカおよびアナトテ人ヱヒウ

12:4[編集]

またギベオン人イシマヤ彼は三十人の中の勇士にして三十人の首なり又エレミヤ、ヤハジエル、ヨハナン、ゲデラ人ヨザバデ

12:5[編集]

エルザイ、エリモテ、ベアリヤ、シマリヤ、ハリフ人シバテヤ

12:6[編集]

エルカナ、エシヤ、アザリエル、ヨエゼル、ヤシヨベアム是等はコラ人なり

12:7[編集]

またゲドルのエロハムの子等たるヨエラおよひゼバデヤ

12:8[編集]

ガド人の中より曠野の砦に脱きたりてダビデに歸せし者あり是みな大勇士にして善戰かふ軍人能く楯と戈とをつかふ者にてその面は獅子の面のごとくその捷きことは山にをる鹿のごとくなりき

12:9[編集]

その首はエゼルその二はオバデヤその三はエリアブ

12:10[編集]

その四はミシマンナその五はヱレミヤ

12:11[編集]

その六はアツタイその六はエリエル

12:12[編集]

その八はヨハナンその九はエルザバデ

12:13[編集]

その十はヱレミヤその十一はマクバナイ

12:14[編集]

是等はガドの人々にして軍旅の長たりそ最も小き者は百人に當りその最も大なる者は千人に當れり

12:15[編集]

正月ヨルダンその全岸に溢れたる時に是らの者濟りゆきて谷々に居る者をことごとく東西に打奔らせたり

12:16[編集]

茲にベニヤミンとユダの子孫の中の人々砦に來りてダビデに就きけるに

12:17[編集]

ダビデこれを出むかへ應へて之に言けるは汝ら厚志をもて我を助けんとて來れるならば我心なんぢらと相結ばん然ど汝らもし我手に惡きこと有ざるに我を欺きて敵に付さんとせば我らの先祖の神ねがはくは之を監みて責たまへと

12:18[編集]

時に聖霊三十人の長アマサイに臨みて彼すなはち言けるはダビデよ我らは汝に屬すヱツサイの子よ我らは汝を助けん願くは平安あれ汝にも平安あれ汝を助くる者にも平安あれ汝の神汝を助けたまふなりと是においてダビデ彼らを接いれて軍旅の長となせり

12:19[編集]

前にダビデ、ペリシテ人とともにサウルと戰はんとて攻きたれる時マナセ人數人ダビデに屬り但しダビデ等は遂にペリシテ人を助けざりき其はペリシテ人の君等あひ謀り彼は我らの首級をもてその主君サウルに歸らんと言て彼を去しめたればなり

12:20[編集]

斯てダビデ、チクラグに往る時マナセ人アデナ、ヨザバデ、ヱデアエル、ミカエル、ヨザバデ、エリウ、ヂルタイこれに歸せり皆マナセ人の千人の長たる者なりき

12:21[編集]

彼等ダビデを助けて敵軍に當れり彼らは皆大勇士にして軍旅の長となれり

12:22[編集]

當時ダビデに歸して之を助くる者日々に加はりて終に大軍となり神の軍旅のごとくなれり

12:23[編集]

戰爭のために身をよろひヘブロンに來りてダビデに就きヱホバの言のごとくサウルの國をダビデに歸せしめんとしたる武士の數は左のごとし

12:24[編集]

ユダの子孫にして楯と戈とを執り戰爭のために身をよろへる者は六千八百人

12:25[編集]

シメオンの子孫にして善戰かふ大勇士は七千一百人

12:26[編集]

レビの子孫たる者は四千六百人

12:27[編集]

ヱホヤダ、アロン人を率ゐたり之に屬する者は三千七百人

12:28[編集]

またザドクといふ年若き勇士ありきその宗家の長たる者二十二人ありたり

12:29[編集]

サウルの宗族ベニヤミンの子孫たる者は三千人是ベニヤミン人は多くサウルの家に尚も忠義を盡しゐたればなり

12:30[編集]

エフライムの子孫たる者は二萬八百人皆大勇士にしてその宗家の名ある人々たり

12:31[編集]

マナセの半支派の者は一萬八千人皆名を録されたる者なるが來りてダビデを王にたてんとす

12:32[編集]

イツサカルの子孫たる者の中より善く時勢に通じイスラエルの爲べきことを知る者きたれりその首二百人ありその兄弟等は皆これが指揮にしたがへり

12:33[編集]

ゼブルンの者は五萬人皆よく身をよろひ各種の武器をもて善く戰闘をなし一心に行伍を守る者なりき

12:34[編集]

ナフタリの者は將たる者千人楯と戈とを執てこれに從ふ者三萬七千人

12:35[編集]

ダン人は二萬八千六百人にして皆そなへを守る者なりき

12:36[編集]

アセルの者は四萬人にして皆よく陣にのぞみ且行伍を守る者なりき

12:37[編集]

またヨルダンの彼旁なるルベン人とガド人とマナセの半支派の者は十二萬人みな各種の武器を執て戰爭にいづるに勝る者なりき

12:38[編集]

是等の行伍を守る軍人等眞實の心を懐きてヘブロンに來りダビデをもてイスラエル全國の王となさんとせり其餘のイスラエル人もまた心を一にしてダビデを王となさんとせり

12:39[編集]

彼ら彼處に三日をりてダビデとともに食ひかつ飮り其はその兄弟等これがために備をなしたればなり

12:40[編集]

また近處の者よりイツサカル、ゼブルンおよびナフタリの者に至るまでパンと麥粉の食物と乾無花果と乾葡萄と酒と油等を驢馬駱駝牛馬に載きたりかつ牛羊を多く携へいたれり是イスラエルみな喜びたればなり

第13章[編集]

13:1[編集]

茲にダビデ千人の長百人の長などの諸將とあひ議り

13:2[編集]

而してダビデ、イスラエルの全會衆に言けるは汝らもし之を善とし我らの神ヱホバこれを允したまはば我ら徧く人を遣してイスラエルの各地に留まれる我らの兄弟ならびにその諸郊地の邑々にをる祭司とレビ人とに至らせ之をして我らの所に集まらしめん

13:3[編集]

而して我らまた我らの神の契約の櫃を我らの所に移さんサウルの世には我ら之に就て詢ことをせざりしなりと

13:4[編集]

會衆みな然すべしと言り其は民みな此事を善と觀たればなり

13:5[編集]

是においてダピデはキリアテヤリムより神の契約の櫃を舁きたらんとてエジプトのジホルよりハマテの入口までのイスラエル人をことごとく召あつめ

13:6[編集]

而してダビデ、イスラエルの一切の人とともにバアラといふユダのキリアテヤリムに上り往きケルビムの上に坐したまふヱホバ神の名をもて稱らるる契約の櫃を其處より舁のぼらんとし

13:7[編集]

乃ち神の契約の櫃を新しき車に載てアビナダブの家より牽いだしウザとアヒオその車を御せり

13:8[編集]

ダビデおよびイスラエルの人はみな歌と琴と瑟と鼗鼓と鐃鈸と喇叭などを以て力をきはめ歌をうたひて神の前に踊れり

13:9[編集]

かくてキドンの禾場に至れる時ウザ手を神の契約の櫃に伸してこれを扶へたり其は牛これを振たればなり

13:10[編集]

ウザその手を伸て契約の櫃につけたるによりてヱホバこれに向ひて忿怒を發してこれを撃たまびければ其處にて神の前に死り

13:11[編集]

ヱホバ、ウザを撃たまひしに因てダビデ怒れり其處は今日までペレヅウザ(ウザ撃)と稱へらる

13:12[編集]

その日ダビデ神を畏れて言り我なんぞ神の契約の櫃を我所に舁ゆくべけんやと

13:13[編集]

ダビデその契約の櫃を己のところダビデの城邑にうつさず之を轉らしてガテ人オベデエドムの家に舁いらしめたり

13:14[編集]

神の契約の櫃オベデエドムの家にありて其家族とともにおかかるること三月なりきヱホバ、オベデエドムの家とその一切の所有を祝福たまへり

第14章[編集]

14:1[編集]

茲にツロの王ヒラム使者をダビデに遣はし之がために家を建させんとて香柏および木匠と石工をおくれり

14:2[編集]

ダビデはヱホバの固く己をたててイスラエルの王となしたまへるを暁れり其はその民イスラエルの故によりてその國振ひ興りたればなり

14:3[編集]

ダビデ、ヱルサレムにおいてまた妻妾を納たり而してダビデまた男子女子を得たり

14:4[編集]

そのヱルサレムにて得たる子等の名は左のごとしシヤンマ、シヨバブ、ナタン、ソロモン

14:5[編集]

イブハル、エリシユア、エルバレテ

14:6[編集]

ノガ、ネベグ、ヤピア

14:7[編集]

エリシヤマ、ベエリアダ、エリバレテ

14:8[編集]

茲にダビデの膏そそがれてイスラエル全國の王となれる事ペリシテ人に聞えければペリシテ人みなダビデを獲んとて上れりダビデは聞て之に當らんとて出たりしが

14:9[編集]

ペリシテ人すでに來りてレバイムの谷を侵したりき

14:10[編集]

時にダビデ神に問て言けるは我ペリシテ人にむかひて攻上るべきや汝彼らを吾手に付し給ふやヱホバ、ダビデに言たまひけるは攻上れ我かれらを汝の手に付さんと

14:11[編集]

是において皆バアルベラジムに上りゆきけるがダビデつひに彼處にて彼らを打敗り而してダビデ言り神水の破壞り出るごとくに我手をもてわが敵を敗りたまへりと是をもてその處の名をバアルペラジム(破壞の處)と呼ぶなり

14:12[編集]

彼ら其處にその神々を遺ゆきたればダビデ命じて火をもてこれを焚せたり

14:13[編集]

斯て後ペリシテ人復谷を侵しければ

14:14[編集]

ダビデまた神に問に神これに言たまひけるは彼らを追て上るべからず彼らを離れて回りベカの樹の方よりこれを襲へ

14:15[編集]

汝ベカの樹の上に進行の音あるを聞ば即ち進んで戰ふべし神汝のまへに進みいでペリシテ人の軍勢を撃たまふべければなりと

14:16[編集]

ダビデすなはち神の己に命じたまひし如くしてペリシテ人の軍勢を撃やぶりつつギベオンよりガゼルにまでいたれり

14:17[編集]

是においてダビデの名諸の國々に聞えわたりヱホバ諸の國人に彼を懼れしめたまへり

第15章[編集]

15:1[編集]

ダビデはダビデの邑の中に自己のために家を建て又神の契約の櫃のために處を備へてこれがために幕屋を張り

15:2[編集]

而してダビデ言けるは神の契約の櫃を舁べき者は只レビ人のみ其はヱホバ神の契約の櫃を舁しめまた己に永く事しめんとてレビ人を擇びたまひたればなりと

15:3[編集]

ダビデすなはちヱホバの契約の櫃をその之がために備へたる處に舁のぼらんとてイスラエルをことごとくエルサレムに召集めたり

15:4[編集]

ダビデまたアロンの子孫とレビ人を集めたり

15:5[編集]

即ちコハテの子孫の中よりはウリエルを長としてその兄弟百二十人

15:6[編集]

メラリの子孫の中よりはアサヤを長としてその兄弟二百二十人

15:7[編集]

ゲルシヨンの子孫の中よりはヨエルを長としてその兄弟百三十人

15:8[編集]

エリザバンの子孫の中よりはシマヤを長としてその兄弟二百人

15:9[編集]

ヘブロンの子孫の中よりはエリエルを長としてその兄弟八十人

15:10[編集]

ウジエルの子孫の中よりはアミナダブを長としてその兄弟百十二人

15:11[編集]

ダビデ祭司ザドクとアビヤタルおよびレビ人ウリエル、アサヤ、ヨエル、シマヤ、エリエル、アミナダブを召し

15:12[編集]

これに言けるは汝らはレビ人の宗家の長たり汝らと汝らの兄弟共に身を潔めイスラエルの神ヱホバの契約の櫃を我が其の爲に備へたる處に舁のぼれよ

15:13[編集]

前には之をかきしもの汝らにあらざりしに縁て我らの神ヱホバわれらを撃たまへり是は我らそのさだめにしたがひて之に求めざりしが故なりと

15:14[編集]

是において祭司等とレビ人等イスラエルの神ヱホバの契約の櫃を舁のぼらんと身を潔め

15:15[編集]

レビの子孫たる人々すなはちモーセがヱホバの言にしたがひて命じたるごとく神の契約の櫃をその貫ける枉によりて肩に負り

15:16[編集]

ダビデまたレビ人の長等に告げその兄弟等を選びて謳歌者となし瑟と琴と鐃鈸などの樂器をもちて打はやして歓喜の聲を擧しめよと言たれば

15:17[編集]

レビ人すなはちヨエルの子ヘマンとその兄弟ベレキヤの子アサフおよびメラリの子孫たる彼らの兄弟クシャヤの子エタンを選べり

15:18[編集]

また之に次るその兄弟等これと偕にあり即ちゼカリヤ、ベン、ヤジエル、セミラモテ、ヱイエル、ウンニ、エリアブ、ベナヤ、マアセヤ、マツタテヤ、エリペレホ、ミクネヤおよび門を守る者なるオベデエドムとヱイエル

15:19[編集]

謳歌者ヘマン、アサフおよびエタンは銅の鐃鈸をもて打はやす者となり

15:20[編集]

ゼカリヤ、アジエル、セミラモテ、ヱイエル、ウンニ、エリアブ、マアセヤ、ベナヤは瑟をもて細き音を出し

15:21[編集]

マツタテヤ、エリペレテ、ミクネヤ、オベデエドム、ヱイエル、アザジヤは琴をもて太き音を出して拍子をとれり

15:22[編集]

ケナニヤはレビ人の長にして負舁事に通じをるによりて負舁事を指揮せり

15:23[編集]

またベレキヤとエルカナは契約の櫃の門を守り

15:24[編集]

祭司シバニヤ、ヨシヤパテ、ネタネル、アマサイ、ゼカリヤ、ベナヤ、ヱリエゼル等は神の契約の櫃の前に進みて喇叭を吹きオベデエドムとヱヒアは契約の櫃の門を守れり

15:25[編集]

斯ダビデとイスラエルの長老および千人の長等は往てオベデエドムの家よりヱホバの契約の櫃を歓び勇みて舁のぼれり

15:26[編集]

神ヱホバの契約の櫃を舁ところのレビ人を助けたまひければ牡牛七匹牡羊七匹を献げたり

15:27[編集]

ダビデは細布の衣をまとへり又契約の櫃を舁ところの一切のレビ人と謳歌者および負舁事を主どれるケナニヤも然りダビデはまた白布のエポデを着居たり

15:28[編集]

斯てイスラエルみな聲を擧げ角を吹ならし喇叭と鐃鈸と瑟と琴とをもて打はやしてヱホバの契約の櫃を舁のぼれり

15:29[編集]

ヱホバの契約の櫃ダビデの邑にいりし時サウルの女ミカル窻より窺ひてダビデ王の舞躍るを見その心にこれを藐視めり

第16章[編集]

16:1[編集]

人々神の契約の櫃を舁いりて之をダビデがその爲に張たる幕屋の中に置ゑ而して燔祭と酬恩祭を神の前に献げたり

16:2[編集]

ダビデ燔祭と酬恩祭を献ぐることを終しかばヱホバの名をもて民を祝し

16:3[編集]

イスラエルの衆庶に男にも女にも都てパン一箇肉一片乾葡萄一塊を分ち與へたり

16:4[編集]

ダビデまたレビ人を立てヱホバの契約の櫃の前にて職事をなさしめ又イスラエルの神ヱホバを崇め讃めかつ頌へしめたり

16:5[編集]

伶長はアサフその次はゼカリヤ、ヱイエル、セミラモテ、ヱヒエル、マツタテヤ、エリアブ、ベナヤ、オベデエドム、ヱイエルこれは瑟と琴とを弾じアサフは鐃鈸を打鳴し

16:6[編集]

また祭司ベナヤとヤハジエルは喇叭をとりて恒に神の契約の櫃の前に侍れり

16:7[編集]

當日ダビデ始めてアサフとその兄弟等を立てヱホバを頌へしめたり其言に云く

16:8[編集]

ヱホバに感謝しその名をよびその作たまへることをもろもろの民輩の中にしらしめよ

16:9[編集]

ヱホバにむかひてうたヘヱホバを讃うたへそのもろもろの奇しき跡をかたれ

16:10[編集]

そのきよき名をほこれヱホバをたづぬるものの心はよろこぶべし

16:11[編集]

ヱホバとその能力とをたづねよ恒にその聖顔をたづねよ

16:12 16:13[編集]

その僕イスラエルの裔よヤコダの子輩よそのえらびたまひし所のものよそのなしたまへる奇しき跡とその異事とその口のさばきとを心にとむれ

16:14[編集]

彼はわれらの神ヱホバなりそのおほくの審判は全地にあり

16:15[編集]

なんぢらたえずその契約をこころに記よ此はよろづ代に命じたまひし聖言なり

16:16[編集]

アブラハムとむすびたまひし契約イサクに與へたまひし誓なり

16:17[編集]

之をかたくしヤコブのために律法となしイスラエルのためにとこしへの契約となして

16:18[編集]

言たまひけるは我なんぢにカナンの地をたまひてなんぢらの嗣業の分となさん

16:19[編集]

この時なんぢらの數おほからず甚すくなくしてかしこにて旅人となり

16:20[編集]

この國よりかの國にゆきこの國よりほかの民にゆけり

16:21[編集]

人のかれらを虐ぐるをゆるしたまはずかれらの故によりて王たちを懲しめて

16:22[編集]

宣給くわが受膏者たちにふるるなかれわが預言者たちをそこなふなかれ

16:23[編集]

全地よヱホバにむかひて謳へ日ごとにその拯救をのべつたへよ

16:24[編集]

もろもろの國のなかにその榮光をあらはしもろもろの民のなかにその奇しきみわざを顕すべし

16:25[編集]

そはヱホバはおほいなり大にほめたたふべきものなりまたもろもろの神にまさりて畏るべきものなり

16:26[編集]

もろもろの民のすべての神はことごとく虚しされどヱホはもろもろの天をつくりたまへり

16:27[編集]

尊貴と稜威とはその前にあり能とよろこびとはその聖所にあり

16:28[編集]

もろもろのたみの諸族よ榮光とちからとをヱホバにあたへよヱホバにあたへよ

16:29[編集]

その聖名にかなふ榮光をもてヱホバにあたへ献物をたづさへて其前にきたれきよき美はしき物をもてヱホバを拝め

16:30[編集]

全地よその前にをののけ世界もかたくたちて動かさるることなし

16:31[編集]

天はよろこび地はたのしむべしもろもろの國のなかにいヘヱホバは統治たまふ

16:32[編集]

海とそのなかに盈るものとはなりどよみ田畑とその中のすべての物とはよろこぶべし

16:33[編集]

かくて林のもろもろの樹もまたヱホバの前によろこびうたはんヱホバ地をさばかんとて來りたまふ

16:34[編集]

ヱホバに感謝せよそのめぐみはふかくその憐憫はかぎりなし

16:35[編集]

汝ら言へ我らの拯救の神よ我らを救ひ我らを取り集め列邦のなかより救ひいだしたまへ我らは聖名に謝しなんぢのほむべき事をほこらん

16:36[編集]

イスラエルの神ヱホバは窮なきより窮なきまでほむべきかなすべての民はアーメンととなへてヱホバを讃稱へたり

16:37[編集]

ダビデはアサフとその兄弟等をヱホバの契約の櫃の前に留めおきて契約の櫃の前に常に侍りて日々の事を執行なはせたり

16:38[編集]

オベデエドムとその兄弟等は合せて六十八人またヱドトンの子なるオベデエドムおよびホサは司門たり

16:39[編集]

祭司ザドクおよびその兄弟たる祭司等はギベオンなる崇邱においてヱホバの天幕の前に侍り

16:40[編集]

燔祭の壇の上にて朝夕斷ず燔祭をヱホバに献げ且ヱホバがイスラエルに命じたまひし律法に記されたる諸の事を行へり

16:41[編集]

またヘマン、ヱドトンおよびその餘の選ばれて名を記されたる者等彼らとともにありてヱホバの恩寵の世々限なきを讃まつれり

16:42[編集]

即ちヘマンおよびヱドトンかれらとともに居て喇叭鐃鈸など神の樂器を操て樂を奏せり又ヱドトンの子等は門を守れり

16:43[編集]

かくて民みな各々その家にかへれり又ダビデはその家族を祝せんとて還りゆけり

第17章[編集]

17:1[編集]

ダビデその家に住にいたりてダビデ預言者ナタンに言けるは觀よ我は香柏の家に住む然れどもヱホバの契約の櫃は幕の下にありと

17:2[編集]

ナタン、ダビデに言けるは神なんぢとともに在せば凡て汝の心にある所を爲せ

17:3[編集]

その夜神の言ナタンに臨みて曰く

17:4[編集]

往てわが僕ダビデに言ヘヱホバかく言ふ汝は我ために我の住べき家を建べからず

17:5[編集]

我はイスラエルを導びき上りし日より今日にいたるまで家に住しこと無して但幕屋より幕屋に移り天幕より天幕に遷れり

17:6[編集]

我イスラエルの人々と共に歩みたる處々にて我わが民を牧養ふことを命じたるイスラエルの士師の一人にもなんぢ何故に香柏の家を我ために建ざるやと一言にても言し事ありや

17:7[編集]

然ば汝わが僕ダビデに斯言べし萬軍のヱホバかく言ふ我なんぢを牧場より取り羊に隨がふ處より取て我民イスラエルの君長と爲し

17:8[編集]

汝が凡て往る處にて汝と偕にあり汝の諸の敵を汝の前より斷されり我また世の中の大なる人の名のごとき名を汝に得させん

17:9[編集]

かつ我わが民イスラエルのために處を定めて彼らを植つけ彼らをして自己の處に住て重て動くこと無らしめん

17:10[編集]

又惡人昔のごとく即ち我民イスラエルの上に士師を立たる時より已來のごとく重ねて彼らを荒すこと無るべし我汝の諸の敵を圧服ん且今我汝に告ぐヱホバまた汝のために家を建ん

17:11[編集]

汝の日の滿汝ゆきて先祖等と偕になる時は我汝の生る汝の子を汝の後に立て且その國を堅うせん

17:12[編集]

彼わが爲に家を建ん我ながく彼の位を堅うせん

17:13[編集]

我は彼の父となり彼はわが子となるべし我は汝の先にありし者より取たるごとくに彼よりは我恩惠を取さらじ

17:14[編集]

却て我かれを永く我家に我國に居置ん彼の位は何時までも堅く立べし

17:15[編集]

ナタン凡て是等の言のごとく凡てこの異象のごとくダビデに語りければ

17:16[編集]

ダビデ王入てヱホバの前に坐して言けるはヱホバ神よ我は誰わが家は何なれば汝此まで我を導きたまひしや

17:17[編集]

神よ是はなほ汝の目には小き事たりヱホバ神よ汝はまた僕の家の遥後の事を語り高き者のごとくに我を見俲たまへり

17:18[編集]

僕の名譽についてはダビデこの上何をか汝に望むべけん汝は僕を知たまふなり

17:19[編集]

ヱホバよ汝は僕のため又なんぢの心に循ひて此もろもろの大なる事を爲し此すべての大なる事を示たまへり

17:20[編集]

ヱホバよ我らが凡て耳に聞る所に依ば汝のごとき者は無くまた汝の外に神は無し

17:21[編集]

地の何の國か汝の民イスラエルに如ん是は在昔神の往て贖ひて己の民となして大なる畏るべき事を行なひて名を得たまひし者なり汝はそのエジプトより贖ひいだせし汝の民の前より國々の人を逐はらひたまへり

17:22[編集]

而して汝は汝の民イスラエルを永く汝の民となしたまふヱホバよ汝は彼らの神となりたまへり

17:23[編集]

然ばヱホバよ汝が僕とその家につきて宣まひし言を永く堅うして汝の言し如く爲たまへ

17:24[編集]

願くは汝の名の堅く立ち永久に崇められて萬軍のヱホバ、イスラエルの神はイスラエルに神たりと曰れんことを願くは僕ダビデの家の汝の前に堅く立んことを

17:25[編集]

我神よ汝は僕の耳に示して之が爲に家を建んと宣へり是によりて僕なんぢの前に祈る道を得たり

17:26[編集]

ヱホバよ汝は即ち神にましまし此恩典を僕に傳たまへり

17:27[編集]

願くは今僕の家を祝福て汝の前に永く在しめたまへ其はヱホバよ汝の祝福たまへる者は永く祝福を蒙ればなり

第18章[編集]

18:1[編集]

此後ダビデ、ベリシテ人を撃てこれを服し又ペリシテ人の手よりガテとその郷里を取り

18:2[編集]

彼またモアダを撃ければモアブ人はダビデの臣となりて貢を納たり

18:3[編集]

ダビデまたハマテの邊にてゾバの王ハダレゼルを撃り是は彼がユフテテ河の邊にてその權勢を振はんとて往る時なりき

18:4[編集]

而してダビデ彼より車千輛騎兵七千歩兵二萬を取りダビデまた一百の車の馬を存してその餘の車馬は皆その足の筋を切り

18:5[編集]

その時ダマスコのスリア人ゾバの王ハダレゼルを援けんとて來りければダビデそのスリア人二萬二千を殺せり

18:6[編集]

而してダビデ、ダマスコのスリアに鎮臺を置ぬスリア人は貢を納てダビデの臣となれりヱホバ、ダビデを凡てその往く處にて助たまへり


18:7[編集]

ダビデ、ハダレゼルの臣僕等の持る金の楯を奪ひて之をヱルサレムに持きたり

18:8[編集]

またハダレゼルの邑テブハテとクンより甚だ衆多の銅を取きたれりソロモンこれを用て銅の海と柱と銅の器具を造れり

18:9[編集]

時にハマテの王トイ、ダビデがゾバの王ハダレゼルの總の軍勢を撃破りしを聞て

18:10[編集]

その子ハドラムをダビデ王に遣し安否を問ひかつこれを賀せしむ其はハダレゼル曾てトイと戰闘をなしたるにダビデ、ハダレゼルと戰ひて之を撃やぶりたればなりハドラム金銀および銅の種々の器を携へきたりければ

18:11[編集]

ダビデ王そのエドム、モアブ、アンモンの子孫ペリシテ人アマレクなどの諸の國民の中より取きたりし金銀とともに是等をもヱホバに奉納たり

18:12[編集]

ゼルヤの子アビシヤイ塩谷にてエドム人一萬八千を殺せり

18:13[編集]

斯てダビデ、エドムに鎮臺を置エドム人は皆ダビデの臣となりぬヱホバかくダビデを凡その往處にて助けたまへり

18:14[編集]

ダビデはイスラエルの全地を治めてその諸の民に公平と正義を行へり

18:15[編集]

ゼルヤの子ヨアブは軍旅の長アヒルデの子ヨシヤパテは史官

18:16[編集]

アヒトブの子ザドクとアビヤタルの子アビメレクは祭司シヤウシヤは書記官

18:17[編集]

ヱホヤダの子ベナヤはケレテ人とペレテ人の長ダビデの子等は王の座側に侍る大臣なりき

第19章[編集]

19:1[編集]

此後アンモンの子孫の王ナハシ死ければその子これに代りて王となりたり

19:2[編集]

ダビデ言けるは我ナハシの子ヌンをねんごろに遇らはんかれが父われをねんごろにあしらひたればなりとダビデすなはち彼をその父の故によりて慰めんとて使者を遣はせりダビデの臣僕等アンモンの子孫の地に往きハヌンに詣りてこれを慰めけるに

19:3[編集]

アンモンの子孫の牧伯等ハヌンに言けるはダビデ慰籍者を汝につかはしたるに因て彼なんぢの父を尊ぶと汝の目に見ゆるや彼の臣僕等は此國を窺ひ探りて滅ぼさんとて來れるならずやと

19:4[編集]

是においてハヌン、ダビデの臣僕等を執へてその鬚を剃おとしその衣服を中より斷て腎までにして之を歸したりしが

19:5[編集]

或人きたりて此人々の爲られし事をダビデに告ければダビデ人をつかはして之を迎へしめたりその人々おほいに愧たればなり即ち王いひけるは汝ら鬚の長るまでヱリコに止まりて然る後かへるべしと


19:6[編集]

アンモンの子孫自己のダビデに惡まるる樣になれるを見しかばハヌンおよびアンモンの子孫すなはち銀一千タラントをおくりてメソポタミヤとスリアマアカおよびゾバより戰車と騎兵とを雇ひいれたり

19:7[編集]

即ち戰車三萬二千乗にマアカの王とその兵士を雇ひければ彼ら來りてメデバの前に陣を張り是においてアンモンの子孫その邑々より寄あつまりて戰はんとて來れり

19:8[編集]

ダビデ聞てヨアブと勇士の惣軍を遣しけるに

19:9[編集]

アンモンの子孫は出て邑の門の前に戰爭の陣列をなせり又援助に來れる王等は別に野に居り

19:10[編集]

時にヨアブ前後より敵の攻寄るを見てイスラエルの倔強の兵士の中を抽擢て之をしてスリア人にむかひて陣列しめ

19:11[編集]

その餘の民をばその兄弟アビシヤイの手に交してアンモンの子孫にむかひて陣列しめ

19:12[編集]

而して言けるはスリア人もし我に手強からば汝我を助けよアンモンの子孫もし汝に手強からば我なんぢを助けん

19:13[編集]

汝勇しくなれよ我儕の民のためと我らの神の諸邑のために我ら勇しく爲ん願くはヱホバその目に善と見ゆる所をなしたまへと

19:14[編集]

ヨアブ己に從へる民とともに進みよりてスリア人を攻撃けるにスリア人かれの前より潰奔れり

19:15[編集]

アンモンの子孫はスリア人の潰奔れるを見て自己等もまたその兄弟アビシヤイの前より逃奔りて城邑にいりぬ是においてヨアブはヱルサレムに歸れり

19:16[編集]

スリア人はそのイスラエルに撃やぶられたるを見て使者を遣はして河の彼旁なるスリア人を將ゐ出せりハダレゼルの軍旅の長シヨバクこれを率ゆ

19:17[編集]

その事ダビデに聞えければ彼イスラエルを悉く集めヨルダンを渡りて彼らの所に來り之にむかひて戰爭の陣列を立たりダビデかく彼らにむかひて戰爭の陣列を立たれば彼らこれと戰へり

19:18[編集]

然るにスリア人イスラエルの前に潰たればダビデ、スリアの兵車の人七千歩兵四萬を殺しまた軍旅の長シヨバクを殺せり

19:19[編集]

ハダレゼルの臣たる者等そのイスラエルに撃やぶられたるを見てダピデと和睦をなしてこれが臣となれりスリア人は此後ふたたびアンモンの子孫を助くることを爲ざりき

第20章[編集]

20:1[編集]

年かへりて王等の戰爭に出る時におよびてヨアブ軍勢を率ゐて出でアンモン人の地を打荒し往てラバを攻圍りされどダビデはヱルサレムに止まりたりヨアブつひにラバを撃壞りてこれを滅ぼせり

20:2[編集]

ダビデ彼らの王の冠冕をその首より取はなしたりしがその金の重を量り見るに一タラントありまたその中に寶石を嵌たるありき之をダビデの首に冠らせたり彼また甚だ衆多の掠取物をその邑より取り

20:3[編集]

而して彼またその中の民を曳いだし鋸と鐵の打車と斧とをもてこれを斬りダビデ、アンモンの子孫の一切の邑に斯く爲り而してダビデとその民はみなヱルサレムに歸りぬ

20:4[編集]

この後ゲゼルにおいてペリシテ人と戰爭おこりたりしがその時にホシヤ人シベカイ巨人の子孫の一人なるシバイを殺せり彼等つひに攻伏られき

20:5[編集]

復ペリシテ人と戰爭ありしがヤイルの子エルハナン、ガテのゴリアテの兄弟ラミを殺せりラミの槍の柄は機の滕の如くなりき

20:6[編集]

またガテに戰爭ありしが其處に一人の身長き人ありその手の指と足の趾は六宛にして合せて二十四あり彼も巨人の生る者なりき

20:7[編集]

彼イスラエルを挑みしかばダビデの兄弟シメアの子ヨナタンこれを殺せり

20:8[編集]

是等はガテにて巨人の生る者なりしがダビデの手とその臣僕の手に斃れたり

第21章[編集]

21:1[編集]

茲にサタン起りてイスラエルに敵しダビデを感動してイスラエルを核數しめんとせり

21:2[編集]

ダビデすなはちヨアブと民の牧伯等に言けるは汝等ゆきてベエルシバよりダンまでのイスラエル人を數へその數をとりきたりて我に知せよ

21:3[編集]

ヨアブ答へけるは幾何あるとも願くはヱホバその民を百倍に増たまへ然ながら王わが主よ是はみな我主の僕ならずや然に何とて我主この事を爲んと要たまふや何ぞイスラエルをして之によりて罪を獲せしむべけんやと

21:4[編集]

されど王つひにヨアブに言勝たればヨアブすなはち出ゆきイスラエルを徧く行めぐりてヱルサレムに還れり

21:5[編集]

而してヨアブ民の総數をダビデに告たり即ちイスラエルの中には劍を帶る者一百十萬人ありユダの中には劍を帶る者四十七萬人ありき

21:6[編集]

但しレビとベニヤミンとはその中に數へざりき其はヨアブ王の言を惡みたればなり

21:7[編集]

この事神の目に惡かりければイスラエルを撃なやましたまへり

21:8[編集]

ダビデ是において神に申しけるは我この事をなして大に罪を獲たり然ども今ねがはくは僕の罪を除きたまへ我はなはだ愚なる事をなせりと

21:9[編集]

時にヱホバ、ダビデの先見者ガデにきて言たまひけるは

21:10[編集]

往てダビデに告て言ヘヱホバかく言ふ我なんぢに三のものを示す汝その一を撰べ我それを汝に爲んと

21:11[編集]

ガデすなはちダビデの許に至り之に言けるはヱホバかく言たまふ汝擇べよ

21:12[編集]

即ち三年の飢饉か又は汝三月の間汝の敵の前に敗れて汝の仇の劍に追しかれんか又は三日の間ヱホバの劍すなはち疫病この國にありてヱホバの使者イスラエルの四方の境の中にて撃滅ぼすことをせんか我が如何なる答を我を遣せし者に爲べきかを汝決めよ

21:13[編集]

ダビデ、ガデに言けるは我おほいに苦む請ふ我はヱホバの手に陷らん其憐憫甚だおほいなればなり人の手には陷らじと

21:14[編集]

是においてヱホバ、イスラエルに疫病を降したまひければイスラエルの人七萬人斃れたり

21:15[編集]

神また使者をヱルサレムに遣してこれを滅ぼさんとしたまひしが其これを滅ぼすにあたりてヱホバ視てこの禍害をなせしを悔い其ほろぼす使者に言たまひけるは足り今なんぢの手を住めよと時にヱホバの使者はヱブス人オルナンの打場の傍に立をる

21:16[編集]

ダビデ目をあげて視るにヱホバの使者地と天の間に立て抜身の劍を手にとりてヱルサレムの方にこれを伸をりければダビデと長老等麻布を衣て俯伏り

21:17[編集]

而してダビデ神に申しけるは民を數へよと命ぜし者は我ならずや罪を犯し惡き事をなしたる者は我なり然れども是等の羊は何をなせしや我神ヱホバよ請ふ汝の手を我とわが父の家に加へたまへ惟汝の民に加へて之を疚めたまふ勿れと

21:18[編集]

時にヱホバの使者ガデに命じ汝ダビデに告てダビデをして上りゆきてヱブス人オルナンの打場にてヱホバのために一箇の壇を築しめよと言り

21:19[編集]

是においてダビデはガデがヱホバの名をもて告たる言にしたがひて上りゆけり

21:20[編集]

オルナンは麥を打ゐけるが回顧て天の使の居るを視その四人の子等とともに匿れたり

21:21[編集]

やがてダビデはオルナンの方に來りけるがオルナン望てダビデを見すなはち打場より出ゆきて面を地につけてダビデを拝せり

21:22[編集]

ダビデ、オルナンに言けるは此打場の處を我に與へよ我そこにてヱホバに一箇の壇を築かん汝その十分の値をとりて之を我にあたへ災害の民におよぶことを止めしめよ

21:23[編集]

オルナン、ダビデに言けるは請ふ之を取り王わが主の目に善と觀るところを爲たまへ我なんぢに献げて牛を燔祭の料とし打禾車を柴薪とし麥を素祭とせん我みなこれを奉呈ると

21:24[編集]

ダビデ王オルナンに言けるは然るべからず我かならず十分の値をはらひて之を買ん我は汝の物を取てヱホバに奉まつらじ又費なしに燔祭を献ぐることをせじと

21:25[編集]

ダビデすなはち其處のために金六百シケルを衡りてオルナンに與へたり

21:26[編集]

而してダビデ其處にてヱホバに一箇の祭壇を築き燔祭と酬恩祭を献げてヱホバを龥けるに天より燔祭の壇の上に火を降して之に應へたまへり

21:27[編集]

ヱホバすなはちその使者に命じたまひければ彼その劍を鞘に蔵めたり

21:28[編集]

その時ダビデはヱホバがヱブス人オルナンの打場において己に應へたまふを見たれば其處にて犠牲を献ぐることを爲り

21:29[編集]

モーセが荒野にて造りたるヱホバの幕屋と燔祭の壇とは當時ギベオンの崇邱にありけるが

21:30[編集]

ダビデはその前に進みゆきて神に求むることを得せざりき是は彼ヱホバの使者の劍のために懼れたるに因てなり

第22章[編集]

22:1[編集]

ダビデ言けるはヱホバ神の室は此なりイスラエルの燔祭の壇は此なりと

22:2[編集]

ダビデすなはち命じてイスラエルの地に居る異邦人を集めしめ又神の室を建るに用ふる石を琢ために石工を設けたり

22:3[編集]

ダビデまた門の扉の釘および鎹に用ふる鐵を夥しく備へたり又銅を數しれぬほどに夥しく備へたり

22:4[編集]

また香柏を備ふること數しれず是はシドン人およびツロの者夥多しく香柏をダビデの所に運びきたりたればなり

22:5[編集]

ダビデ言けるは我子ソロモンは少くして弱し又ヱホバのために建る室は極めて高大にして萬國に名を得榮を得る者たらざる可らず今我其がために準備をなさんとダビデその死る前に大に之が準備をなせり

22:6[編集]

而して彼その子ソロモンを召てイスラエルの神ヱホバのために家を建ることを之に命ぜり

22:7[編集]

即ちダビデ、ソロモンに言けるは我子よ我は我神ヱホバの名のために家を建る志ありき

22:8[編集]

然るにヱホバの言われに臨みて言り汝は多くの血を流し大なる戰爭を爲したり汝我前にて多の血を地に流したれば我名の爲に家を建べからず

22:9[編集]

視よ男子汝に生れん是は平安の人なるべし我これに平安を賜ひてその四周の諸の敵に煩はさるること無らしめん故に彼の名はソロモン(平安)といふべし彼の世に我平安と靜謐をイスラエルに賜はん

22:10[編集]

彼わが名のために家を建ん彼はわが子となり我は彼の父とならん我かれの國の祚を固うして永くイスラエルの上に立しめん

22:11[編集]

然ば我子よ願くはヱホバ汝とともに在し汝を盛ならしめ汝の神ヱホバの室を建させて其なんぢにつきて言たる如くしたまはんことを

22:12[編集]

惟ねがはくはヱホバ汝に智慧と穎悟を賜ひ汝をイスラエルの上に立て汝の神ヱホの律法を汝に守らせたまはんことを

22:13[編集]

汝もしヱホバがイスラエルにつきてモーセに命じたまひし法度と例規を謹みて行はば汝旺盛になるべし心を強くしかつ勇め懼るる勿れ慄くなかれ

22:14[編集]

視よ我患難の中にてヱホバの室のために金十萬タラント銀百萬タラントを備へまた銅と鐵とを數しれぬほど夥多しく備へたり又材木と石をも備へたり汝また之に加ふべし

22:15[編集]

かつまた工人夥多しく汝の手にあり即ち石や木を琢刻む者および諸の工作を爲すところの工匠など都てあり

22:16[編集]

夫金銀銅鐵は數限りなし汝起て爲せ願くはヱホバ汝とともに在せと

22:17[編集]

ダビデまたイスラエルの一切の牧伯等にその子ソロモンを助くることを命じて云く

22:18[編集]

汝らの神ヱホバなんぢらと偕に在すならずや四方において泰平を汝らに賜へるならずや即ちこの地の民を我手に付したまひてこの地はヱホバの前とその民の前に服せり

22:19[編集]

然ば汝ら心をこめ精神をこめて汝らの神ヱホバを求めよ汝ら起てヱホバ神の聖所を建てヱホバの名のために建るその室にヱホバの契約の櫃と神の聖器を携さへいるべし

第23章[編集]

23:1[編集]

ダビデ老てその日滿ければその子ソロモンをイスラエルの王となせり

23:2[編集]

ダビデ、イスラエルの一切の牧伯および祭司とレビ人をあつめたり

23:3[編集]

レビ人の三十歳以上なる者を數へたるにその人々の頭數は三萬八千

23:4[編集]

その中二萬四千はヱホバの室の事幹を掌どり六千は有司および裁判人たり

23:5[編集]

四千は門を守る者たりまた四千はダビデが造れる讃美の樂器をとりてヱホバを頌ることをせり

23:6[編集]

ダビデ、レビの子孫を分ちて班列を立たり即ちゲルシヨン、コハテおよびメラリ

23:7[編集]

ゲルシヨン人たる者はラダンおよびシメイ

23:8[編集]

ラダンの子等は長エヒエルにゼタムとヨエル合せて三人

23:9[編集]

シメイの子等はシロミテ、ハジエル、ハランの三人是等はラダンの宗家の長たり

23:10[編集]

シメイの子等はヤハテ、ジナ、ヱウシ、ベリア この四人はシメイの子なり

23:11[編集]

ヤハデは長 ジナはその次 ヱウシ、ベリアは子多からざるが故に之をともに數へて一の宗家となせり

23:12[編集]

コハテの子等はアムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエルの四人

23:13[編集]

アムラムの子等はアロンとモーセ、アロンはその子等とともに永く區別れてその身を潔めて至聖者となりヱホバの前に香を焚き之に事へ恒にこれが名をもて祝することを爲り

23:14[編集]

神の人モーセの子等はレビの支派の中に數へいれらる

23:15[編集]

モーセの子等はゲルシヨンおよびエリエゼル

23:16[編集]

ゲルシヨンの子等は長はシブエル

23:17[編集]

エリエゼルの子等は長はレハビヤ、エリエゼルは此外に男子あらざりき但しレハビヤの子等は甚だ多かりき

23:18[編集]

イヅハルの子等は長はシロミテ

23:19[編集]

ヘブロンの子等は長子はヱリヤ その次はアマリヤ その三はヤハジエル その四はヱカメアム

23:20[編集]

ウジエルの子等は長子はミカ 次はヱシヤ

23:21[編集]

メラリの子等はマヘリおよびムシ、マヘリの子等はエレアザルおよびキシ

23:22[編集]

エレアザルは男子なくして死り惟女子ありし而已その女子等はキシの子たるその兄弟等これを娶れり

23:23[編集]

ムシの子等はマヘリ、エデル、ヱレモテの三人

23:24[編集]

レビの子孫をその宗家に循ひて言ば是のごとし是皆かの頭數を數へられその名を録されてヱホバの家の役事をなせる二十歳以上の者の宗家の長なり

23:25[編集]

ダビデ言けらくイスラエルの神ヱホバその民を安んじて永くヱルサレムに住たまふ

23:26[編集]

レビ人はまた重ねて幕屋およびその奉事の器具を舁ことあらずと

23:27[編集]

ダビデの最後の詞にしたがひてレビ人は二十歳以上よりして數へられたり

23:28[編集]

彼らの職はアロンの子孫等の手に屬して神の家の役事を爲し庭と諸の室の用を爲し一切の聖物を潔むるなど凡て神の家の役事を勤むるの事なりき

23:29[編集]

また供前のパン素祭の麥粉酵いれぬ菓子鍋にて製る者燒て製る者などを掌どりまた凡て容積と長短を量度ることを掌どり

23:30[編集]

また朝ごとに立てヱホバを頌へ讃ることを掌どれり夕もまた然り

23:31[編集]

又安息日と朔日と節會においてヱホバに諸の燔祭を献げ其命ぜられたる所に循ひて數のごとくに斷ずこれをヱホバの前にたてまつる事を掌どれり

23:32[編集]

是のごとく彼らは集會の幕屋の職守と聖所の職守とアロンの子孫たるその兄弟等の職守とを守りてヱホバの家の役事をおこなふ可りしなり

第24章[編集]

24:1[編集]

アロンの子孫の班列は左のごとしアロンの子等はナダブ、アビウ、エレアザル、イタマル

24:2[編集]

ナダブとアビウはその父に先だちて死て子なかりければエレアザルとイタマル祭司となれり

24:3[編集]

ダビデ、エレアザルの子孫ザドクおよびイタマルの子孫アヒメレクとともに彼らを分ちて各その職と務に任じたり

24:4[編集]

エレアザルの子孫の中にはイタマルの子孫の中よりも長たる人多かりき是をもてその分かれし班列はエレアザルの子孫たる宗家の長には十六ありイタマルの子孫たる宗家の長には八あり

24:5[編集]

斯彼らは籤によりて分たる彼と此と相等し其は聖所の督者および神の督者はエレアザルの子孫の中よりも出でイタマルの子孫の中よりも出ればなり

24:6[編集]

レビ人ネタネルの子シマヤといふ書記王と牧伯等と祭司ザドクとアビヤタルの子アヒメレクと祭司およびレビ人の宗家の長の前にて之を書しるせり即ちエレアザルのために宗家一を取ばまたイタマルのために宗家一を取り

24:7[編集]

第一の籤はヨアリブに當り第二はヱダヤに當り

24:8[編集]

第三はハリムに當り第四はセオリムに當り

24:9[編集]

第五はマルキヤに當り第六はミヤミンに當り

24:10[編集]

第七はハツコヅに當り第八はアビアに當り

24:11[編集]

第九はヱシユアに當り第十はシカニヤに當り

24:12[編集]

第十一はヱリアシブに當り第十二はヤキンに當り

24:13[編集]

第十三はホツバに當り第十四はエシバブに當り

24:14[編集]

第十五はビルガに當り第十六はインメルに當り

24:15[編集]

第十七はヘジルに當り第十八はハビセツに當り

24:16[編集]

第十九はベタヒヤに當り第二十はエゼキエルに當り

24:17[編集]

第二十一はヤキンに當り第二十一はガムルに當り

24:18[編集]

第二十三はデラヤに當り第二十四はマアジアに當れり

24:19[編集]

是その職務の順序なり彼らは之にしたがひてヱホバの家にいり其先祖アロンより傳はりし例規によりて勤むべかりしなり即ちイスラエルの神ヱホバの彼に命じたまひしごとし

24:20[編集]

その餘のレビの子孫は左の如しアムラムの子等の中にてはシユバエル、シユバエルの子等の中にてはヱデヤ


24:21[編集]

レハビヤについてはレハビヤの子等の中にては長子イツシア

24:22[編集]

イヅハリ人の中にてはシロミテ、シロミテの子等の中にてはヤハテ

24:23[編集]

ヘブロンの子等の中にては長子ヱリヤ二子アマリヤ三子ヤハジエル四子ヱカメアム

24:24[編集]

ウジエルの子等の中にてはミカ、ミカの子等の中にてはシヤミル

24:25[編集]

ミカの兄弟をイツシアといふイツシアの子等の中にてはゼカリヤ

24:26[編集]

メラリの子等はマヘリおよびムシ、ヤジアの子等はベノ

24:27[編集]

メラリの子孫のヤジアより出たる者はベノ、シヨハム、ザツクル、イブリ

24:28[編集]

マヘリよりエレアザル出たりエレアザルは子等なかりき

24:29[編集]

キシについてはキシの子はヱラメル

24:30[編集]

ムシの子等はマヘリ、エデル、ヱリモテ是等はレビの子孫にしてその宗家にしたがひて言る者なり

24:31[編集]

是らの者もまたダビデ王とザドクとアヒメレクと祭司およびレビ人の宗家の長たる者等の前にてアロンの子孫たるその兄弟等のごとく籤を掣り兄の宗家も弟の宗家も異なること無りき

第25章[編集]

25:1[編集]

ダビデと軍旅の牧伯等またアサフ、ヘマンおよびヱドトンの子等を選びて職に任じ之をして琴と瑟と鐃鈸を執て預言せしむその職によれば伶人の數左のごとし

25:2[編集]

アサフの子等はザツクル、ヨセフ、ネタニア、アサレラ 皆アサフの子等にしてアサフの手に屬すアサフは王の手につきて預言す

25:3[編集]

ヱドトンについてはヱドトンの子等はゲダリア、ゼリ、ヱサヤ、ハシヤビヤ、マツタテヤの六人 皆琴を操てその父ヱドトンの手に屬すヱドトンはヱホバを讃めかつ頌へて預言す

25:4[編集]

ヘマンについてはヘマンの子等たる者はブツキヤ、マツタニヤ、ウジエル、シブエル、ヱレモテ、ハナニヤ、ハナニ、エリアタ、ギダルテ、ロマムテエゼル、ヨシベカシヤ、マロテ、ホテル、マハジオテ

25:5[編集]

是みな神の言をつたふる王の先見者ヘマンの子等にして角を擧ぐ 神ヘマンに男子十四人女子三人を賜へり

25:6[編集]

是等の者は皆その父の手に屬しヱホバの家において歌を謡ひ鐃鈸と瑟と琴をもて神の家の奉事をなせり アサフ、ヱドトンおよびヘマンは王の手につけり

25:7[編集]

彼等およびヱホバに歌を謡ふことを習へるその兄弟等即ち巧なる者の數は二百八十八人

25:8[編集]

彼ら大も小も巧なる者も習ふ者も皆ともにその職務の籤を掣けるが

25:9[編集]

第一の籤はアサフの家のヨセフに當り第二はゲダリアに當れり彼もその兄弟等および子等十二人

25:10[編集]

第三はザツクルに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:11[編集]

第四はイヅリに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:12[編集]

第五はネタニヤに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:13[編集]

第六はブツキアに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:14[編集]

第七はアサレラに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:15[編集]

第八はヱサヤに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:16[編集]

第九はマツタニヤに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:17[編集]

第十はシメイに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:18[編集]

第十一はアザリエルに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:19[編集]

第十二はハシヤビアに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:20[編集]

第十三はシユバエルに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:21[編集]

第十四はマツタテヤに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:22[編集]

第十五はヱレモテに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:23[編集]

第十六はハナニヤに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:24[編集]

第十七はヨシベカシヤに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:25[編集]

第十八はでハナニに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:26[編集]

第十九はマロテに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:27[編集]

第二十はエリアタに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:28[編集]

第二十一はホテルに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:29[編集]

第二十二はギダルテに當れりその子等とその兄弟等十二人

25:30[編集]

第二十三はマハジオテに富れりその子等とその兄弟等十二人

25:31[編集]

第二十四はロマムテエゼルに當れりその子等とその兄弟等十二人

第26章[編集]

26:1[編集]

門を守る者の班列は左のごとしコラ人の中にてはアサフの子コレの子なるメシレミヤ

26:2[編集]

メシレミヤの子等は長子はゼカリヤその次はヱデアエルその三はゼバデヤその四はヤテニエル

26:3[編集]

その五はエラムその六はヨハナンその七はエリヨエナイ

26:4[編集]

またオベデエドムの子等は長子はシマヤその次はヨザバデその三はヨアその四はサカルその五はネタネル

26:5[編集]

その六はアシミエルその七はイツサカルその八はピウレタイ是は神かれを祝福たまひしなり

26:6[編集]

また彼の子シマヤにも數人の子生れたりしがその子等は大勇士にしてその父の家の主たる者なりき

26:7[編集]

すなはちシマヤの子等はオテニ、レバエル、オベデ、エルザバデ、エルザバデの兄弟エリウとセマキヤは力ある人なりき

26:8[編集]

是みなオベデエドムの孫子なり彼らとその子等および其兄弟等は合せて六十二人皆力ある者にしてその職に堪ふ是みなオベデエドムに屬する者なり

26:9[編集]

メシレミヤも子等と兄弟等合せて十八人あり皆力ある者なりき

26:10[編集]

メラリの子孫ホサもまた子等ありき其長はシムリ是は長子ならざりしかどもその父これを長となせしなり

26:11[編集]

その次はヒルキヤその三はデバリヤその四はゼカリヤ、ホサの子等と兄弟等は合せて十三人

26:12[編集]

門を守るところの班列此長等の中より出でみなその兄弟と等く勤務をなしてヱホバの家に仕ふ

26:13[編集]

彼ら門々を分つために小も大もともにその宗家に循ひて籤を掣たりしが

26:14[編集]

東の方の籤はシレミヤに當れり又その子ゼカリヤのために籤を掣けるに北の方の籤これに當れりゼカリヤは智慧ある議士なりき

26:15[編集]

オベデエドムは南の方の籤に當りその子等は倉の籤に當れり

26:16[編集]

シユパムおよびホサは西の方の籤にあたり坂の大路にあるシヤレケテの門の傍に居り守者はみな相對ふ

26:17[編集]

東の方にはレビ人六人北の方には日々に四人南の方にも日々に四人倉のかたはらには二人に二人

26:18[編集]

西の方バルバルにおいては大路に四人バルバルに二人

26:19[編集]

門を守る者の班列は是のごとし皆コラの子孫とメラリの子孫なり

26:20[編集]

また神の府庫および聖物の府庫を司どれる彼らの兄弟なるレビ人は左のごとし

26:21[編集]

ラダンの子孫すなはちラダンより出たるゲルシヨン人にしてゲルシヨン人ラダンの宗家の長たる者の中にてはヱヒエリ

26:22[編集]

およびヱヒエリの子等ならびにその兄弟ゼタムとヨエル是らはヱホバの家の府庫を司どれり

26:23[編集]

アムラミ人イヅハリ人ヘブロン人ウジエリ人の中においては左のごとし

26:24[編集]

モーセの子ゲルシヨムの子なるシブエルは府庫の宰たり

26:25[編集]

その兄弟にしてエリエゼルより出たる者は即ちエリエゼルの子レハビヤその子ヱサヤその子ヨラムその子ジクリその子シロミテ

26:26[編集]

此シロミテとその兄弟等はすべての聖物の府庫を掌どれりその聖物はすなはちダビデ王宗家の長千人の長百人の長軍旅の長等などが奉納たる者なり

26:27[編集]

即ち戰爭において獲たる物および掠取物を奉納てヱホバの家の修繕に供へたるなり

26:28[編集]

凡て先見者サムエル、キシの子サウル、ネルの子アブネル、ゼルヤの子ヨアブ等が奉献たる物および其他の奉納物は皆シロミテとその兄弟等の手の下にありき

26:29[編集]

イヅハリ人の中にてはケナニヤとその子等イスラエルの外事を理め有司となり裁判人となれり

26:30[編集]

ヘブロン人の中にてはハシヤビアおよびその兄弟などの勇士一千七百人ありてヨルダンの此旁すなはち西の方にてイスラエルの監督者となりヱホバの一切の事を行ひ王の用を爲り

26:31[編集]

ヘブロン人の中にてはその系譜と宗家とに依ばヱリヤといふ者ヘブロン人の長なりダビデの治世の四十年に彼らを尋ね求めギレアデのヤゼルにおいて彼らの中より大勇士を得たり

26:32[編集]

ヱリヤの兄弟たる勇士は二千七百人にして皆宗家の長たりダビデ王かれらをしてルベン人ガド人およびマナセの半支派を監督しめ神につける事と王につける事とを宰どらせたり

第27章[編集]

27:1[編集]

イスラエルの子孫すなはち宗家の長千人の長百人の長およびその有司等は年の惣の月のあひだ月ごとに更り入り更り出で其班列の諸の事をつとめて王に事へたるが其數を按ふるに一班列に二萬四千人ありき

27:2[編集]

先第一の班列すなはち正月の分はザブデエルの子ヤシヨベアムこれを率ゆ其班列は二萬四千人

27:3[編集]

彼は正月の軍團の長等の首たる者にしてペレヅの子孫なり

27:4[編集]

二月の班列はアホア人ドダイその班列の者とともにこれを率ゆミクロテといふ宰あり其班列は二萬四千人

27:5[編集]

三月の軍團を統る第三の將は祭司の長ヱホヤダの子ベナヤその班列は二萬四千人

27:6[編集]

このベナヤはかの三十人の中の勇士にして三十人の上にたてり彼の子アミザバデその班列にあり

27:7[編集]

四月の分を統る第四の將はヨアブの弟アサヘルにしてその子ゼバデヤこれに次り其班列は二萬四千人

27:8[編集]

五月の分を統る第五の將はイズラヒ人シヤンモテその班列は二萬四千人

27:9[編集]

六月の分を統る第六の將はテコア人イツケシの子イラその班列は二萬四千人

27:10[編集]

七月の分を統る第七の將はエフライムの子孫たるペロニ人ヘレヅその班列は二萬四千人

27:11[編集]

八月の分を統る第八の將はゼラの子孫たるホシヤ人シベカイその班列は二萬四千人

27:12[編集]

九月の分をすぶる第九の將はベニヤミンの子孫たるアナトテ人アビエゼルその班列は二萬四千人

27:13[編集]

十月の分をすぶる第十の將はゼラの子孫たるネトパ人マハライその班列は二萬四千人

27:14[編集]

十一月の分をすぶる第十一の將はエフライムの子孫たるピラトン人ベナヤその班列は二萬四千人

27:15[編集]

十二月の分を統る第十二の將はオテニエルの子孫たるネトパ人ヘルダイその班列は二萬四千人

27:16[編集]

イスラエルの支派を治むる者は左のごとしルベン人の牧伯はヂクリの子エリエゼル、シメオンの牧伯はマアカの子シバテヤ

27:17[編集]

レビ人の牧伯はケムエルの子ハシヤビヤ、アロン人の牧伯はザドク

27:18[編集]

ユダの牧伯はダビデの兄弟エリウ、イツサカルの牧伯はミカエルの子オムリ

27:19[編集]

ゼブルンの牧伯はオバデヤの子イシマヤ、ナフタリの牧伯はアズリエルの子ヱレモテ

27:20[編集]

エフライムの子孫の牧伯はアザジヤの子ホセア、マナセの半支派の牧伯はペダヤの子ヨエル

27:21[編集]

ギレアデなるマナセのご半支派の牧伯はゼカリヤの子イド、ペニヤミンの牧伯はアブネルの子ヤシエル

27:22[編集]

ダンの牧伯はヱロハムの子アザリエル、イスラエルの支派の牧伯等は是のごとし

27:23[編集]

二十歳以下なる者はダビデこれを數へざりき其はヱホバかつてイスラエルを増て天空の星のごとくにせんと言たまひしことあればなり

27:24[編集]

ゼルヤの子ヨアブ數ふることを始めたりしがこれを爲をへざりきそのかぞふることによりて震怒イスラエルにおよべりその數はまたダビデ王の記録の籍に載ざりき

27:25[編集]

アデエルの子アズマウテは王の府庫を掌どりウジヤの子ヨナタンは田野邑々村々城などにある府庫を掌どり

27:26[編集]

ケルブの子エズリは地を耕す農業の人を掌どり

27:27[編集]

ラマテ人シメイは葡萄園を掌どりシフミ人ザブデはその葡萄園より取る葡萄酒の蔵を掌どり

27:28[編集]

ゲデラ人バアルハナンは平野なる橄欖樹と桑樹を掌どりヨアシは油の蔵を掌どり

27:29[編集]

シヤロン人シテナイはシヤロンにて牧ふ牛の群を掌どりアデライの子シヤバテは谷々にある牛の群を掌どり

27:30[編集]

イシマエル人オビルは駱駝を掌どりメロノテ人ヱデヤは驢馬を掌どり

27:31[編集]

ハガリ人ヤジズは羊の群を掌どれり是みなダビデ王の所有を掌どれる者なり

27:32[編集]

またダビデの叔父ヨナタンは議官たり彼は智慧あり學識ある者なり又ハクモニの子ヱヒエルは王の子等の補佐たり

27:33[編集]

アヒトペルは王の議官たりアルキ人ホシヤイは王の伴侶たり

27:34[編集]

アヒトペルに次ぐ者はベナヤの子ヱホヤダおよびアビヤタル王の軍旅の長はヨアブ

第28章[編集]

28:1[編集]

茲にダビデ、イスラエルの一切の長支派の長王に事ふる班列の長千人の長百人の長王とその子等の所有及び家畜を掌どる者閹官有力者諸勇士などを盡くヱルサレムに召集め

28:2[編集]

而してダビデ王その足にて起て言けるは我兄弟等我民よ我に聽け我はヱホバの契約の櫃のため我らの神の足臺のために安居の家を建んとの志ありて已にこれを建る準備をなせり

28:3[編集]

然るに神我に言たまへり汝は我名のために家を建べからず汝は軍人にして許多の血を流したればなりと

28:4[編集]

然りと雖もイスラエルの神ヱホバ我父の全家の中より我を選びて永くイスラエルに王たらしめたまふ即ちユダを選びて長となしユダの全家の中より我父の家を選び我父の子等の中にて我を悦びイスラエルの王とならしめたまふ

28:5[編集]

而してヱホバ我に衆多の子をたまひて其わが諸の子等の中より我子ソロモンを選び之をヱホバの國の位に坐せしめてイスラエルを治めしめんとしたまふ

28:6[編集]

ヱホバまた我に言たまひけるは汝の子ソロモンはわが家および我庭を作らん我かれを選びて吾子となせり我かれの父となるべし

28:7[編集]

彼もし今日のごとく我誡命と律法を堅く守り行はば我その國を永く堅うせんと

28:8[編集]

然ば今ヱホバの會衆たるイスラエルの全家の目の前および我らの神の聞しめす所にて汝らに勸む汝らその神ヱホバの一切の誡命を守りかつ之を追もとむべし然せば汝等この美地を保ちてこれを汝らの後の子孫に永く傳ふることを得ん

28:9[編集]

我子ソロモンよ汝の父の神を知り完全心をもて喜び勇んで之に事へよヱホバは一切の心を探り一切の思想を暁りたまふなり汝もし之を求めなば之に遇ん然ど汝もし之を棄なば永く汝を棄たまはん

28:10[編集]

然ば汝謹めよヱホバ汝を選びて聖所とすべき家を建させんと爲たまへば心を強くしてこれを爲べしと

28:11[編集]

而してダビデは殿の廊およびその家その府庫その上の室その内の室贖罪所の室などの式樣をその子ソロモンに授け

28:12[編集]

また其心に思ひはかれる一切の物すなはちヱホバの家の庭四周の諸の室神の家の府庫聖物の府庫などの式樣を授け

28:13[編集]

また祭司およびレビ人の班列とヱホバの家の諸の奉事の工とヱホバの家の諸の奉事の器皿とにつきて諭すところあり

28:14[編集]

また諸の奉事に用ふる金の器皿を作る金の重量を定め又諸の奉事の器に用ふる諸の銀の器皿の銀の重量を定む

28:15[編集]

即ち金の燈臺とその金の燈盞の重量を宣て一切の燈臺とその燈盞の重量を定め又銀の燈臺につきても各々の燈臺の用法にしたがひて燈臺とその燈盞の重量を定め

28:16[編集]

また供前のパンの案につきてはその各の案のために金の重量を定め又銀の案のためにも銀を定め

28:17[編集]

又肉鉤盂杓のために用ふる純金の重量を定め金の大斝につきてもまた各々の大斝のために重量を定め銀の一切の大斝のためにも重量を定め

28:18[編集]

また香壇のために用ふる精金の重量を定めかつ車なるケルビムの式樣の金を定む此ケルビムはその翼を展てヱホバの契約の櫃を覆ふ

28:19[編集]

而してダビデ言けらく此工事の式樣は皆ことごとくヱホバのその手を我上にくだして我を敎へて書せたまひし者なりと

28:20[編集]

かくてダビデその子ソロモンに言けるは汝心を強くし勇みてこれを爲せ懼るる勿れ慄くなかれヱホバ神我神汝とともに在さん彼かならず汝を離れず汝を棄ず汝をしてヱホバの家の奉事の諸の工を成終しめたまふべし

28:21[編集]

視よ神の家の諸の役事をなすためには祭司とレビ人の班列あり又諸の工と從事を悦こびて爲ところの諸の技巧者汝とともに在り且また牧伯等および一切の民汝の命ずるところを悉く行はん

第29章[編集]

29:1[編集]

ダビデ王また全會衆に言けるは我子ソロモンは神の惟獨選びたまへる者なるが少くして弱く此工事は大なり此殿は人のために非ずヱホバ神のためにする者なればなり

29:2[編集]

是をもて我力を盡して我神の家のために物を備へたり即ち金の物を作る金 銀の物の銀 銅の物の銅 鐵の物の鐵 木の物の木を備へたり又葱珩 嵌石 黑石火崗諸の寶石蝋石など夥多し

29:3[編集]

かつまた我わが神の家を悦ぶが故に聖所のために備へたる一切の物の外にまた自己の所有なる金銀をわが神の家に献ぐ

29:4[編集]

即ちオフルの金三千タラント精銀七千タラントを献げてその家々の壁を蔽ふに供ふ

29:5[編集]

金は金の物に銀は銀の物に凡て工人の手にて作るものに用ふべし誰か今日自ら進んでヱホバのためにその手に物を盈さんかと

29:6[編集]

是において宗家の長イスラエルの支派の牧伯等千人の長百人の長および王の工事を掌どる者等誠意より献物をなせり

29:7[編集]

その神の家の奉事のために献げたるものは金五千タラント一萬ダリク銀一萬タラント銅一萬八千タラント鐵十萬タラント

29:8[編集]

また寶石ある者はゲルシヨン人ヱヒエルの手に託て之を神の家の府庫に納めたり

29:9[編集]

彼ら斯誠意よりみづから進んでヱホバに献げたれば民その献ぐるを喜べりダビデ王もまた大に喜びぬ

29:10[編集]

茲にダビデ全會衆の前にてヱホバを頌へたりダビデの曰く我らの先祖イスラエルの神ヱホバよ汝は世々限なく頌へまつるべきなり

29:11[編集]

ヱホバよ權勢と能力と榮光と光輝と威光とは汝に屬す凡て天にある者地にある者はみな汝に屬すヱホバよ國もまた汝に屬す汝は萬有の首と崇られたまふ

29:12[編集]

富と貴とは共に汝より出づ汝は萬有を主宰たまふ汝の手には權勢と能力あり汝の手は能く一切をして大たらしめ又強くならしむるなり

29:13[編集]

然ば我儕の神よ我儕今なんぢに感謝し汝の尊き名を讃美す

29:14[編集]

但し我ら斯のごとく自ら進んで献ぐることを得たるも我は何ならんやまた我民は何ならんや萬の物は汝より出づ我らは只汝の手より受て汝に献げたるなり

29:15[編集]

汝の前にありては我らは先祖等のごとく旅客たり寄寓者たり我らの世にある日は影のごとし望む所ある無し

29:16[編集]

我らの神ヱホバよ汝の聖名のために汝に家を建んとて我らが備へたる此衆多の物は凡て汝の手より出づ亦皆なんぢの所有なり

29:17[編集]

我神よ我また知る汝は心を鑒みたまひ又正直を悦びたまふ我は正き心をもて眞實より此一切の物を献げたり今我また此にある汝の民が眞實より献物をするを見て喜悦にたへざるなり

29:18[編集]

我らの先祖アブラハム、イサク、イスラエルの神ヱホバよ汝の民をして此精神を何時までもその心の思念に保たしめその心を固く汝に歸せしめたまへ

29:19[編集]

又わが子ソロモンに完全心を與へ汝の誡命と汝の證言と汝の法度を守らせて之をことごとく行はせ我が備をなせるその殿を建させたまへ

29:20[編集]

ダビデまた全會衆にむかひて汝ら今なんぢらの神ヱホバを頌へよと言ければ全會衆その先祖等の神ヱホバを頌へ俯てヱホバと王とを拝せり

29:21[編集]

而して其翌日に至りてイスラエルの一切の人のためにヱホバに犠牲を献げヱホバに燔祭を献げたり其牡牛一千牡羊一千羔羊一千またその灌祭と祭物夥多しかりき

29:22[編集]

その日彼ら大に喜びてヱホバの前に食ひかつ飮み/さらに改めてダビデの子ソロモンを王となしヱホバの前にてこれに膏をそそぎて主君となし又ザドクを祭司となせり

29:23[編集]

かくてソロモンはヱホバの位に坐しその父ダビデに代りて王となりその繁榮を極むイスラエルみな之に從がふ

29:24[編集]

また一切の牧伯等勇士等およびダビデ王の諸の子等みなソロモン王に服事す

29:25[編集]

ヱホバ、イスラエルの目の前にてソロモンを甚だ大ならしめ彼より前のイスラエルの王の未だ得たること有ざる王威を之に賜へり

29:26[編集]

夫ヱツサイの子ダビデはイスラエルの全地を治めたり

29:27[編集]

そのイスラエルを治めし間は四十年なり即ちヘブロンにて七年世を治めヱルサレムにて三十三年世を治めたりき

29:28[編集]

遐齡にいたり年も富も尊貴も滿足て死り其子ソロモンこれに代りて王となる

29:29[編集]

ダビデ王が始より終まで爲たる事等は先見者サムエルの書預言者ナタンの書および先見者ガドの書に記さる

29:30[編集]

其中にはまた彼の政治とその能力および彼とイスラエルと國々の諸の民に臨みしところの事等を載す