明治元訳新約聖書 (大正4年)/馬太福音書 (2)

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第十章[編集]

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16 われ爾曹なんぢらつかはすはひつじおほかみなかいるるがごとゆゑへびごとさと鴿はとごと馴良おとなしかれ

17 つつしみひと戒心こゝろせよ蓋人そはひとなんぢらを集議所しゅうぎしょわたまたその會堂くわいだうにてむちうつべければなり

18 またわが縁故ゆゑによりて侯伯つかさおよびわうまへひかるべしこれかれらと異邦人いほうじんあかしをさせんがためなり

19 ひとなんぢらをわたさば如何いかになにをいはんとおもわづらふなかそのときふべきこと爾曹なんぢらたまはるべし

20 これなんぢらみづかいふあら爾曹なんぢらちゝみたまそのうちありいふなり

21 兄弟きゃうだい兄弟きゃうだいわたちちわた兩親ふたおやうったかつこれをころさしむべし

22 またなんぢら我名わがなためすべてひとにくまれんされおはりまでしのものすくはるべし

23 このむらにてひとなんぢらをせめなばほかむらのがれわれまことに爾曹なんぢらつげ爾曹なんぢらイスラエル諸邑むらゝゝ廻盡めぐりつくさゞるうちひときたるべし