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- この猫はなぜに丸で、無頓着なのだらう、[1]澤山の鼠だのに、[2]あれは捕らない、明日は彼に喰はさないが宜い。
- この鼠は眞に惡騷きをする、やかましくて睡てもねつかれず、品物も咬み散らかされ、[3]これはまあ如何したら〔ママ〕宜からうか。
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- 私が坂に立つて居ると、[4]あれは不意に私を後方に突きあぶないこと、[5]蜻蛉轉りを爲る處でした。[6]
- 何たる惡戲者でせう、[7]私にはもう其樣な惡戲はさせませぬ、あれが若し私に仕掛けて來たらば、私は力を籠めてかれに一つ不意打を食はし、[8]あれをしてあれを逃つぴきならぬ目にあはせてやります。[9]
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- 總不管閒事
- 全ク無頓着
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- 滿地的
- 許多也
- 耗子
- 鼠
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- 咬
- 嚙也
- 稀爛
- 細カク嚙ミ碎ク貌
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- 臺階兒上
- 階段(石段等ノ)
- 站着
- 佇立
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- 抽冷子
- 突然、不意
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- 觔斗
- 跌仆之形也
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- 促狹的
- 惡戲者、陰險者
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- 攢足了勁兒
- 力ヲ籠メテテ、力限リ
- 冷不防
- 突然、不意
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- 兜着走
- 逃ゲ隱ル
官話指南總譯終