坂本龍馬/和歌2
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○
文開く衣の袖は
ぬれにけり 海より
深き 君が美心
世の人はわれをなに
ともゆはゞいへわが
なすことはわれ
のみぞしる
春くれて五月まつ
間のほととぎす初
音をしのべ深山
べの里
湊川にて
月と日のむかしを
しのぶみなと川
流れて清き菊
の下水
明石にて
うき事を独明しの
旅磯うつ浪も
あわれとぞ聞
○
人心けふやきのふと
かわる世に独な
げきのます鏡哉
○
文開く衣の袖は
ぬれにけり 海より
深き 君が美心
世の人はわれをなに
ともゆはゞいへわが
なすことはわれ
のみぞしる
春くれて五月まつ
間のほととぎす初
音をしのべ深山
べの里
湊川にて
月と日のむかしを
しのぶみなと川
流れて清き菊
の下水
明石にて
うき事を独明しの
旅磯うつ浪も
あわれとぞ聞
○
人心けふやきのふと
かわる世に独な
げきのます鏡哉