坂本龍馬の手紙/高松太郎宛 推定、慶応3年7月25日
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舌代
一、大極丸の水夫、
人を殺し候由。此
事ハ西郷より申来リ
候ニ付、小弟宜しく引合
致し置候。此度毛
利、望月が下坂
致し候ニ付、諸事
頼置候。何のわけ
も無事なるべしと奉存候。
一、昨日ハ御書拝見
又別紙ニも大坂
の町ぶれなど――より
送りくれ候ニ付、其御
地の御もよふ能わ
かり申候。
一、大極丸此頃荷
物積込などもす
み候よし。然レバ
彼西村源吉方へ
頼置候フラフ
御受取被成、御引替
可被成候。此儀ハ別
紙松井周助兄
まで送り申候間、
御そふだん可被下候。
廿五日 龍馬
太郎殿