坂本龍馬の手紙/慶応3年5月7日付伊藤助太夫宛1
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覚書二条
一、此度の出崎ハ、非
常の事件在之
候ニ付、留守ニ於も
相慎可申、然レバ
信友のものといへども、
自然堂まで不参
よふ、御玄関御番
衆まで御通達
被遣度候事。
一、私し留守ニて他所
より尋来り候もの、
或ハ信友と雖ども、
一飯一宿其事
一切存不申事。
右の事ニ仕度候
間、宜御頼申上候。
拝首。
五月七日 龍
茶翁先生
左右