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坂本龍馬の手紙/慶応3年1月3日付木戸孝允宛

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  ○広沢先生及、山田先生
  の方にも万々よろし
  く御頼申上候。再拝。
改年賀事御同意
御儀奉存候。
然ニ御別後三田尻の方
ニ出かけんとする所、井上
兄より御咄置候て、すぐ
下の関ニ罷帰り申候。兼而
御示の如く越荷方久保
松太先生に御目ニ懸り、
止宿の所お御頼、則チ
阿弥太寺伊藤助太夫
方ニ相成申候。是より近日
長崎ニ参り、又此地ニ帰リ
可申と存居申候。何レ
其の節又々御咄もうかゞ
い候。先ハ早〻、拝稽首。
  正月三日     龍馬
   木圭先生
       足下
 追白、井上氏ニ送リ
 候手紙、御面遠
 ながらよろしく御頼申上候。
 木圭先生
   虎皮下      龍