坂本龍馬の手紙/慶応2年12月15日付木戸孝允宛

提供: Wikisource
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikipedia
ウィキペディア木戸孝允のページがあります。

益御安泰奉大賀候。
然に先日は
薩行被遊候と承り
候得ども、長崎ニ於も
折あしく御面会申
不上実失敬のヿ
此頃ハ東廻りニて御帰
国と奉存候所、存外
御手間とり候て昨日
御帰りと先刻承り候。
弟此度ハ万〻御礼
も申上、少〻御聞ニ
達し置度事も
在之候て御尋仕候。
又承り候得バ、早明日
御出船と、定而此
頃御多用ニ候べし
と奉存候得バ、事ニ
より近日山口まで
も御尋申べきか
と奉存候間、何卒
御面遠ながら御
足お止められ候所を
一筆御印置可被
遣よふ奉希候。
       頓首。
十五日
追白、弟唯今ハ伊藤
 助大夫ニとまり居申候。
        再拝〻。
         坂本龍馬
木圭先生机下