国際連合安全保障理事会決議678
安全保障理事会は、
1990年8月2日の決議660(1990年)、1990年8月6日の決議661(1990年)、1990年8月9日の決議662(1990年)、1990年8月18日の決議664(1990年)、1990年8月25日の決議665(1990年)、1990年9月13日の決議666(1990年)、1990年9月16日の決議667(1990年)、1990年9月24日の決議669(1990年)、1990年9月25日の決議670(1990年)、1990年10月29日の決議674(1990年)と1990年11月28日の決議677(1990年)を想起、再確認し、
国際連合による努力にも関わらず、イラクは決議660(1990年)と上記の関連する決議を履行する義務に従うことを拒否し、安全保障理事会に対する甚だしい侮辱を行ったことに留意し、
国際連合憲章の下、国際平和と安全保障の保護と持続のための義務と責任を認識し、
これら決定の完全な遵守を確保するため決断し、
憲章第7章の下で行動し、
1.イラクが決議660(1990年)とそれに続く全ての決議を完全に履行することを要求し、全ての決定を留保しつつ、善意の行動として、イラクがこれを行う為の最後の機会を与えることを決定する。
2.クウェート政府と協力している加盟国に対して、1991年1月15日当日かそれより前にイラクが第1項に定める事項の完全な履行を行わない限り、前記の決議の通り、決議660(1990年)とそれに続く全ての決議の支持と履行のためと、地域内の国際的な平和と安定回復のために、必要な手段を全て使うことを許可する。
3.全ての国に対して、本決議の第2項に基づいて実施される措置に対して適切な支援をすることを要請する。
4.関係国に対して、本決議の第2項及び第3項に基づいて実施される措置について、安全保障理事会に定期的に通知するよう要請する。
5.問題に対して引き続き取り組むことを決定する。
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