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ロンドンオリンピック (クーベルタンからの手紙)

提供:Wikisource


ロンドンオリンピックの様子

クーベルタン男爵からの手紙

ピエール・ド・クーベルタン男爵から次のような手紙を受け取った。

親愛なるムッシュー・ド・ラフレ、

ロンドンオリンピックに関連して、最近また、多かれ少なかれ誤った傾向的なメモが出版されている。一方、ロンドンオリンピックで開催される外国の展示会や競技会にフランスのスポーツを参加させることを目的とした新しい委員会の話もあります...意図的かどうかにかかわらず、すべての誤りを指摘することに時間をかけることはできません。混乱を避けるため、ロンドンオリンピックの一般規則第8条に基づき、元駐ロンドンフランス大使のクーセル男爵が名誉会長を務めるフランスオリンピック委員会が受理し、送り出したフランス人選手のエントリーのみが入場できることを、きっぱりとお知らせするためにあなたにお願いすることにしました。

親愛なるムッシュ・ド・ラフレ、どうかよろしくお願いします。

"ピエール・ド・クーベルタン"

クーベルタン男爵とオリンピック委員会が、オリンピックの再興の恩人であり、自分たちの思うように物事を規制する権利を持っていることは確かである。

G. de L.

この著作物は、1937年に著作者が亡くなって(団体著作物にあっては公表又は創作されて)いるため、ウルグアイ・ラウンド協定法の期日(回復期日を参照)の時点で著作権の保護期間が著作者(共同著作物にあっては、最終に死亡した著作者)の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)50年以下である国や地域でパブリックドメインの状態にあります。


この著作物は、アメリカ合衆国外で最初に発行され(かつ、その後30日以内にアメリカ合衆国で発行されておらず)、かつ、1978年より前にアメリカ合衆国の著作権の方式に従わずに発行されたか1978年より後に著作権表示なしに発行され、かつウルグアイ・ラウンド協定法の期日(日本国を含むほとんどの国では1996年1月1日)に本国でパブリックドメインになっていたため、アメリカ合衆国においてパブリックドメインの状態にあります。

 

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