テンプレート:MarginNote

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テンプレートの解説[表示] [編集] [履歴] [キャッシュを破棄]

このテンプレートは、傍註を記述するために使用します。

使い方[編集]

(有朋堂文庫『枕草紙』より)

例1[編集]

春は曙、やうやう白くなりゆく山際すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。夏は夜、月の頃はさらなり、闇もなほ螢飛びちがひたる、雨などの降るさへをかし{{marginNote|margin=left|margin-width=300|text=をかし—趣あり}}。

春は曙、やうやう白くなりゆく山際すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。夏は夜、月の頃はさらなり、闇もなほ螢飛びちがひたる、雨などの降るさへをかしをかし—趣あり

例2[編集]

春は曙、やうやう白くなりゆく山際すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。夏は夜、月の頃はさらなり、闇もなほ螢飛びちがひたる、雨などの降るさへをかし{{marginNote|margin=right|margin-width=300|text=をかし—趣あり|downrule=yes}}。

春は曙、やうやう白くなりゆく山際すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。夏は夜、月の頃はさらなり、闇もなほ螢飛びちがひたる、雨などの降るさへをかしをかし—趣あり

引数[編集]

必要な引数[編集]

  • margin: 左右どちらの余白を使うか。(leftまたはright。)
  • margin-width: 余白の幅。単位はx-unitにより指定する。
  • text: 傍註のテキスト。

その他の引数[編集]

  • alley-width: 註と本文の間の幅。単位はx-unitにより指定する。(既定値は14。)
  • anchor: HTMLアンカーを指定する。
  • downrule: 註と本文の間に縦線を加える。スタイルはrule-color、rule-style、rule-widthにより指定する。(yesまたはno。既定値はno。)
  • font-size: 註のフォントサイズを指定する。(任意のCSSフォントサイズ。既定値はsmaller。)
  • line-height: 縦線の長さを指定する。(既定値は110%。)
  • rule-color: 縦線の色を指定する。downruleをyesとした場合に有効。(任意のCSS枠線色。既定値はinherit。)
  • rule-style: 縦線のスタイルを指定する。downruleをyesとした場合に有効。(任意のCSS枠線スタイル。既定値はsolid。)
  • rule-width: 縦線の幅を指定する。downruleをyesとした場合に有効。(任意のCSS枠線幅。既定値はthin。)
  • spacing: 註の間の幅。単位はy-unitにより指定する。(既定値は1。)
  • text-align: 註のテキストの配置。(leftまたはright。既定値はmarginと反対の側。)
  • x-unit: 水平方向の長さの単位を指定する。(任意のCSS単位。既定値はpt。)
  • y-unit: 垂直方向の長さの単位を指定する。(任意のCSS単位。既定値はex。)