インドの核実験に抗議し、直ちに今後の核実験中止を求める決議

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 五月十一日に続き五月十三日、インドは我が国及び国際社会の強い抗議にもかかわらず核実験を強行した。かかる行為は核兵器廃絶に向けた国際的潮流に背を向けた許されざるものである。

 唯一の被爆国たる我が国は、これまで国際平和と安全のため核廃絶に向け不断の外交努力を重ねてきた。

 インドが、一九九五年の核不拡散条約の無期限延長及び一九九六年の包括的核実験禁止条約の採択によって高まっている核軍縮・不拡散の国際的世論を無視し、二度にわたり地下核実験を強行したことは誠に遺憾である。

 今回の一連の実験がいかなる理由によるものであっても、人類の生存をも脅かし、地球環境と生態系を破壊する行為であることは明らかである。さらにインドの核実験は核不拡散条約への信頼を損ない、核廃絶への流れに逆行すると同時にインド周辺諸国に新たな核開発競争を惹起させるおそれがある。

 本院は、核兵器廃絶への不断の努力を行うことを誓い、インドの核実験に厳重に抗議し、インドが直ちに今後の核実験を中止し、無条件に核不拡散条約及び包括的核実験禁止条約に加入することを強く求める。

 政府は、本院の趣旨を体し、インド政府に対し、直ちに必要かつ適切な措置を講ずるとともに、主要国首脳会議・国際連合の場において核実験の即時停止及び核兵器開発の停止を求め、同時に包括的核実験禁止条約の早期発効に一層努力すべきである。

 右決議する。

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