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  •  序(ついで)にわたくしは此「秋行」の絶句の本草家蘭軒の詩たるに負(そむ)かぬことを附記して置く。それは石(せきさん)が珍らしく詩に入つてゐることである。「荒径雨過滑緑苔。花紅石幾茎開。」詩歌の石を詠ずるものはわたくしの記憶に殆無い。桑名の儒官某の集に七絶一首があり、又昔年池辺義象(よしかた)さん…
    1.54メガバイト (342,889 語) - 2024年3月25日 (月) 01:52