国際連合安全保障理事会決議第二千三百五十六号(北朝鮮による弾道ミサイル発射等に関する決議)に関する件

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○外務省告示第二百三号

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安全保障理事会は、
決議第八百二十五号(千九百九十三年)、第千五百四十号(二千四年)、第千六百九十五号(二千六年)、第千七百十八号(二千六年)、第千八百七十四号(二千九年)、第千八百八十七号(二千九年)、第二千八十七号(二千十三年)、第二千九十四号(二千十三年)、第二千二百七十号(二千十六年)及び第二千三百二十一号(二千十六年)を含むこれまでの関連する決議並びに二千六年十月六日の議長声明(S/PRST/2006/41)、二千九年四月十三日の議長声明(S/prST/2009/7)及び二千十二年四月十六日の議長声明(S/PRST/2012/13)を想起し、
核、化学及び生物兵器並びにその運搬手段の拡散が、国際の平和及び安全に対する脅威を構成することを再確認し、
北朝鮮が、度重なる弾道ミサイルの発射及び発射の試みを通じて関連する安全保障理事会決議に違反し続けてきたことに深刻な懸念を表明し、全てのこのような弾道ミサイル活動は北朝鮮の核兵器運搬システムの開発に貢献するとともに、地域内外の緊張を高めるものであることに留意し、
北朝鮮市民の需要が満たされていない中で、北朝鮮の禁止された武器販売が、核兵器及び弾道ミサイルの追求に流用される収入を生み出してきたことに対し、強い懸念を表明し、
北朝鮮の実施中の核及び弾道ミサイル関連活動が地域内外の緊張を更に増大させていることに最も深刻な懸念を表明するとともに、国際の平和及び安全に対する明白な脅威が引き続き存在することを認定し
国際連合憲章第七章の下で行動し、同憲章第四十一条に基づく措置をとって、

1.北朝鮮が、安全保障理事会の決議に違反し、甚だしく無視して、二千十六年九月九日以降に実施した、一連の弾道ミサイル発射及びその他の活動を含む、核兵器及び弾道ミサイルの開発活動を最も強い表現で非難する。

2.北朝鮮が、全ての核兵器及び既存の核計画を、完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で放棄し、全ての関連する活動を直ちに停止し、弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射、核実験又はその他のいかなる挑発もこれ以上実施せず、弾道ミサイル計画に関連する全ての活動を停止し、及びこの文脈において、ミサイル発射モラトリアムに係る既存の約束を再度確認するとともに、その他のいかなる既存の大量破壊兵器及び弾道ミサイル計画も、完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で放棄するとの決定を再確認する。

3.決議第千七百十八号(二千六年)8の規定により課され、その後の決議により修正された措置を想起するとともに、決議第千七百十八号(二千六年)8(d)の規定に定める措置は、この決議の附属書Ⅰ及びⅡに記載される個人及び団体、それらの代理として又はそれらの指示により行動するいかなる個人又は団体並びにそれらにより所有され又は管理される団体(不正な手段を通じたものを含む。)に適用されること、及び、決議第千七百十八号(二千六年)8(e)の規定に定める措置は、この決議の附属書Ⅰに記載される個人及びそれらの代理として又はそれらの指示により行動する個人に適用されることを決定する。

4.朝鮮半島及び北東アジア全体における平和と安定の維持が重要であることを改めて表明し、事態の平和的、外交的かつ政治的解決の約束を表明し、対話を通じた平和的かつ包括的な解決を容易にするための理事国及びその他の国による努力を歓迎するとともに、朝鮮半島内外の緊張を緩和するための取組の重要性を強調する。

5.この問題に引き続き関与することを決定する。

附属書Ⅰ: 渡航禁止/資産凍結(個人)

1.チョ・イルウ(CHO IL U)
レコネッサンス・ジェネラル・ビューロー第五局長。チョは北朝鮮の海外諜報活動及び外国における機密情報収集を担当しているとみられる。
別名:チョ・イルウ(Cho Il Woo)
生年月日:1945 年 5 月 10 日
出生地:北朝鮮咸鏡北道茂山
国籍:北朝鮮
旅券番号:736410010

2.チョ・ヨンチュン(CHO YON CHUN)
朝鮮労働党及び北朝鮮軍の主要な人事の任命を指示するオーガナイゼーション・アンド・ガイダンス・デパートメントの副部長。
別名:ジョ・ヨンジュン(Jo Yon Jun)
生年月日:1937 年 9 月 28 日
国籍:北朝鮮

3.チェ・フィ(CHOE HWI)
全ての北朝鮮メディアを管理し、市民を管理するために用いられている朝鮮労働党プロパガンダ・アンド・アジテーション・デパートメントの第一副部長。
別名:情報なし
生年:1954 年又は 1955 年
国籍:北朝鮮
性別:男性
住所:北朝鮮

4.ジョ・ヨンウォン(JO YONG-WON)
朝鮮労働党及び北朝鮮軍の主要な人事の任命を指示する朝鮮労働党オーガナイゼーション・アンド・ガイダンス・デパートメントの副部長。
別名:チョ・ヨンウォン(Cho Yongwon)
生年月日:1957 年 10 月 24 日
国籍:北朝鮮
性別:男性
住所:北朝鮮

5.キム・チョルナム(KIM CHOL NAM)
ジェネラル・ビューロー・オブ・アトミック・エナジーのために物資を調達し、北朝鮮への現金ルートとなるコリア・クムサン・トレーディング・コーポレーションの社長。
別名:情報なし
生年月日:1970 年 2 月 19 日
国籍:北朝鮮
旅券番号:563120238
住所:北朝鮮

6.キム・ギョンオク(KIM KYONG OK)
朝鮮労働党及び北朝鮮軍の主要な人事の任命を指示するオーガナイゼーション・アンド・ガイダンス・デパートメントの副部長。
別名:キム・ギョンオク(Kim Kyong Ok)
生年:1937 年又は 1938 年
国籍:北朝鮮
住所:北朝鮮平壌特別市

7.キム・トンホ(KIM TONG-HO)
兵器及びミサイル関連販売のための北朝鮮の主要な金融機関であるタンチョン・コマーシャル・バンクのベトナム代表。
別名:情報なし
生年月日:1969 年 8 月 18 日
国籍:北朝鮮
旅券番号:745310111
性別:男性
住所:ベトナム

8.ミン・ビョンチョル(MIN BYONG CHOL)
朝鮮労働党及び北朝鮮軍の主要な人事の任命を指示する朝鮮労働党オーガナイゼーション・アンド・ガイダンス・デパートメントの部員。
別名:ミン・ピョンチョル; ミン・ビョンチョル;ミン・ビョンチュン(MinPyo'ng-ch'o'l; Min Byong-chol; Min Byong Chun)
生年月日:1948 年 8 月 10 日
国籍:北朝鮮
性別:男性
住所:北朝鮮

9.ペク・セボン(PAEK SE BONG)
セコンド・エコノミック・コミッティーの元委員長;国防委員会の元委員;ミュニションズ・インダストリー・デパートメント(MID)の元副部長。
別名:情報なし
生年月日:1938 年 3 月 21 日
国籍:北朝鮮

10.パク・ハンセ(PAK HAN SE)
北朝鮮の弾道ミサイル製造を監督し、北朝鮮の主要な武器ディーラーであり、弾道ミサイル及び通常兵器に関連する物品及び装備の主要な輸出者である、コリア・マイニング・デベロップメント・コーポレーションの活動を指示するセコンド・エコノミック・コミッティーの副委員長。
別名:カン・ミョンチョル(Kang Myong Chol)
国籍:北朝鮮
旅券番号:290410121
住所:北朝鮮

11.パク・トチュン(PAK TO CHUN)
ミュニションズ・インダストリー・デパートメント(MID)の元書記であり、現在、核及びミサイル計画に関する事案について助言している。国務委員会の元委員及び朝鮮労働党ポリティカル・ビューローの局員。
別名:パク・ドチュン(Pak Do Chun)
生年月日:1944 年 3 月 9 日
国籍:北朝鮮

12.リ・ジェイル(RI JAE IL)
全ての北朝鮮メディアを管理し、市民を管理するために用いられている朝鮮労働党プロパガンダ・アンド・アジテーション・デパートメントの副部長。
別名:リ・チェイル(RI, Chae-Il)
生年:1934 年
国籍:北朝鮮

13.リ・スヨン(RI SU YONG)
北朝鮮の防衛産業のための調達及び平壌の軍事関連販売への支援に特化したコリア・リョンボン・ジェネラル・コーポレーションの職員。また、その調達は、おそらく北朝鮮の化学兵器計画も支援している。
別名:情報なし
生年月日:1968 年 6 月 25 日
国籍:北朝鮮
旅券番号:654310175
性別:男性
住所:キューバ

14.リ・ヨンム(RI YONG MU)
取得・調達を含む北朝鮮の全ての軍事、防衛及び治安関連の事案について指示及び指導する国務委員会の副委員長。
別名:情報なし
生年月日:1925 年 1 月 25 日

附属書Ⅱ:資産凍結(団体)

1.カンボン・トレーディング・コーポレーション(KANGBONG TRADING CORPORATION)
カンボン・トレーディング・コーポレーションは、北朝鮮に対し、又は北朝鮮から金属、黒鉛、石炭又はソフトウェアを直接又は間接的に売却、供給、移転又は購買し、受領した収入又は物品は、おそらく北朝鮮政府又は朝鮮労働党の利益となっている。カンボン・トレーディング・コーポレーションの親組織は、ミニストリー・オブ・ピープルズ・アームド・フォースィーズ。
別称:情報なし
所在地:北朝鮮

2.コリア・クムサン・トレーディング・コーポレーション(KOREA KUMSAN TRADING CORPORATION)
コリア・クムサン・トレーディング・コーポレーションは、北朝鮮の核計画を監督しているジェネラル・ビューロー・オブ・アトミック・エナジーにより、直接的又は間接的に、所有され又は管理され、そのため又はその代理として行動又は行動していると主張している。
別称:情報なし
所在地:北朝鮮平壌特別市

3.コリョ・バンク(KORYO BANK)
コリョ・バンクは、北朝鮮の経済における金融サービス産業で活動し、朝鮮労働党のオフィス38及びオフィス39に関連している。
別称:情報なし
所在地:北朝鮮平壌特別市

4.ストラテジック・ロケット・フォース・オブ・ザ・コリアン・ピープルズ・アーミー(STRATEGIC ROCKET FORCE OF THE KOREAN PEOPLE'S ARMY)
ストラテジック・ロケット・フォース・オブ・ザ・コリアン・ピープルズ・アーミーは、北朝鮮の全ての弾道ミサイル計画を担当し、スカッド及びノドンの発射に責任を有している。
別称:ストラテジック・ロケット・フォース;ストラテジック・ロケット・フォース・コマンド・オブ・ケー・ピー・エー;ストラテジック・フォース;ストラテジック・フォースィーズ(Strategic Rocket Force; Strategic Rocket Force Command of KPA; Strategic Force; Strategic Forces)
所在地:北朝鮮平壌特別市

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