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に、およはうはくけんわたさんためなり。

二一 かれひてへり、よ、われなんぢただしくかつをしへ、かたちもっひとらず、すなはちまことかみみちをしふるをる。

二二 われぜいをケサリにをさむるはよろしやいなや。

二三 イイススかれあくおもひりてへり、なんわれこころみる、

二四 ぎんいちまい|まい}}をわれしめせ、これたれすがたしるしあるか。こたへてへり、ケサリの。

二五 かれこれへり、しからばケサリのものをケサリにをさめ、かみものかみをさめよ。

二六 かれたみまへそのことばふるをず、そのこたへとしてもくねんたり。

二七 またふくくわつなしとふサッドゥケイにんかれきて、ひて

二八 いはく、よ、モイセイわれためしょしてへり、ひときゃうだいつまあり、なくしてせば、きゃうだいそのつまめとりて、そのきゃうだいつぎおこすべしと。

二九 きゃうだいしちにんありしが、だいいちものつまめとり、なくしせり。

三〇 だいものつまめとり、またなくしてせり。

三一 だいさんものこれめとり、そのしちいたるまでみなしかり、とものこさずしてせり。

三二 そののちつままたせり。

三三 しからばふくくわつときかれそのうちたれつまらんか、けだししちにんこれつませり。

三四 イイススかれこたへてへり、しょめとるあり、とつぐあり、

三五 しかれどもかれおよよりふくくわつるにあたれるものめとるなく、とつぐなし、