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せき）を以（もっ）て罪（つみ）の赦（ゆるし）を願（ねが）ひ、聖体（せいたい）を拝領（はいれう）して尚（なほ）イエズス、キリストと一致（ち）するやうに励（はげ）めば何（なに）よりの祝日（しゅくじつ）の効果（かうくわ）を挙（あ）げるに違（ちがひ）ない。 第（だい）二、信心（しんじん）を以（もっ…

第（だい）五十七課（くゎ）　悔悛（くゎいしゅん）の秘蹟（ひっせき） －248－ とは悔改（くいあらた）めると云（い）ふ字（じ）で重（おも）に三（みつ）の事（こと）を斥（さ）す（一）唯悔改（たゞくいあらた）める事（こと）、或（あるひ）は（二）悔悛徳即（くゎいしゅんとくすなは）ち…

ねが）ふのである。 堅振（けんしん）が秘蹟（ひせき）である事（こと）は、イエズス、キリストの聖靈（せいれい）を賜（たま）ふとの御約束（おんやくそく）に基（もとづ）き秘蹟（ひせき）に要（えう）する三要件（えうけん）を備（そな）へてあるからである。 （註（ちゅう））堅振（けんしん）の秘蹟（ひせき…

、汝（なんぢ）に悪念（あくねん）を入（い）れて散（ち）らす所（ところ）の汝（なんぢ）の思念（おもい）を集中（しゅうちゅう）せんが為（ため）なり、いかんとなれば敵（てき）はその奸悪（かんあく）により人（ひと）を神（かみ）より遠（とお）ざけんと欲（ほっ）してこれをなせばなり。けだし彼（かれ）は人（ひと…

せき）に着手（ちゃくしゅ）して居（お）られる。 曲頸瓶（レトルト）を熱（ねっ）したり、蒸留水（じょうりゅうすい）を取（と）ったりしていたが、終（しまい）には耐（た）まらぬ悪臭（あくしゅう）を立（た）てて、予（よ）を室外（しつがい）へ退散（たいさん）せしめて了（しま）っ…

第（だい）五十課（くゎ）　秘蹟（ひっせき） －218－ ▲秘蹟（ひっせき）は聖寵（せいてう）を施（ほどこ）す爲（ため）にイエズス、キリストの定（さだ）め給（たま）うた記號（しるし）であります。 とは秘（かく）れたる蹟（：跡）（あと）と云（い）ふ字（じ）で、秘蹟（ひっせき）そのものは三（みつ）の事（こと）によって成立（なりた）つ。…

だし心（こころ）が精神（せいしん）を以（もっ）て奮熱（ふんねつ）し始（はじ）むるときは、身（み）は患難（かんなん）の為（ため）に憂（うれ）へざるべく、畏（おそ）れざるべく、恐（おそ）れて縮（ちぢ）まらざるべく、心（こころ）は堅（かた）く、金剛石（こんごうせき）の如（ごと）くなりて、あらゆる試惑（しわ…

っちゃんの手紙を頂いてから、すぐ返事をかこうと思ったが、あいにく風邪を引いて一週間ばかり寝（ね）ていたものだから、つい遅（おそ）くなって済まない。その上今時のお嬢さんのように読み書きが達者でないものだから、こんなまずい字でも、かくのによっぽど骨が折れる。甥（おい）に代筆を頼もうと思っ…

見ているまに癩病が癒った おとなしくして居（い）ると 花花が咲くのねって　桃子が言う 木に眼（め）が生（な）って人を見ている こころが美しくなると そこいらが 明るく　かるげになってくる どんな不思議がうまれても おどろかないとおもえてくる はやく 不思議がうまれればいいなあとおもえてくる ねころんでいたらば…

公教要理説明（こうけうえうりせつめい） 第（だい）四十八課（くゎ）　祈禱（いのり） －207－ 聖寵（せいてう）を得（え）るには秘蹟（ひっせき）は唯一（ゆゐいつ）の道（みち）でない、祈禱（いのり）も要（い）るが、秘蹟（ひっせき）を授（さづ）かる前後（ぜんご）にも其時（そのとき）にも、祈禱（いのり）は何（なに）より必要欠（缺）（ひ…

れる償（つぐのひ）を果（はた）す事（こと）は悔悛（くわいしゅん）の秘跡（ひっせき）の一部分（ぶぶん）であるから之（これ）を果（はた）さうとの志（こゝろざし）がなければ告白（こくはく）は無効（むこう）になるから注意（ちうい）せねばならぬ。司祭（しさい）が今赦（いまゆるし）を与（あた）へますと仰（おっ）…

せき）を以（もっ）て罪（つみ）の赦（ゆるし）を受（う）ける事（こと）は必要（ひつえう）である。外部（ぐわいぶ）の条件（でうけん）は殊更（ことさら）に であるが、能（よ）くとは、制定（きま）った事（こと）を制定（きま）った通（とほ）り制定（きま）った時（とき）に熱心（ねっ…

ちゅう）に持（ぢ）すればなり。心（こころ）は根（ね）なり。もし根（ね）が聖（せい）ならば枝（えだ）も聖（せい）ならん、即（すなはち）心（こころ）が導（みちび）かれて浄潔（じょうけつ）に達（たっ）するならば、悉（ことごと）くの感覚（かんかく）も清（きよ）めらるゝこと明（あきらか）なり。もし智（ち…

え）ざるはなし」（フィリッピ四。十三）と。聖人達（せいじんたち）が熱心（ねっしん）に努（つと）めたのも、殉教者達（じゅんけうしゃたち）が苦（くるしみ）に敗（ま）けなかったのも天主（てんしゅ）の助力（じょりき）による。 （註（ちゅう））、第（だい）一、助力（じょりき）の聖寵（せいてう）を受（う）ける…

ち）なくしても、智慧（ちえ）はその言（ことば）を飾（かざ）るを能（よ）くすべく、真（しん）理（り）を知（し）らずして真（しん）理（り）を言（い）はん。或者（あるもの）は道徳（どうとく）の行（こう）為（い）を自（みづ）から実地（じっち…

ねっしん）を振（ふる）はすやうにさへすれば、種々（いろゝゝ）の方法（はうはふ）を以（もっ）て赦（ゆる）される。例（たと）へば眞（しん）に悔改（くひあらた）め、反對（はんたい）の行（げう）を爲（な）し、三百の問（とひ）の註（ちう）に云（い）はれた「準秘蹟（じゅんひっせき）」を熱心（ねっ…

〇だから信者（しんじゃ）たるものは、平生（へいぜい）から何（ど）んな心掛（こころがけ）であらねばなりませんか△注意（ちゅうい）して罪（つみ）に遠（とほざ）からねばなりません。 〇夫（それ）から?△屢（しばゝゞ）秘蹟（ひせき）を授（さづ）かるやら、善業（ぜんげふ）を励（はげ）むやらして、成聖（せいせい）の聖…

っつい（一対（イツツヰ））』　ゆいごん（遺言（ユヰゴン））』　しんるい（親類（シンルヰ）） こえ（声（コヱ））　つえ（杖（ツヱ）（×））』　すえ（末（スヱ））　うえる（植（ウ）ゑる）　すえる（据（ス）（×）ゑる）』　えとく（会得（ヱトク））　ち…

ねっしん）を主（しゅ）に近（ちか）き者（もの）に、司（し）祭（さい）に、士師（しし）に、君主（くんしゅ）に、主（しゅ）に神聖（しんせい）とせられて奇（き）蹟（せき）を行（おこな）ふを信任（しんにん）せられし者（もの）にあらはすなり。神（かみ）の立法（りっ…

けだし神（かみ）の書（しょ）に暁通（ぎょうつう）することの益（ますます）長（ちょう）じて其（その）根（ね）を張（は）るときは、空想（くうそう）は彼（かれ）より逃（のが）るべくして、其（その）智（ち）は聖書（せいしょ）を読（よ）み、或（あるい）は読（よ）みし所（ところ）を考（かんが）へんと欲（ほつ）…