朝鮮王朝実録/1849年/7月14日/3

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日本語訳[編集]

前正言姜漢赫上疏:この国を害する者は、趙秉鉉、その人である。ああ、趙秉鉉は威福を奪い、財貨を貪り、朝廷を脅して、君父を蔑視したあまた、その罪科に対して台評が揃っていて断案が成立したところに、従徒同類が集まって、取り潰し、その中で尹致英は趙秉鉉に保護され、最初は、趙秉鉉の権威と地位を崇めて、手のひらに恩恵を甘受し、最終的には、趙秉鉉の方策と心力を蹈襲し、両年ごとに5両陞資され、一門に三貴が出て、勢威した力は恐れるに値します。そのずる賢い情状は最終的に先大王の日月のような明るさから逃れることはできない、あるいは厳しく責め竄逐し、あるいは微々ながら疏斥の意を見せたので、趙秉鉉は巨済島に囲籬安置されましたが、宮廷の実情を密探を使って情報を得て、尹致英は館閣で朝廷を凌轢しており、願わくところ、東朝のように趙秉鉉・尹致英に囲籬安置の刑典を実施していただきたい。

返答:一つは先王が罪を下賜した者であり、一つは先王の近臣であり、一枚の紙の上に並べたところで、忠厚な気風が足りない。

原文[編集]

前正言姜漢赫, 疏略曰:“擧國同憤者, 卽趙秉鉉是也。 噫! 彼秉鉉, 竊弄咸福, 貪饕貨財, 脅制朝廷, 眼無君父之許多罪惡, 臺評俱在, 斷案已成, 寔繁之徒, 以類相聚, 其爲護法於秉鉉者, 尹致英也。 始豔秉鉉之勢位, 甘受股掌之翫, 終蹈秉鉉之作爲, 莫負心膂之托, 兩歲五資, 驟躐無漸, 一門三貴, 勢焰可怕。 其奸回情狀, 竟莫逃於先大王日月之明, 則或嚴加竄逐, 或微示踈斥, 而秉鉉則偃處於郊坰, 窺探動靜, 致英則蜚揚於館閣, 淩轢朝廷, 伏莾之戎, 出柙之虎, 誠非細憂。 伏願仰稟東朝, 亟將趙秉鉉、尹致英, 施以絶島安置之典。”批曰: “一是先王已罪之人也, 一是先王近密之臣也, 一紙臚列, 有欠忠厚之風。”


【太白山史庫本】1本1巻6章B面

【影印本】48本549面

先代:
1849年7月14日第二項
朝鮮王朝実録
1849年7月14日第三項
次代:
1849年7月14日第四項