埼玉県立浦和高等学校の校歌 作者:大和田建樹 鈴木米次郎1906年
校舎の礎動きなき
我が武蔵野の鹿島台
朝(あした)に望む富士の嶺の
雪千秋の色清く
夕べにうたふ荒川の
水万歳の声高し
将来国家に望みある
一千有余の学生が
守る倹素と廉潔の
美風示して春ごとに
大和心の香も深く
匂うや庭の桜花
花あり実ある丈夫が
堅忍不抜の精神を
川ゆく水の末絶えず
高嶺の雪と磨きつつ
雲井に続く武蔵野の
広き宇内に雄飛せん
この作品は1929年1月1日より前に発行され、かつ著作者の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)100年以上経過しているため、全ての国や地域でパブリックドメインの状態にあります。