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さんじて、るなきにせり。 三七其後そののち登籍とうせきとき、ガリレヤじんイウダおこりて、おほくのたみいざなひて、おのれしたがはしめしが、かれほろび、かれしたがひしものみなさんじたり。 三八いまわれなんぢぐ、人人ひとびときて、彼等かれらゆるせ、けだしはかりごとあるひ所爲しわざひとらば、みづかやぶれん、

三九かみらば、なんぢこれやぶあたはず、かつおそらくはなんぢかみてきするものらん。 四〇彼等かれらこれしたがへり、すなはち使徒しとして、これち、イイススのもつふことをきんじて、彼等かれらゆるせり。 四一彼等かれら公會こうくわいまへよりで、しゅイイススのりて、はづかしめくるにふるものりしをよろこべり。 四二日日ひび殿でんり、またひといへりて、をしへべ、イイススハリストスの福音ふくいんつたへてめざりき。

第六章

當日そのひ門徒もんとますますくははりしに、「エルリニスト」がエウレイじんたいして怨言うらみごとせしことあり、彼等かれらやもめ日日ひゞ施濟ほどこしおいかろんぜられしゆゑなり。 十二じふに使徒しと大數たいすう門徒もんとまねきてへり、我等われらかみことばきて、食卓しょくたくことつとむるは、よろしからず。 ゆゑ兄弟けいていよ、なんじうちより、しょう聖神せいしん智慧ちゑとに滿てられたるもの七人しちにんえらべ、我等われらこれてゝ、ことつかさどらしめ、 我等われらもつぱ祈禱きたう傳教でんけうとをつとめん。 ことば衆民しゅうみんよろこ