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Page:Wagasyu Iisusu Harisutosu Sin yaku01.pdf/271
て
曰へり、
彼も
罪を
獲ず、
其親も
亦然り、
乃彼に
於て
神の
作為の
顕れん
為なり。
四 我尚昼なる
間、
我を
遣しし
者の
作為を
為すべし、
夜來る、
其時は
誰も
為す
能はず。
五 我世に
在る
時は、
世の
光なり。
六 之を
言ひて、
地に
唾し、
唾を
以て
泥を
成し、
其泥を
瞽の
目に
塗りて、
七 之に
謂へり、
往きて、シロアムの
池に
洗へ。(シロアム、
訳すれば、
遣されし
者なり。)
彼往きて
洗ひ、
見るを
得て
來れり。
八 其隣の
人及び
先に
彼が
瞽なるを
見し
者曰へり、
此れ
坐して
乞ひし
者に
非ずや。
九 或曰へり、
是は
彼なり、
或曰へり、
彼に
似たる
者なり、
彼は
曰へり、
是は
我なり。
一〇 彼等之に
謂へり、
爾の
目は
如何にして
啓けたるか。
一一 彼答へて
曰へり、イイススと
名づくる
人、
泥を
成して、
我が
目に
塗りて、
我に
謂へり、シロアムの
池に
往きて
洗へと、
我往きて
洗ひて
見るを
得たり。
一二 彼等曰へり、
其人安に
在るか。
曰く、
我知らず。
一三 此の
瞽たりし
者をファリセイ
等に
攜へ
至る。
一四 イイススが
泥を
成して、
其目を
啓きし
日は、
安息日なり。
一五 ファリセイ
等も
亦其如何に
見るを
得たるを
問ひたれば、
答へて
曰へり、
泥を
我の
目に
置き、
我洗ひて
見るを
得たり。
一六 ファリセイ
等の
中の
或者曰へり、
斯の
人は
神よりするに
非ず、
安息日を
守らざればなり。
他の
者曰へり、
罪あ