Page:Wagasyu Iisusu Harisutosu Sin yaku01.pdf/266

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ずして、かゞめて、ゆびもつけり。彼等かれらひてまざれば、イイススきて、彼等かれらへり、爾等なんぢらうちつみなきものは、いしもつこれげよ。またかゞめて、けり。彼等かれらこれきて、その良心りょうしんめられ、ちやうなるものよりはじめて、すゑなるものいたるまで、一々出いちいちいき、イイススひとりのこり、及びをんななかてり。一〇イイススきて、ひとく、たゞをんなのみるをて、これへり、をんなよ、なんぢうつたふるものいづくるか、だれなんぢつみせざりしか。一一かれこたへてへり、しゅよ、たれもなし。イイススこれへり、われなんぢつみせず、け、これよりつみおかなかれ。一二イイススまたしゅうかたりてへり、われひかりなり、われしたがものくらやみかず、すなはち生命いのちひかりん。一三ファリセイかれへり、なんぢみづかおのれことしょうす、なんぢしょうまことならず。一四イイスス彼等かれらこたへてへり、われみづかおのれことしょうすとも、しょうまことなり、けだしわれいづれよりきたり、いづれにくをる、爾等なんぢらいづれよりきたり、いづれにくをらず。一五爾等なんぢらにくしたがひてさはきす、われ何人なんびとをもさはきせず。一六われさはきせば、さはきまことなり、けだしわれひとりるにあらず、すなはちわれおよわれつかはししちゝるなり。一七爾等なんぢら律法りつはふにもしろせるあり、二人ににんしょうまことなりと。一八われおのれことしょうす、われつかはしゝちゝまたわれことしょうする