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Page:Wagasyu Iisusu Harisutosu Sin yaku01.pdf/260
命を
有たざらん。
五四我が
體を
食ひ、
我が
血を
飲む
者は、
永遠の
生命を
有つ、
我末の
日に
於て
彼を
復活せしめん。
五五蓋我が
體は
眞に
糧なり、
我が
血は
眞に
飲物なり。
五六我が
體を
食ひ、
我が
血を
飲む
者は、
我に
居り、
我も
彼に
居るなり。
五七生くる
父我を
遣し、
且父に
由りて
生くるが
如く、
我を
食ふ
者も
我に
由りて
生きん。
五八{{r|斯|こ}]れは
乃天より
降りし
餅なり。
爾等の
先祖が「マンナ」を
食ひて、
死せし
如きに
非ず、
此の
餅を
食ふ
者は
世々に
生きん。
五九此等の
事は、
彼カペルナウムに
教ふる
時、
會堂に
於て
言へり。
六〇其門徒の
中多くの
者之を
聞きて
曰へり、
難い
哉斯の
言、
誰か
之を
聴くを
得ん。
六一イイスス
己の
裏に
其門徒が
怨言するを
知りて、
彼等に
謂へり、
此れ
爾等を
惑はすか。
六二爾等若し
人の
子が
曩に
在りし
所に
升るを
見ば
如何。
六三神は
生かす
者なり、
肉は
益なし。
我が
爾等に
語りし
言は
神なり、
生命なり。
六四然れども
爾等の
中に
信ぜざる
者あり。
蓋イイススは
初より
信ぜざる
者の
誰たる、
及び
彼を
売らんとする
者の
誰たるを
知れり。
六五又曰へり、
故に
我曾て
爾等に
我が
父より
之に
與へらるるに
非ざれば、
人我に
來る
能はずと
言へり。
六六是より
其門徒多く
返りて、復彼と
偕に
行かざりき。
六七イイスス
十二徒に