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せるときかれぱんりて、しゅくふくし、きてかれあたへたり。

三一 そのとき二人ににんひらけて、かれれり、しかうしてかれたちまちえずなりき。

三二 かれたがひへり、ちゅうかれわれかたり、かつわれせいしょあかししときわれこころうちえしにあらずや。

三三 すなはちときちて、イエルサリムにかへり、じふいちもんおよこれともあつまれるものへり。

三四 みなふ、しゅじつふくくわつせり、しかうしてシモンにあらはれたり。

三五 二人ににんまたちゅうりしことおよ如何いかそのぱんときかれられしことべたり。

三六 これことかたれるとき、イイススみづかかれうちちてへり、なんぢへいあん

三七 かれおどろかつおそれて、ところしん゜なりとおもへり。

三八 イイススかれへり、なんおそまどふ、胡爲なんすれぞおもひなんぢこころおこれる。

三九 あしよ、これわれみづからなり、われさはりてよ、けだししん゜にはこつにくなし、そのわれるをるがごとし。

四〇 これひて、あしかれしめせり。

四一 かれよろこびりて、なほいましんぜず、かつあやしめるときかれへり、ここくらふべきものあるか。

四二 かれあぶりたるうをいっぺんみつぶさとをかれあたへたれば、

四三 りて、かれまへくらへり。

四四 またかれへり、われなほなんぢともりしときなんぢかたりて、モイセイの律法りつぱふしょげんしゃおよせいえいに、われしてしるされしことみなかなふべし