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ざりき。

これためまどへるときよ、かがやけるころもたる二人ににんかれまへてり。

かれおそれて、おもてふくせたれば、二人ににんこれへり、なんけるものしゃうちたづぬる。

かれここらず、すなはちふくくわつせり、かれなほガリレヤにりしとき如何いかなんぢげて、

ひと罪人ざいにんわたされ、じふていせられ、だいさんじつふくくわつすべきことひしをおもへ。

かれそのことばおもおこし、

はかよりかへりて、ことごとこれじふいちもんおよそのものげたり。

一〇 使これげたるものは、マグダリナマリヤ、イオアンナ、イアコフのははマリヤ、およそのかれともりしものなり。

一一 使かれことば空言むなしごとして、これしんぜざりき。

一二 しかれどもペトルちて、はかはしき、して、ただつつみぬのけるをそのりしことこころみてかへれり。

一三 そのうち二人ににん、イエルサリムをることおよそろくじふ小里スタディヤなるエムマウスとづくるむらきしが、

一四 たがひおよかれりしことかたれり。

一五 かたかつろんずるとき、イイススみづかちかづきて、かれともけり。

一六 しかれども二人ににんとどめられて、かれらざるをいたせり。

一七 かれへり、なんぢきてなにごとをかたがひろんじ、またなんうれふるいろある。

一八 その一人いちにん、クレヲパとづくるものかれこたへてへり、イエル