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ペトルにそそぎたれば、ペトルしゅかれに、にはとりかざるさきに、なんぢたびわれまんと、ひしことばおもおこして、

六二 そとでて、いたけり。

六三 イイススをれるものたはむれて、かれてり。

六四 そのおほひて、そのおもてち、ひてへり、げんせよ、なんぢちしものたれぞ。

六五 そのおほくのことひて、かれそしれり。

六六 平旦よあけおよびて、たみちゃうらうさいしょちゃうがくあつまりて、かれそのこうくわいきて

六七 へり、なんぢはハリストスなるか、われげよ。かれへり、われなんぢげば、なんぢしんぜざらん、

六八 なんぢはば、なんぢかなへざらん、またわれゆるさざらん。

六九 いまよりのちひとかみだいのうみぎせん。

七〇へり、しからばなんぢかみなるか。かれこたへてへり、なんぢふ、われこれなり。

七一 かれへり、なんまたしょうもとめん、けだしわれみづかそのくちよりけり。


第二十三章

しゅうみなちて、かれをピラトのまへき、

かれうったへてへり、われひとたみまどはし、ぜいをケサリにをさむるをきんじ、みづからハリストスわうとなふるをたり。

ピラトかれひてへり、なんぢはイウデヤじんわうなるか。かれこたへてへり、なんぢふ。

ピラトさいしょちゃうおよたみへり、われひといつつみあるをず。

しかれどもかれ