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つかはしてへり、きて、われしょくせんため逾越節筵パスハそなへよ。

かれへり、何處いづここれそなへんことをほっするか。

一〇 かれこれへり、よ、なんぢまちときみづれるかめたづさふるひとなんぢはん、これしたがひて、そのところいへりて、

一一 いへしゅげよ、なんぢふ、もんとも逾越節筵パスハしょくすべきしつ何處いづこるかと。

一二 かれなんぢかざりたるおほいなるたかどのしめさん、彼處かしこそなへよ。

一三 かれきて、そのひしごとことひて、逾越節筵パスハそなへたり。

一四 ときいたりて、イイススせきし、じふ使かれともにせり。

一五 かれへり、われくるしみくるさきに、逾越節筵パスハなんぢともしょくせんことをはなはだのぞめり。

一六 けだしわれなんぢぐ、われまたこれしょくせずして、そのかみくにるにいたらん。

一七 すなはちさかづきりて、かんしゃしてへり、これりて、たがひわかて。

一八 けだしわれなんぢぐ、われまただうよりまずして、かみくにのぞむにいたらん。

一九 またぱんり、かんしゃしてこれき、かれあたへてへり、ここわれたいなんぢためわたさるるものなり、なんぢこれおこなひて、われねんせよ。

二〇 おなじくばんふるまひのちしゃくりてへり、しゃくしんおよそなんぢためながさるるもっつるものなり。

二一 よ、われものわれともせきじゃうり。

二二 ひと