Page:Wagasyu Iisusu Harisutosu Sin yaku01.pdf/209

提供:Wikisource
このページはまだ校正されていません


うちよりかれものあらば、かれくわいかいせん。

三一 アウラアムへり、しモイセイおよげんしゃかずば、たとよりふくくわつするものありともしんぜざらん。


第十七章

イイススまたそのもんへり、誘惑いざなひきたらざるをず、ただこれきたものわざはひなるかな

ひとせう一人ひとりつみいざなはんよりは、むしろ磨石ひきうすそのくびけられて、うみとうぜられん。

おのれつつしめ、なんぢきゃうだいなんぢつみば、かれいましめよ、いば、かれゆるせ。

ある七次ななたびなんぢつみまたある七次ななたびみづかかへりみて、われゆとはば、かれゆるせ。

使しゅへり、われしんせ。

しゅへり、なんぢからしだねごとしんあらば、くはに、けてうみわれとふとも、なんぢかん。

たれなんぢうちたがへし、あるひけものぼくあらんに、そのよりかへりてのちこれただちきたりてせきせよとものあらんや、 あにかれはずや、ばんさんそなへ、われくひのみするあひだおびつかねてわれつかへ、のちなんぢくひのみせよと。

かれそのぼくめいぜられしことをおこなひしために、これしゃせんか、われこれおもはず。

一〇 くのごとなんぢも、およなんぢめいぜられしことおこなひしときにはへ、われえきぼくなり、おこなふべきことおこなひしのみと。

一一 かれイエルサリムにくに、サマリヤとガリレヤとのあひだ