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やくなんぢひとやくださん。

五九 われなんぢぐ、なんぢがうだにつぐなはずば、かしこよりづるをず。


十三章

そのときすうにんきたりて、ピラトがそのそのさいぶつまじへしガリレヤじんことをイイススにげたり。

かれこれこたへてへり、なんぢのガリレヤじんくるしみけしゆゑに、ことごとくのガリレヤじんよりおほつみありしとおもふか。

われなんぢぐ、しからず、すなはちなんぢくわいかいせずば、みなくのごとほろびん。

あるひかれのシロアムのたふたふれてころされしじふはちにんは、ことごとくのイエルサリムにものよりおほつみひたりとおもふか。

われなんぢぐ、しからず、すなはちなんぢくわいかいせずば、みなおなじくほろびん。

またたとへまうけてへり、あるひとそのだうゑんゑたる無花果樹いちじくありしに、きたりて、これもとむれども、ざりき。

つひゑんていへり、よ、われさんねんきたりて、無花果樹いちじくもとむれども、ず、これれ、なんいたづらふさぐ。

ゑんていかれこたへていはく、しゅよ、今年ことしこれゆるして、その周囲まはりりて、肥料こやしくをて、

あるひむすばん、いなずば、のちこれらん。

一〇 安息日スボタかれひとつくわいだうりてをしへべたり。

一一 ここじふはちねんやまひわづらふるをんなあり、かがみて、すこしもぶるあたはざりき。

一二 イイススこれて、びてこれへり、をんなよ、なんぢそのやまひよりかれたり。

一三 すなはち