Page:Wagasyu Iisusu Harisutosu Sin yaku01.pdf/172

提供:Wikisource
このページはまだ校正されていません


しゃわれうちおこれり、かみそのたみかへりみたり。一七かれけるこゑはイウデヤのぜんくにおよそのはうあがれり。一八イオアンのもんことごとこれことかれげたれば、一九イオアンそのもん二人ふたりし、イイススにつかはしてへり、きたるべきものなんぢなるか、そもそもわれものつべきか。二〇かれイイススにきたりてへり、じゅせんイオアンわれなんぢつかはしていはく、きたるべきものなんぢなるか、そもそもわれものつべきかと。二一ときかれおほくのものもろもろわづらひやまひおよあくよりいやし、またおほくの瞽者めしひることをたまものへり。二二イイススかれへり、きて、ところきしところをイオアンにげよ、すなはち瞽者めしひき、跛者あしなへあゆみ、癩者らいしゃきよまり、聾者みみしひき、しゃき、ひんじゃふくいんす。二三およわれためまどはざるものさいはひなり。二四イオアンの使しゃりしのち、イイスス イオアンのことげてたみへり、なんぢなにんとしてでしか、かぜうごかさるるあしか、二五そもそもなにんとしてでしか、やはらかころもたるひとか、よ、にしきおごれるものわうみやり。二六しからばなにんとしてでしか、げんしゃか、しかり、われなんぢぐ、かれげんしゃよりおほいなり。二七かれすなはちしるして、よ、われ使つかひなんぢめんぜんつかはなんぢさきだちて、なんぢみち