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Page:Wagasyu Iisusu Harisutosu Sin yaku01.pdf/157

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て、我(われ)等(ら)の父(ちち)はアウラアムなりと云(い)ふ勿(なか)れ、蓋(けだし)我(われ)爾(なんぢ)等(ら)に語(つ)ぐ、神(かみ)は此(こ)の石(いし)よりアウラアムの爲(ため)に子(こ)を興(おこ)すを能(よく)す。九既(すで)に斧(おの)も樹(き)の根(ね)に置(お)かる、凡(およ)そ善(よ)き果(み)を結(むす)ばざる樹(き)は、斫(き)られて火(ひ)に投(な)げられん。一〇民(たみ)彼(かれ)に問(と)ひて曰(い)へり、然(しか)らば我(われ)等(ら)何(なに)を爲(な)すべきか。一一彼(かれ)答(こた)へて曰(い)へり、二(ふたつ)の衣(ころも)を有(も)てる者(もの)は有(も)たざる者(もの)に與(あた)へよ、食(しょく)を有(も)てる者(もの)も然(しか)せよ。一二税(ぜい)吏(り)も亦(また)洗(せん)を受(う)くる爲(ため)に來(きた)りて、彼(かれ)に謂(い)へり、師(し)よ、我(われ)等(ら)何(なに)を爲(な)すべきか。一三彼(かれ)答(こた)へて曰(い)へり、爾(なんぢ)等(ら)に定(さだ)められたる者(もの)より多(おほ)く取(と)る勿(なか)れ。一四軍(ぐん)士(し)も亦(また)彼(かれ)に問(と)ひて曰(い)へり、我(われ)等(ら)何(なに)を爲(な)すべきか。彼(かれ)等(ら)に謂(い)へり、人(ひと)を劫(おびやか)す勿(なか)れ、誣(し)ふる勿(なか)れ、爾(なんぢ)等(ら)の俸給(たま)を以(もっ)て足(た)れりとせよ。一五民(たみ)が望(のぞみ)を懐(いだ)きて、皆(みな)其(その)心(こころ)に、イオアンを是(こ)れハリストスに非(あら)ずやと度(はか)りし時(とき)、一六イオアン衆(しゅう)に答(こた)へて曰(い)へり、我(われ)水(みづ)を以(もっ)て爾(なんぢ)等(ら)に洗(せん)を授(さづ)く、然(しか)れども更(さら)に我(われ)より強(つよ)き者(もの)は來(きた)る、我(われ)其(その)履(くつ)の帯(おび)を解(と)くにも堪(た)へず、彼(かれ)は聖(せい)神(しん)゜及(およ)び火(ひ)を以(もっ)て爾(なんぢ)等(ら)に洗(せん)を授(さづ)けん。一七其(その)箕(み)は其(その)手(て)に在(あ)り、彼(かれ)は其(その)禾(うち)場(ば)を浄(きよ)めて、麦(むぎ)を其(その)倉(くら)に斂(おさ)め、糠(から)を滅(き)えざる火(ひ)に燬(や)かん。一八其(その)他(た)多(おほ)くの事(こと)を敎(をし)へて民(たみ)に福(ふく)音(いん)せり。一九分封(ぶんぱう)の君(きみ)イロド、其(その)兄(きゃう)弟(だい)の妻(つま)イロデアダの爲(ため)、及(およ)び凡(およ)そイロドの行(おこな)ひし惡(あく)の爲(ため)に、彼(かれ)に責(せ)められて、二〇凡(およそ)の事(こと)に又(また)之(これ)