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三
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負數及四則算法の再審
一般に , を以て正又は負の數となすとき, が正數又は負數なるに隨て は より大或は小なり.げにも(二)の七によりて と との大小は 卽ち と 卽ち との大小に隨伴すべきなり.
, を正數となさば , は負數にして其大小は , の大小に反せり.げにも
右邊の式を第二章(五)の定理を用ゐて變形し
を得.是故に
と共に 卽ち
が如何なる數なりとも, を以て,
なる條件に適合せる數を表し,, を反對の數と名づく,例へば を とせば,之に反對せる數卽ち は なり.