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(十)
循環小數と分數

てたりとせば,此時逐次現出すべき剩餘は にして商は なるべきこと明白なり.又若し より發足せば,剩餘及商はそれぞれ 及び にして,一般に の中の一つを とせば より發足するとき逐次現出すべき剩餘は にして,同一の 數が同一の順序に,唯,其の起點を異にして,循環するを看るべし.

例へば となすときは にして を分母とせる分數の展開に於ける剩餘及係數の週期は次の如し.

若し なるときは

[1]