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Page:Shinshiki Sanjutsu Kogi 00.djvu/231

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215
(八)
循環小數の起源

αn+1=an+1b⋅tn

さて b は a1 及 t と相素なるが故に,(1) の第一の等式によりて a2 は b と相素なるを知るべし.何とならば b と a2 との公約數は a1t の約數卽ち a1t と b との公約數ならざるを得ざるが故に b と a2 との公約數は 1 を外にしてあり得べからざればなり.a2 と b と相素なるが故に同一の理由によりて a3 と b とも亦相素ならざるを得ず.次第に斯の如くして a1,a2,a3,… 等逐次現れ來る剩餘は盡く b と相素なるを知るべし.

a1,a2,a3… は皆 b より小なる正の整數にして,b より小なる正の整數に限りあるが故に a1,a2,a3… 等を何處までも求め行かば,其中に同一の數の反復して出て來ること已むを得ざる所なり.今

ah=ah+c

なりとせば

(2)
α1=c1t+c2t2+⋯+ch−1th−1+ahbth−1