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〇 和歌
- 大慈公、飛鳥井大納言雅威に詠歌を請ひ、當社に奉納し給ふ、
初聞鶯
咲出し、この神垣の、梅かえに、けさ鶯の、はつねをぞ聞、
社頭朝
あきらけき、神の御前に、はふり子か、朝日まちえて、ぬさ手向なり、
〇稻荷の市、 毎年十一月、當社祭日より蓮旬の間、近地通衛數町に亘り、浮鋪を出す、是を稻荷の市といふ、都鄙の男女、日に集り、求るに有らざるものなし、他國に於て、此市と、豊後國府内の濱之市と、肥後國天草の本戸之市とを以て、九州三の
〇 和歌
初聞鶯
咲出し、この神垣の、梅かえに、けさ鶯の、はつねをぞ聞、
社頭朝
あきらけき、神の御前に、はふり子か、朝日まちえて、ぬさ手向なり、
〇稻荷の市、 毎年十一月、當社祭日より蓮旬の間、近地通衛數町に亘り、浮鋪を出す、是を稻荷の市といふ、都鄙の男女、日に集り、求るに有らざるものなし、他國に於て、此市と、豊後國府内の濱之市と、肥後國天草の本戸之市とを以て、九州三の