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Page:NDL823139 承陽大師聖教全集 第1巻 part1.pdf/63

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に茅をむすんて、端坐修練するに。佛向上の事たちまちにあらはれて、一生參學の大事すみやかに究竟するものなり。これすなはち龍牙の誡勅なり、鷄足の遺風なり。その坐禪の儀則は、すきぬる嘉祿のころ撰集せし普勸坐禪儀に依行すへし。それ佛法を國中に弘通すること、王勅をまつへしといへとも、ふたたひ靈山の遺囑をおもへは、いま百萬億剎に現出せる王公相將、みなともにかたしけなく佛勅をうけて、夙生に佛法を護持する素懷をわすれす、生來せるものなり。その化をしくさかひ。いつれのところか。佛國土にあらさらむ。このゆゑに佛祖の道を流通せん、かならすしもところをえらひ緣をまつへきにあらす。たたけふをはしめとおもはむや。しかあれはすなはちこれをあつめて、佛法をねかはむ哲匠、あはせて道をとふらひ雲遊萍寄せん、參學の眞流にのこす。ときに
 寬喜辛卯中秋日
          入宋傳法沙門道元記

正法眼蔵辨道話