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的人間となすことを宣言した。そしてその模範的人間の醜行に對して、その眞󠄃相と正反對なる、隱微な、崇高な、社󠄃會主義的意義を附與した。要するに彼らの結論は、直接に、共產主義の『殘虐な破壞性』に反對し、一切の階級鬪爭に超越して不偏不黨の態度を宣明するにあつた。今ドイツに行はれてゐる、いはゆる社󠄃會主義文󠄃書および共產主義文󠄃書は、ごく少數の例外はあるが、みなこの醜穢な骨拔きの著󠄄作部類󠄃に屬してゐる。

〔原書註〕一八四八年の革命騷ぎは、すべてこの見苦しい傾向を掃󠄃ひ去り、その唱道󠄃者から、引續き社󠄃會主義者として立つほどの興味を奪ひ去つた。この傾向の主なる代表者であり、またその根源のタイプたる人は、カルル・グリュン氏である。

二 保守的社󠄃會主義またはブルジョア社󠄃會主義

 ブルジョアジーの一部分󠄃は、ブルジョア社󠄃會の永續を計るために、社󠄃會の病