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りてそしひとは、(1)ゐさうくわの、おのれほろぼすためにみのるがごとし。

165 みづかあくせばみづかけがれ、みづかあくさざればみづかきよし、じやうふじやうともおのれにあり、みづかきよくすることあたはず。

166 たにんつとめだいなりとも、ためおのれつとめわするることなかれ、おのれつとめべんしてのちおのれつとめせんしんなるべし。

(1) 葦は花を著け實を結べば自ら死するなり。


せけんほんだい十三

167 いやしほふほうぜざれ、はういつともまざれ、じやけんしたがはざれ、せじぞうちやうせしめざれ。

168 て、はういつなるなかれ、ぜんぎやうほふしゆせよ、ずゐほふぎやうひとたのしす、こんせにもらいせにも。

169 ぜんぎやうほふしゆして、あくぎやう〔のほふ〕をしゆせざれ、ずゐほふぎやうひとたのしす、こんせにもらいせにも。

170 はうまつごとくによ、かげろうごとくによ、かくごとせかいるものは、しわうこれることあたはず。

171 かざりありて、わうしやたるせかいきたよ、ぐしやこれまよへども、ちしやこれぢやくすることなし。

172 さきおこたりて、のちおこたらざるもの、かれせかいてらすこと、くもはなれたるつきごとし。

173 ひとしたるあくごふのちぜんめにおほはるれば、ひとてらすこと、くもはなれたるつきごとし。

174 せかいは、あんこくにして、くわんさつ〔のりき〕あるものは、すくなし、あみはなれたるとりごとくに、てんのぼるものはすくなし。

175 こうがんみちき、じんりきあるものはそらく、けんしやは、まわうけんぞくとをあはやぶりて、りだつするなり。