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Page:Basho Haiku Zenshu.djvu/166

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小春

    月の鏡小春に見るや目正月

寒の入

    月雪の愚に鍼立てん寒の入

寒の內

    乾鮭も空也の瘦も寒の中

    綿弓や窓にさし入る日の寒き

    木曾殿と背中合せの寒さ哉

     仙化が父の追善

    袖の色汚れて寒し濃鼠

     池下の茶店にて