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Page:Basho Haiku Zenshu.djvu/157

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     木曾塚の舊草にありて敲戶の人々に對す

    草の戶を知れや穗蓼に唐辛

    かゝさぬぞ宿は菜汁に唐辛

    靑くても有るべきものを唐辛

瓜紅

    爪紅の末摘花のゆかり哉

芭蕉

    此寺は庭一ぱいの芭蕉哉

     畫讃

    鶴啼くや其聲に芭蕉破れぬべし

草の花

    草色々おの花の手柄哉