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Page:時計用法解説:一名・時計所有者心得.pdf/12

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の次に槓杆あんこるを用ゐるもの「シリンドリカル」又は「ホリゾンタル、エスケープメント」俗に「シリンドル」機といふ「キーレッス、ウヲッチ」是は鍵[注釈 1]なくして用ゆるもの卽ち龍頭卷と稱す以上を總稱して時辰鏢じしんひようといふ
時辰鏢は四本の針を備ふるものありといへども通常三本の針を用ふ三本の針のうち短針は時を示し長針は分時を示し小針は秒時を指し一昼夜を二十四時に分て一時を六十分一分を六十秒とす今一時間の秒数は三千六百度なるが故に一昼夜にて八万六千四百の進動しんどうなり
[第八圖省略]
右の圖は時辰鏢の裏面うらなり[い]は「ゼンマイ」をまくべき孔にして每日同時刻にまくを宜しとす[ろ]は表面の時指針を合さしむへき孔なり
左の圖は時辰鏢の内部の機器を示すものにして卽ち「レウェル、エスケープメント」又「アンコル」の機器なり[は]は天秤機を壓ゆるものにして一の小針ありて其両側にSFエスエフの二字を記し或はARエーアールの文字を記し時の遲速を合せしむるに用ふSRエスアールの方に小針をすれば遲くなりFAエフエーは速くするなり故に四五分の差違は小針を左右にして合するなり因て是をなづけ遲速適合針ちそくてきがうしんと云
[第九圖省略]

擺子はいし自鳴鐘 PENDULUMペンドユルム CLOCKSクロツクス

擺子はいし自鳴鐘は日耳曼ぜるまんのデワーク氏の創製なれども未だ天秤機と両錘の作用を爲
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