コンテンツにスキップ

Page:時計用法解説:一名・時計所有者心得.pdf/11

提供: Wikisource
このページは校正済みです

是の如き一つの盤上に二十四字をしるし時指針を中點に建て正南西北の方位をまつすぐにし以て時指針の影くわく[注釈 1]したる時表に映れは則ち何時たるを知るなり
其後亦水の點滴を視て時を計ることを發明するものあり其時世を辨知する能はずと雖も今其圖を上に示すへし
[第七圖省略]
其器械の構成たるや漏斗管じようごくだより水を注入れ其水の壓力に由て列車の運轉を作し水を增加す水の增加るに從ひ壓力を增す故に時指針は壓力の度に由て時刻旋轉す卽ち圖の如く[を]なる筒より[い]なる漏斗じようご型の函に[ろ]の如く水を容るれは下底の細管を貫通とふりて[は]の如く一滴づゝ雫ち[に]の大函に注入る水の積量に隨ひ[ほ]なる長き棹を浮べ其棹の上方に細齒あり是にて[へ]なる時表板の時指針を運轉めぐらす[と]は二十四時を記したるもの[ち]は総機そうだうぐ木框わくにして[り]は[ろ]なる水の積量つもれば時刻に差違を生ずるが故に此小棹を浮べて以て餘れる水を[ぬ]に洩引すなり[る]は二十四時のうち適當てきたうの時と合さんとするに下方より水をもらして時示針と適合あはせしむ
中古ちうこ傳はる時計は方臺やぐら時計柱架はしらがけ時計尺度時計の類にして皆人の知る所なり而て此等の時計は晝夜を十二分して一時と云ふは今の百二十分間なり
舶來の時計は「タイムピース」時を指すもの卽ち掛時計置時計の類にして鐘を打ざるもの「クロック」時を示し鐘を打つもの「レピートル」何時に限らず反復して時を打たしむべきもの卽ち星學上に用ひるもの「クオルトル、クロック」四分一時時計卽ち時の數幷かずならびに其四分一時十五分每に鐘を打つもの以上を總て自鳴鐘じめいしようといふ
懷中に收むべきものは「レウェル、ヱスケープメント」「アンコル」機ともいふ天秤機
引用エラー: 「注釈」という名前のグループの <ref> タグがありますが、対応する <references group="注釈"/> タグが見つかりません