Page:国体論及び純正社会主義 帝国図書館 北輝次郎寄贈本.pdf/32

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の生物進化論者は人類の生物界に於ける地位を獸類の階級に置く――滅亡すべき經過的生物『類神人』――生物進化論者は進化の跡を見て更に進化し行く後を見ず――獸類敎の迷信――優者適者强者の內容は生物種屬の階級に從ひて異なる――人類の優者と獸類の其れとを同一現す――生物進化論者は生存競爭の單位を定むるに個人主義を以てす――顯微鏡以前の個體の觀念――ヘツケルの個體の定義――個體の階級と社會有機體說――ヘツケルの生物學者大會の演說の奇怪――個人と社會とは同一異名の者なり――個人的利巳心と社會的利巳心――社會的利巳心による社會單位の生存競爭――人類に於て特に社會性の重せらるゝ理由――クロボトキンの相互扶助による生存競爭――生物進化論は古來の漠然たる道徳的意識に科學的根據を與へたり――偏曲的個人主義を顚覆せる生物學――高等生物の生存競爭は社會單位の相互扶助なり生物進