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蜂の書/第45章

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蜂の書

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第45章

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<< 主の復活について >> [1]


主の受難と復活の物語は福音書に記されているので、ここで繰り返す必要はありません。主は死から復活した後、10回現れました。最初はマグダラのマリアに現れました。これは福音書記者ヨハネが記録している通りです[2]。第二に、墓にいる女性たちに対して、マタイは次のように述べている[3]。第三に、クレオパとその仲間について、ルカはこう述べています[4]。クレオパがエマオへ向かう途中、同行していたのは福音記者ルカでした。第四に、ルカが言うように、シモン・ペテロに[5]。第五に、週の初めの日の夕方、ルカとヨハネが言うように、イエスが閉じられた戸口から中に入られたとき、トマス以外のすべての弟子たちに[6]、第六に、八日後、ヨハネが言うように弟子たちとトマスに[7]

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第七に、山上で、 マタイはでこう言っています[8]。第八に、ヨハネは言う、ティベリア湖の上で[9]。シモン・ペテロがイエスを認めなかったのは、イエスを否定し、イエスを見るのを恥じていたからです。しかしヨハネは、イエスとの親しい関係のゆえに、イエスを見た瞬間にイエスだと分かった。第九に、マルコとルカが言うように、イエスがオリーブ山から天に上げられたとき[10]、十番目に、パウロが言うように、死から蘇った五百人に同時に[11]。昇天後、ダマスコへ向かう途中のパウロに現れ、彼の目を盲目にした[12]。殉教者であり執事であったステファノが石打ちにされたときにも[13]

脚注

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  1. この章はオックスフォード写本には掲載されていません。
  2. ヨハネ 20章11節、18節。
  3. マタイ28章9、10節
  4. ルカ24:18。
  5. ルカ 24章34節
  6. ルカ24: 36-49;ヨハネ20: 19-23。
  7. ヨハネ 20章24-29節
  8. マタイ28章16-20節
  9. ヨハネ 21:1-24。
  10. マルコ16:19 ; ルカ24:50,53。
  11. 『その後、イエスは五百人以上の兄弟たちに同時に現れた。そのうちの大部分は今も生き残っているが、ある者は眠っている。』1 コリント 15:6。
  12. 使徒行伝 9: 3-9;コリント人への第一の手紙 15:8。
  13. 使徒行伝 6章55-60節
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翻訳文:

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